自分の性格を変えたい。
私は今、すごく自分の性格が嫌で変えたいと思っています。
私の性格は、人前で話せなくて、静かで、本当に心を開いた人としか話しかけることができない、そんな性格です。
あの人と仲良くなりたいって思っても、話しかけてくれるまで話せれないし、自分から話そうと思っても、何を話していいかわからないし、話を続けることが苦手です。
人にどんどん話しかけている人をみて、すごくかっこいいと思います。
社会人になった今、余計にこのままでは駄目だと思ってきました。
自分が努力するのは当たり前だけど、何か良いアドバイスがあったら教えて下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
変わるというよりは、少しずつ馴れれば良いですよ。
あゆみ様
釋 慧心と申します。
誰とでも気軽に会話をする、というのは、
一つに積極性ということも大切ですが、
もしあゆみ様の周りに、誰とでも気軽に会話を上手にしている方がおられましたら、
今度一度、耳を済ませてみて、その会話を聞いてみて下さい。
恐らく、あまり深い内容のお話は無いと思いますよ。
年代によって様々ですが、
恐らくはゴシップや、時候の話、世相のことなど、浅く広くの、挨拶や、いわゆる社交辞令と言うても良いくらいのものでしょう。
正直に言いまして、あってもなくても良いような内容です。
まず、あまり身構えないことです。
私も普段はあまり喋らない方ですが、
人の前でお話をさせて頂く機会が多いですので、その時は、身構えないよう心掛けております。
そうすると、お互いがすごく楽です。
身構えると、どうしても、しんどいです。
あゆみ様なら、まずは、おはようございます。の朝の挨拶を今までより少し、表情を作って、やや声のトーンを明るめにしてみるお心掛けをされては如何でしょうか。
それと、初めて話す相手の方には、いきなり自分の好きな話題を話したりすると、
恐らくびっくりされるので、まずは今でしたら取り敢えず、
時候の挨拶「暑くなりましたね」など、
それから、相手の体調などを気遣う言葉、
「お変わりないですか」などを覚えておくと、
これでファーストコンタクトから2ターンは稼げるわけです。
あまり深く気にされず、今のままのあゆみ様の良い面も沢山あるのですから、ご自分で見てあげて、大切にしてくださいね。
私から見ますと、あゆみ様の文面や過去のご質問から、素直さや無垢さを感じます。
素直さは仏さまが最も慶ばれることです。
そして、最も難しいことで、
私の宗派のお経には、素直に受け取るということは、
難中之難(なんちゅうしなん/なんちゅうのなん)と説かれています。
人間の社会は、素直さだけでは中々渡り辛いですが、
どうか無くさないで頂きたいと思います。
別に変える必要はないのではないですか
あゆみ様
はじめまして
私の感じたことをお伝えさせていただきますね
結論から言いますね
変える必要があるんでしょうか
今のままでいいのではないですか
心を開いて話せる人もいるんですよね
それでいいのではないですか
今はいろいろな経験をして
どういう人とのやりとりが居心地がいいのか
ぜひいろんな方と出会ってください
その中で
変えるというより
真似をしたいというところは真似て
いけばいいのではないでしょうか
ちなみに
私は一人っ子だったということもあり
基本人と話すのがそんなに好きでなく
一人でいることが好きでラクでしたよ
そんな自分はいろいろな経験を経て
今は人と話すことが好きです
楽しいです
そんな人生もありますので
いろいろな経験をぜひして
自分の生きやすい、居心地のよいところを探してくださいね
参考にしていただけたら嬉しいです
合掌
聞き役に回ろう
その性格、変えたいの?私はあなたのような性格好きだし魅力的だと思うけどな。
私も話すのが苦手です。お坊さんなので、話さなくてはならない時がありますが、そういう時はずいぶん前から憂鬱な気持ちになり、終わった後は、ぐったりしてしまいます。私は、ひとりでいるか、聞き役でいた方が向いているみたいです。
あなたも、話すのが苦手なら、その性格を活かして、聞き役に回ってみたらいかがでしょう。
話しかけてきてくれた人の話を、しっかり聞いてうなずいてあげれば相手の方も喜びますよ。
「この人と仲良くなりたい!」って時もあるよね。心に念じていると、不思議なことに結構チャンスが来るものです。そういう時に備えて、少ないチャンスをモノにするためにも、その人の趣味くらいはチェックしておき、話を聞くときは最高の相づちが打てるようにしておこう。あと、笑顔の練習もしておくといいよ。口角(口の両端)を上げて、「にこぉ」って顔を練習しておくと、相手への印象がぐっと良くなります。
まあ世の中、あなたの目指すような「人にどんどん話しかけている人」ばかりでは、「オレに話をさせろ」「いや私が先だ」などと疲れた世の中になってしまいます。
話したい人は話すがいいし、あなたのように話すのが苦手な人は、静かに聞いているのが良いと思いますよ。