hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

名付けについて

回答数回答 3
有り難し有り難し 37

私の息子の名前は旦那の漢字も貰ってつけた名前です。二人で話し合って、納得して決めたんですが、最近違う意味がある事を知りました。

漢字ではなく読み方の方なんですが、昔は違う意味があったみたいで、その事実を知った時すごく衝撃を受けました。最近では、息子の名前を呼ぶ度に色々と考えてしまいます。

漢字はパッと見、変わった名前だな〜と思われるかもしれませんが、当て字ではないのでキラキラネームではないと思います。

私の母に話したら、母も初めて聞いたみたいで、漢字も違うし、込めた意味も違うんだから気にする事はないと言われました。

だけど、今は名前で面接なども決めてると聞いたので息子の将来が心配でたまりません。私はこれからどのように考えていけばよいでしょうか?

ご回答よろしくお願い致します。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

同じ名前と其々の人生。

名は体を表す。とありますが果たしてそうなのか?私が子供の頃は「あだ名」「ニックネーム」で良く呼び合っていました。アメリカでは本名よりニックネームは通称になってます。

名前が人生を創るのではないのです。
良くするも悪くするも生き方次第です!
私の後輩に「種太郎」と言う知人がいます。子供の頃は名前でいじめを良く受けた事をおもいだします。そんな彼は今では地元でも有名な和菓子を経営しTVなどでも取り上げられ名前も出されますので一度聞いてみたんです。今の名前は好きかいと、そしたら昔は親を恨んだ事もいじめれらた名前が嫌で嫌でたまらなかったと、しかし今は一度聞けば忘れられない良い名前だ!と自信を持って言えるんだと!誇りを持って生きてます!立派です!

名前を考え、血液型を考え、星座、生年月日、占い等で人生は決まりませんこれらは心の弱さから来るもので何の根拠もありませんむしろ人の心を惑わす大きな要因であるのです。自分自身の本来の覚悟では無い為仏教では何の意味もない俗習なだけです。

子供さんに伝えるのは生き方です懸命にまっすぐに行き抜く力です。

全く同じ名前でもすべてが違う生かされ方をしているのです。違って当たり前なんです。

拘らず、名で生きるのでなく自分に負けない生き方をする様育てて行く事が何よりも大事です!

{{count}}
有り難し
おきもち

あまり気にしないでください。

私は、ある学校の講師をしており、自己紹介の時、名前についてのお話しをします。
20年位前に、「悪魔」君と命名した両親が、行政から許可されず、やがて裁判となり、一時はマスコミ、TVにも出演するほど、当時では有名な出来事がありました。
又、最近の子供たちのキラキラネームをクイズに出すと、年々回答率が良くなります。それだけ現在は読めない、不思議?な名前が多くなりました。

さて、名前のことで悩んでおられるようですね。毎回、違う名前で呼ばれると子供さんも戸惑うでしょうから、最初に決めた通りでよいのではないでしょうか。
戸籍には、漢字で書いてあっても、ふりがなはないので、どのように呼ぶかは個々の問題です。漢字を変えようとすると、裁判が必要ですので、かなり難しいと思います。

又、姓名判断とか世間では色々とあります。これも漢字の数で占うのでしょうから、すべて当たるとは限りません。ご両親が一生懸命に考えた名前です。その名前にご縁のあったわが子ですから、あまり悩まれないほうがいいのでしょう。それより、人として素晴らしく生きていける子に愛情を注いでください。

{{count}}
有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
このお坊さんを応援する

そんな変な名前ではない

プロフィールを拝見しましたが、そんな気にするような変な名前だとは思いませんでした。
日本語は、ひとつの音でたくさんの意味がある場合があります。
たとえば、はなちゃんという名前を聞いて、お花ではなく鼻を思い出す人は少ないでしょう。
それと同じです。
羽という字を使う名前が最近は多いですが、だいたいは鳥の翼をイメージしますよね。
人名に使っている場合、昆虫の羽だとは思わないでしょう。

{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

お返事が遅くなりすみません。たくさんのご回答をいただき本当にありがとうございます。しっかりと読ませていただきました。すごく心が軽くなりました。ふと、二人で名前を考えていた時の事を思い出して、ちゃんと息子の事を考えながら名付けたこの名を恥じる事はないと思えました。これからは親として息子にたくさんの愛情を注ぎ、たくさんの事を教えて、育てていけたらと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ