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離婚すべきか

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有り難し有り難し 61

主人と離婚すべきか悩んでいます。
主人とは授かり婚で、いま生後4ヶ月の子供がいます。

しかし、主人とは妊娠中から喧嘩が絶えず、
しょっちゅう喧嘩をし、別居を繰り返していました。
喧嘩の始まりはささいなことですが。
結婚してから、私の実家(母、私、主人)で暮らしていました。

子供が生まれ、気持ちを新たにやり直そう!と考えていた矢先の
大喧嘩。
私は妊娠中〜産後今でも、
自分をコントロールできません。
すぐにイライラしたりいなくなってしまいたいとも思います。
もしかしたらパニック障害か何かを抱えているのかもしれません。
主人も怒り出すと止まらなくなり、暴言がひどいです。
私の母がいてもかまわず、私に向かって暴言を吐きました。

現在も別居はしていますが、
主人のことが嫌いなわけでもありませんし、
子供のことを考えると、やはり離婚はしないほうがいいのかと悩みます。

しかし、私の母がこの喧嘩をきっかけに
主人のことをあまりよく思わなくなってしまいました。
母は私が幼い頃に離婚をしておりパニック障害持ちです。
薬なども服用しており、私が普段の母の仕事での愚痴などを聞いていますが、
眠れない日や胸が苦しくなる日があるそうです。
以前の話ですが、『娘は嫁に出て行っちゃうんだもんな〜...』や、『あんたたち(私と姉)(姉は結婚をして家を出ました)がいると話聞いてもらえるから楽だ〜』
と言われました。

主人とやり直すならこの家を出て、新しい場所で私、主人、子供の3人で暮らすことになります。

しかし、以前の母の言葉を思い出すと、
私がいなくなったら母は一人で、
寂しい思いをしてしまうのかなと考えてしまいます。
また、今は毎日孫の顔を見れて、面倒をみて遊んだりするのが日課になり、気が紛れているようですが
それがなくなったらおかしくなってしまうのではないか?と心配です。

どちらかを犠牲にしなければなりません。
私はできれば、以前のように私の実家で、母と主人と私と子供と一緒に暮らせたらなと思いますが、
それは不可能となってしまいました。

モヤモヤしていて苦しいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

離婚すべきか しないかではなく しあわせになろう。

人間、全部自己責任です。
何を想うも何を願うも誰をうらむも誰を呪うも、みーんな単に心の動かしかた一つだけ。
心のディスプレイに何を映すか。
心のキャンパスに何を描くかは、みんな自己責任。自分次第なのです。
腐ったことを想えば心も腐る。
楽しいことを思えば楽しくなる。
それも自分で選択できるのです。
だから、離婚スンべか、別居すんべか、ではなく
「そうだ、アタシ、幸せになろう。」
と強く、強く、強く、死ぬほど強く念じることです。
そうすると心は奮起します。
あなたがあなたの心を腐らせないようにするのです。何時までも心を寝かせたままにしてはいけないのです。
あなたの人生は旦那の人生じゃありません。
もう、子どもを授かっている。
その子の為にもすでに母親、親の見本は始まっている。
あなたが笑って過ごせば子供も鏡になって笑いを反射してくれる。
あなたの幸せは今からそこで作れるのです。
怒ってばかりいる母親は子供も暗くなる。怒りっぽくなる。
みじめな気持ちでいる母親は子供もみじめな気持ちになる。旦那もそうなる。
皆自己責任なのです。
だからこそ真の主体性をもって、今まで生きてきた20数年間、こんなことで終わらせてたまるか!!と気持ちを奮い立たせてください。応援しています。
いつでもお電話どうぞ。

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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

皆様にとって大切なことは

拝読させて頂きました。あなたもご家族の皆様も感情をぶつけあいお互いが傷ついていらしゃるのではないかと思います。あなたも妊娠から産後でしたら余計に精神的な不安が付きまとうかもしれませんよね。
原因はなんでしょうか?それぞれが言い合いになる原因です。どうでしょうか?

やはりそれは皆様それぞれが自分自身を見つめなおさないとはっきりしないのではないでしょうか。
だれがどうのということではなく自分の至らなさを冷静に見つめなおすことが大切かと思います。
そしてご家族皆様にとって大切なことはなんでしょうか?
自分の主張や我欲を通すことでしょうか?
己の意見に皆さんを従わせることが良いのでしょうか?
お子様をしっかりとお育て頂く為に必要なことはなんでしょうか?

どうぞしばし心を穏やかに冷静になり、それぞれがお考えなさって頂きたいと存じます。
皆様を仏様やご先祖様は何も言わなくてもしっかりとご覧になっていらっしゃいます。
仏様にもご先祖様にもしかっかりといえることを、正しいと思うことをじっくりと考え直して頂きます様にお願いします。
私からは皆様がこれから共に仲良く助け合いお健やかにお過ごしなさって頂く事を心から仏様やご先祖様にお祈りさせて頂きますね。

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おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

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