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分骨したものの…

回答数回答 2
有り難し有り難し 9

昨年11月に8年連れ添った夫が病死しました。
葬儀は住まいと勤務先の有る自宅近くで行いました。(北日本)
当然、埋葬(納骨)もこちらのお寺にするものと考えていたのですが、葬儀の打ち合わせ時に、夫の実家の菩提寺(関東)に埋葬すると義両親より伝えられました。
何とかこちらの気持ちを組んで頂くよう話し合い分骨して貰ったのですが、張りきって(語弊はあるのですが)遺骨を持っていった割には、祭壇に御供膳やお団子などお供えするわけではなく、終いには、前日の残りご飯で良いかね〜などと言う状態。

息子を連れて帰りたい気持ちはよくよく分かるのですが、日々の供養に対して温度差がある様で私としては腑に落ちない気持ちでモヤモヤしています。
(陰膳として仏壇にご先祖様の位牌があり、長く供養をしています。)

地域差が有るのは重々承知しておりますが、私としては嫁に取られた息子を取り返したとしか見えなくて…残念です。

かと言って、私と息子で遺骨を抱えてしまっても、これから先の人生で何があるか分からないとも考え、義両親が健在のうちは供養をお願いしようと決めたのですが。

分骨したので、私と息子の思うように供養はしており、この先もしていくつもりです。

が、このモヤモヤした気持ちのまま、義両親と今後も付き合いを続けていく事にとても抵抗感を持ってしまいました。
しかし、義両親にしてみたら息子(孫)が一族の跡取りで(初孫で男の子、他に孫はいない)、かなりの期待が今から鼻息荒く見えています。

四十九日を前にして「母親が子供が居るのに女に成ってはいけない」と釘を刺される始末。
息子のことを思うと、父親の存在は避けて通れない事。亡くなった夫を忘れさせる必要は有りませんが、成長していく上で何かの形で父親としての存在が必要になるはずではないかと考えます。

私が踏ん張って母親と父親の二役をやれば良いのでしょうが、私も人間。心が折れることもあることでしょう。

この先、自分はどうあるべきなのか… 考えれば考えるほど思考が停止して、頭の中が白紙となってしまいます。
今後の義両親との付き合い、息子にとっての父親、自分の人生、、、
どれも重くて、簡単に答えを出してはいけないと思い、余計に自分が苦しくなってしまいます。

何か良いアドバイスを頂けると、この先の道標になるかと思います。宜しくお願い致します。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

柔軟な姿勢を手に入れる。 グレーゾーンを生きる。

クマ嫁さん

今は、考えても思考が停止し、
頭が真っ白にならざる得ない状況に
いるのではないかと思います。

答えを出そうとすれば出そうとするほど
苦しくなってしまうのではないのでしょうか。

取りあえず、
考えて答えを出そうとするのはやめてみませんか。

今は日常生活を送る。

義両親との付き合いをどうするのか

義両親の言われた通りにする
もしくは義両親との関係は断つ

どちらも出来ないのではないでしょうか
出来ないことを決めようとするから
苦しくなるのだと思います。

このことは譲れる、このことは譲れない
このことは頼る、これは頼らない

私たちの眼は全てを見通すことは出来ません。
その時良かれと思った判断が
間違うことだって沢山あります。

息子さんに父親が必要か不要か

そういう人物が現れるのか、現れないのか
この人なら、という人に出会えた時考えましょう
その決断も息子さんにとっても
あなたにとっても良かったのか悪かったのか
それも分からないのです。
全ては縁に任せるしかありません。

白黒ハッキリ正解を
出そうとすれば苦しくなる
柔軟な姿勢を手に入れる
ちょっとの間グレーゾーンを生きてみませんか。

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有り難し
おきもち

全ては仏様の教えを聞くご縁です。

大切なご主人様がお亡くなりになり、お悔やみ申し上げます。

わたくしのお寺のご門徒にも同じような境遇でらっしゃった方がおられます。
結論から申しますと、その方はご主人の実家とは縁を切り苗字も旧姓に戻されました。
お子様もおられますが、一緒に実家のある故郷へ帰られております。
お墓は当寺院にございます。
遠方ということもあり、お墓参りには来られません。
その代わりに、毎年ご命日に合わせお寺へお花を送ってこられます。
私はそのお花をお墓へお供えしています。

亡き人との付き合い方はそれぞれです。
しかし、どれも全て仏様の教えを私が聞く為のご縁だと受け止めてまいりましょう。
亡きご主人とのご縁を大切になさってください。

生きている人との付き合いは煩わしいことばかりです。
離れることも大切なのかもしれません。

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有り難し
おきもち

始めまして、釈心誓と申します。 浄土真宗本願寺派の僧侶です。 若輩浅学...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
グレーゾーン…夫が亡くなってから、私の中になかった言葉です。
死亡を宣告されてから、全てが白か黒の判断を即座に要求される日々でした。
独断で全ての判断をするのは本当に苦しい事でした。
グレーゾーンで生きても良いのですね。
それが分かり、思わず涙が出て来ました。
少しは自分を労わり、流れに身をまかせる事にした方が良いのでしょうね。

有難いお言葉、ありがとうございました。

釈心誓 様
ご回答ありがとうございます。
「離れる」と言う選択は子供が居なかったら、きっとそうしていました。
今はまだ、離れると言う選択は自分の中に迷いが有るので出来ないと思います。
しかし、この先はその道を選ぶ日が来るかもしれません。

遠距離と言う現状を利用して、ほとぼりが冷めるまで今は距離を置こうと思います。
私の気持ちが落ち着き、夫が亡くなった現状を上手に消化できる様になったら、これまでのことを踏まえて今一度考えてみます。

ありがとうございました。

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