生きづらさを感じ、息をするのも辛いです。
先日は大変お世話になりました。
就職2年目、生きづらさを感じ、1日1日を生きるのが本当に辛いです。
職場では、会社の社内変革があり、昨年まで担当していた事業から外されてしまいました。来年は馴れて楽になる、もっと上手にできると思った矢先、全く違う仕事になりました。しかし、分からないことがあっても2年目ということで、「自分で少しは考えて」と言われてしまいます。
恋人は最近までいました。年令もあり、結婚を前提にお付き合いしていましたが、子供を強要され、「あまり考えられない」と伝えて以降上手くいかなくなり、「子供がいないなら、君とは未来を考えられない」と言われてしまいました。
家族は、兄が結婚して家を出ていき、父が転職しました。父の転職が不安なのか、母は疲れているようです。それでも父は相変わらず「俺が正しい、俺が偉い」という態度で、新しい職場でも上手くやっているのか私も不安です。今は二人は上手く付き合っているようですが、いつまた大喧嘩になるのかと思うと不安で仕方ありません。
今の生きる意味は、両親がお金に困らないよう早く借りを返すことだと思っています。それ以外に見つかりません。
でも、できることなら、職場でも、人間関係でも、家でも上手く振る舞えない不器用な自分等早く消してしまいたいと思っています。
ここまで追い込まれて、自分でも何から解決したら良いのか分かりません。そもそも生きるべきかどうかすら分かりません。
めちゃくちゃな文章で申し訳ありません。
お読み頂きありがとうございます。
もしも可能であれば、お考えをご教示頂けると大変嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
苦しみは、理想を持ってる人に生まれるものですよ
お悩み拝見いたしました。大阪の西称寺松永と申します。
つらいですね…。職場に恋愛に家庭に、毎日の生活の全ての場所で悩みを抱えておられて、発散する場所がない。息が詰まりますよね。
みなみさんは二年前にもお悩みをお話しくださっています。ずーーっと頑張って来られたんですね。すごい。視点を変えながら生きづらさと向き合って来られたんですね。お悩みにお答えする前に、純粋に、本当にすごいと思いました。頑張ってこられましたね。
求められている答えになるかはわかりませんが、私の思いを少しだけお話しさせていただきます。
苦しみって、どうして生まれると思いますか?
求不得苦という苦しみがあります。求めるものが得られない苦しみという意味です。ほとんどの苦しみはこれに当てはまるのではないかと思います。
つまり、求めるものがあるから苦しいんです。
求めたいものがある、こうありたいという理想を知っているからですよ。
でもね、それって本当に苦しみですか?
求めたいものがある、理想がある、素晴らしいことだと思いませんか?
仕事で、もっとこうしたいという思いがある。お父さんが心配なのも、お父さんを大切に思っているからですよ。どうでもいい人がどこで何やってようがどうでもいいですよ。「俺が正しい」という考えが好きじゃないのは、自分が正しいとは限らないことを知っているから。それって、すごいことだと思います。
あなたは、大切なたくさんのものをしっかりと持っていますよ。私はそう思います。
人は、支えなしでは「いのち」を保つことができません。支えは、人であったり、約束であったり、未来や過去の自分、趣味や物、人によってそれぞれです。
ちなみに、私の支えは、亡き友人に対して立てた誓い、家族、今まで送ってきた人生・支えられてきた人生を無駄にしたくない思い、などです。
あなたは、今まで、生きる気力を失いかけつつも、これまで頑張ってきました。よく考えてみてください。つらいとき、何が支えになっていたか。それが、あなたの生きる意味に繋がっていくはずです。
最後はついでみたいになりますが、その恋人は…私個人の見解としては別れてよかったのではないかと感じます。「あなた」を大切にしてくれる人が現れたら良いな、と思います。