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亡くなった母について

回答数回答 2
有り難し有り難し 10

4年前に母が78才で急死しました。
借金がある事が発覚して、発覚した時は財産放棄出来る時期も過ぎており法的にそれを免れる事が出来ませんでした。
今、その債務の処理に苦しめられており、母を恨んでおります。
もう、金輪際、二度と墓参りに行くまい、と心に誓い、毎日、あの世で更に死ねと恨み言を呟いて毎日を過ごしております。
本当に許せません!
この辛い気持ちはどうすれば癒されるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

恨みから解放されて

拝読させて頂きました。お母様の借金の為に大変苦しんでおられることと読ませて頂きました。借金によって生活が狂わされて人生も大きく変えられてしまうのは本当にお辛いことと思います。あなたがお母様をお恨みになるのもやむを得なきことかと存じます。恨むお気持ちはそのままお母様にお伝えなさるのもしょうがないことかとは思いました。ただその恨むお気持ちが強くなれば強くなるほどにあなた自身を不幸に導いてしまうのもまぎれもなきことです。あなた自身がその不幸から逃れるためにはやはりしっかりと恨みの気持ちに区切りをつけて頂きたいと存じます。確かに借金はとても大変な重荷とは思います、ですがそのことで恨み憎む心をずっと抱いてはあなた自身がそこから救われなくなってしまいます。今の境遇について素直にお母様に心の中で伝えて頂きそしてこれからはあなたを見守ってくれるように、そしてお母様が仏様のもとにてご成仏なさるようにと心を込めてお祈りなさって頂きたいと思います。恨みが恨みを呼ぶのではなく、そこから切り離されてそして皆様が心清くご成仏を目指すのが本来の正しいあり方です。どうぞ大変かとは存じますがしっかりと恨みのお心をを切り離しそしてこれからの人生が心から豊な日々となられます様にお願い申し上げます。私からもお母様やご先祖様のご成仏と共にあなたをお見守り頂きます様にとお祈りさせて頂きたいと存じます。

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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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親の過ち

あなたがお母さんを恨んでしまうのは仕方のないことです。借金の為に欲しいものも買えず、やりたいこともできず、精神的にも体力的にも苦しいのですから。

ところで、お母さんはどうして借金していたのでしょうか?
どうして借金がある事をあなたに話していなかったのでしょうか?
どうしてあなたはお母さんの借金に気がつかなかったのでしょうか?

親の過ちを正してあげる事は子供の務めであり、親孝行でもあります。
「父母恩重経」を読んでみてください。
(リンク切れてたら教えてください)
https://piicats.net/bumo.html
(一箇所、乳を父と書き間違えています。ご了承ください)

お釈迦様は言いました。
「恨みは捨ててこそ静まる。これは永遠の真理である。」
借金の返済とともに、恨みも捨てていってくださることを願います。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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