不満、不信、不安
夫はバツイチ独身時に、
風俗に通っていたようで、お店のカードを見つけてしまい、失望しました。
クローゼットの上棚には女性の名入りの鍵、女性用の未使用下着、使用済女性用アダルトグッズなど…
こんな物が家にあるなんて…
知りたくなかった事実が出てきました。
事実を知り、今まで感じた事のない感情が毎日私を苦しめます。
ふとした時に思い出してしまい、涙が溢れ、脱力してしまいます。
それでも、夫とは生活を共にしていかなければならない。
わたしも、夫を失うのは辛い。
過去のことだとはわかっています。
夫に了解を得て、上記の物は処分しました。
矛盾しているのもわかっています。
でも、夫を見ると不満、不信、不安で
心を抑えられないのです。
夫の過去を知らなかった時のように、信じたい。愛したい。
苦しいです、助けてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
本来、人間は煩悩の存在です…
旦那様を、バツイチ独身時に風俗に通わせていたのは旦那様の煩悩のせいです。
又、独身時に風俗店に通っていたことを責め、それらに関する遺物を全部捨て、それでも旦那様への不満・不信・不安が消えないのはあなたの煩悩のせいです…旦那様を愛して止まないという煩悩のせいです。
もう過去のことじゃないですか…忘れましょうよ。
で、済ませることが出来ないのですね…あなたの心の問題は、今の旦那様との間にある何らかのわだかまり、不信感からではないでしょうか。かつての独身時の風俗通いのことなどは、きっかけに過ぎないのではないでしょうか。
夫を失うのが辛い。
…ならば、そのお気持ちを旦那様に訴え、ご夫婦でとことん話し合われるべきではないでしょうか。
この回答が全くの見当違いであったら、お詫び申し上げます。過去の問題であったならば…本当に良いように思うのですが…。
質問者からのお礼
弘教寺 小林様
ご多忙の中を早々のお返事、心から感謝申し上げます。
小林様の仰る通りでございます。
私と一緒になってからは、何度かの転職はありますが、真面目に働いておりますし、特に女性関係に心配な所もありません。
『煩悩』…。
私の煩悩は、夫を愛して止まないこと…
自分では、夫を憎んでいるためだと思っておりました。
忘れよう、忘れよう…
何時しか記憶の片隅に追いやられ、
心も穏やかになれたかと思うと、
ふとした瞬間にまた思い出しては、
あの記憶との葛藤の繰り返しでした。
小林様の温かいお言葉で、私の心も
柔らかくなったように感じます。
誰かに言って欲しかった。
誰かにわかって欲しかった。
本当に救われました。
夫を愛し、支えるために、夫の煩悩を理解し受け止め生きていけるよう努力します。
小林様、本当に本当にありがとうございました。