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『毒親』なのだろうか…。

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有り難し有り難し 8

親になり20年になります。

看護学部に通う娘から
『私は無(やりたい事もない、看護師にもなりたいと思わない、今死んでも後悔しない)なのよ』
大学生活も辛いだけ。などと言います。

話を聴いていても、娘の苦しみが解りません。

本人は少しでも前に進もうと
もがいているそうです。
でも、勉強のやり方も見失い、同学部の子たちは『自分さえ良ければ』の精神で助け合いがなく、逆に蹴落とし合いで嫌になるようです。

娘からは、前向きになれない私を育てたのは
あなた達、親なのよ!との事。

どのように見守り、声かけすれば良いのか?
アドバイスを戴ければ幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自己肯定感を与えてあげましょう

勉強できるできないとか、そんなことに関係なく、「私達はあなたが大好きだよ」「あなたを大切に思ってるよ」と伝えてあげてください。
たとえば、小さい子供の場合だと、
子供がうんちをチビったときに、「わぁっ、うんちくっさーい」とかギャグで喜ばせたあとに、「○○ちゃんのお尻がくさくても、お母さんは○○ちゃんのことが大好きだよ」と言ってハグしてあげてください。

無条件の愛情を与えてあげてください。
「うんちをチビるような子供はお母さんは大嫌いよ」とかいう態度や言葉は禁止です。

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有り難し
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質問者からのお礼

お返事ありがとうございます。

『親』として、しっかりと育てなくては!と気負いしたあまり、娘の自立を焦ったかもしれません。

幼いときは、何をしても『可愛いな~』と思え言葉でも伝え、ぎゅっと抱きしめていた事も、今では、大人として『理屈』ばかり言葉にしていたと思います。

いくつになっても『子供』は『子供』ですね。
遥か昔の感情が、よみがえりました。
ありがとうございます。

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