恋愛にコンプレックスがあります
私は、恋愛に対してコンプレックスがあります。
人と付き合っても、あまり長く続きません。
それに、恋愛的に「人を好きになる」という感覚が、あまりよく分かりません。恋愛感情がひとつもない訳では無いけど、付き合うときも、「この人が好きだから」というより、「この人のことをもっと知りたい」とか、「この人と付き合ったらどうなるんだろう」とか、「この人と一緒にいたら、自分はどう変わるんだろう」という、好奇心みたいな気持ちで付き合ってしまうことが多いです。それが、誠実じゃないんじゃないかと感じていて、それが一番苦しいです。
ドキドキするのも、実はあまり好きではありません。相手のことばかり考えて、やるべきことが手につかなくなる自分も好きじゃないし、ドキドキすると、「これは脳のバグかもしれない」と思ってしまいます。ドキドキは一時的なものだと思うので、その感情をあまり信用していません。相手から好意を向けられても、「これも一時的な感情なんだろうな」と、どこか冷めた目で見てしまいます。
そう思う反面、周りの人が、心の動くままに恋をしている姿を見ると、羨ましいなとも思います。
私は、恋愛している自分をあまり好きになれません。
ちゃんと人を好きになれない自分、そんな状態でも好奇心で恋愛をしたいと思ってしまう自分、その好奇心で相手を傷つけてしまう自分、そんな自分を好きになれません。本当は、常に誠実でありたいです。恋愛になると自分は誠実じゃない気がして、それが嫌です。
恋愛において、どんな心の持ち方をしたらいいのか、教えていただきたいです。ドキドキしなくてもいいから、誠実で安心できて、何より自分のことを好きでいれる恋愛がしたいです。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
付き合うタイミングが早いかも。互いを尊重する境界線を大切に。
恋愛の仕方ってみんな違うだろうし、誰に教えられるわけでもなく、経験で感じたものがそのまま恋愛観になっていくのだと思います。
あなたの質問を読ませてもらいながら感じたことは、付き合うタイミングが早いなと思いました。別に、いけないことではありませんが…
私の場合だと、好意に確信が持てないと付き合うことに踏み切れません。「もっと知りたい〜どうなるのだろう〜」から、「私も好き。恋人になりたい」と強い気持ちを抱いてから、お付き合いをしてきました。知った上でのお付き合いです。それまでは、友達以上といった感じでしょうかね。ある程度、自分の気持ちが定まってからのスタートですから、恋愛だけに心が振り回されることもなく、相手が好きだけれど、自分も大切という互いを尊重する境界線を引いていたと思います。そうすることで、お付き合いも安定していきます。
あなたの場合、好きになる感覚がわからないまま恋人関係がスタートしてしまうので、恋愛に距離や壁が出来てしまったり、長く続かないのではないかしら。すぐに返事や答えを出さずに、関係を温めてからでもいいのではと思いましたよ。
誠実で安心できて何より自分のことを好きになる恋愛をするなら、もっと慎重に進めてもいいんじゃないかしら。相手の好意に、一時的と冷めて見てしまう態度は、相手に対しては失礼にもなるものね。
「これが本当の恋愛なのかな?」という日が必ずが訪れるでしょう
ご相談、拝読いたしました。ご自身の心の動きをそこまで深く、冷静に見つめておられること、まずはその姿勢そのものが、何より「誠実」であると感じます。
「好奇心で付き合うのは不誠実ではないか」とご自分を責めておられますが、仏教においても、まず「知る」ことは慈悲の始まりです。「この人をもっと知りたい」「この人といる自分はどう変わるのか」という問いは、相手という存在への深い敬意と関心があってこそ生まれるものです。それは決して不純なことではありません。
また、ドキドキする感情を「一時的」と見抜かれているのは、非常に鋭い感性です。すべてのものは移ろう「無常」であり、高揚感もいつかは静まります。その先にある「安心」や「自分が好きでいられる感覚」を大切にしたいという願いは、むしろ人間関係の成熟した姿、本質的な「安らぎ」を求めている証と言えるでしょう。
恋愛の形は人それぞれです。世間の「こうあるべき」という物差しに合わせ、無理に形に拘る必要はありません。まだ20代、これから季節が巡るように心も変化していきます。「これが私の本当の恋愛なのかな」と腑に落ちる日が、必ず訪れることでしょう。
どうか、ご自分を冷たい人間だと思わないでください。誠実でありたいと願うその心が、いつかあなたらしい温かな関係を結ぶ灯明となるはずです。
拝
縁起寺 釋聴法
あなたの悩みは「恋愛できない」のではなく、「恋愛を神格化しない自分」と「誠実でありたい自分」がぶつかって苦しい、という形に見えます。
まず言い切ります。ドキドキが薄い=不誠実、ではありません。むしろ、ドキドキを盲信せず、相手を一人の人として見ようとしている。これは誠実さの土台です。
「好きだから付き合う」しか正解がないように見えるけれど、現実の恋愛はもっと多様です。好奇心は軽さではなく、関心です。「もっと知りたい」「一緒にいると自分はどうなるか確かめたい」は、人を大切に扱う動機にもなります。問題は動機の種類ではなく、扱い方です。相手を“検証材料”にしないこと、そして自分の状態を隠さないこと。ここが誠実さの核だと思います。
ドキドキを信用できないのも自然です。感情は波で、上がっては下がる。仏教で言えば、心は縁によって起こっては変わります。だからこそ「一時的かもしれない」と見抜けるあなたは、危うさを避けられる人でもあります。羨ましさが湧くときは、「恋」そのものより、迷いなく飛び込める軽さを羨んでいるのかもしれませんね。
あなたが安心できる恋愛は、熱量よりも信頼で育つタイプでしょう。ドキドキの代わりに、「会った後に呼吸が深くなる」「自分の生活が崩れない」「嫌な違和感を言葉にできる」「相手の自由を尊重できる」などの指標を大事にしてよいと思います。恋は脳の花火で始まる人もいますが、あなたは灯りを整える人です。どちらが上でも下でもありません。
実務的には二つだけ。①付き合う前か早い段階で、「激しいドキドキより、穏やかに信頼を積む関係が好き。好奇心から始まることもある」と伝える。相手がそれを受け止められるかが相性です。②“試す”行動をしそうになったら、試す代わりに質問する。疑いを行動でぶつけず、言葉で共有する。
最後に、誠実さは「いつも確信している状態」ではなく、「揺れを自覚し、相手を傷つけない形に整え直す力」です。あなたは既に、自分の中の危うさを見つけて止まろうとしている。その時点で、十分に誠実です。
安心できる恋愛は、派手な感情ではなく、丁寧な選択の積み重ねで作れます。焦らず、あなたの速度で大丈夫です。そして「恋愛している自分が嫌い」と感じたら、嫌う前に『怖いだけかも』と一度言い換えてみてください。自分を責めないほど、相手も大切にできます。



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