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主人との今後…

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有り難し有り難し 34

結婚して21年目、小学生の子供が2人います。
2年程前から、主人と私の友人がW不倫をしていて、1ヶ月ほど前に発覚し主人と話合いをしたところ、家庭が一番で守りたい…でも、彼女とは今は切れない…と。
そして、今も彼女の子供を連れて休日には出かけたり、彼女と2人で会ったりもしています。
彼女のご主人も関係を知っていますが、
何もお咎めなしです。
夫婦関係は破綻しているようです。

私が、いくらやめて欲しいと頼んでも
今はできない…と。
側から見ればこんなふざけた人には早く三行半を…と思いますが、子供達のコト、そして何より主人をまだ愛している私がいて、
離婚はしたくなく、何とか別れて欲しいと思い続けている毎日ですが、もう心身共にかなり疲弊しています。

主人も私の気持ちを理解してくれていて、
どうするべきかはわかってはいるものの、
彼女を思う気持ちがまだ強く、
自分自身戦っているのだと…。

彼女への思いが冷めるまで
もう少し待って欲しいというものの
いつになることやらと思うと
もう、毎日生きた心地がしません。

やはり、私が諦める努力をするべきでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人間はひと時に一人しか相手に出来ない

あなたがお子さんと接している時は全力投球でお子さんと接してください。
ご主人が帰ってきたら不機嫌、不安、過去の記憶など一切捨てて、全力投球でご主人と接してください。
離婚して別れちゃった夫婦で子供のために定期的にあっている元夫婦同士であっても、子供の為という条件付けがあると、どれだけ争い合った関係でも子供のためには争わないで接することができるのは何故でしょうか。人間は色々な小賢しい理屈でそれができる、できないということを正当化しようとしますが、そこに条件付けが発生していなければ、忘れて誰とでも普通に接しているものです。
敵国同士の首脳会談でも第三者のテロが現われれば敵同士で手を組んでお互いを守りあったりもするものです。
そういう人間の「条件付け」をあなたが卒業なさることです。
旦那さんが結婚前に他の女性と付き合っていたとします。肉体関係もあったとします。ところがいざ結婚の段階になるとそんな過去の女性の事など気にならなくなるのは、結婚して私の夫になったという条件付けが発生したからです。その条件付けで帳消しになったということは、本質的には相手がどんな事をしていても関係性を続けているもの勝ちということです。(勝ち負けではないですが)
ですから、あなたは一番ご主人と時間的にも長い間共に生活をしてきたわけですから、これからもそのまま生活を続けていってください。
そして、敢えて容認、容赦の気持ちでいてみてください。
相手があなたに申し訳ない、という気持ちがいつの日か必ず沸くはずです。
愛だの恋だの浮気だのは気持ちが若いうちだけの一次的な情熱ボケです。
お互いジジババになれば冷めて己の愚かさに気づくことでしょう。
ご主人には浮気願望、非現実的欲求を実現させたいという願望があった、と思ってください。
それが解消されればパタパタと舞い戻ってくるでしょう。
ご主人も条件の良い人を求めているのです。
ですからあなたが相手の浮気相手より「悪い女だ」と思われる事でますます浮気の炎が盛んになります。相手の女性もそれが狙いで、ご主人にとってもあなたが悪い女であることが都合がいいのです。おそらく浮気の始まりはお互い相手のパートナーを悪者にして、そこを理由に関係が深まったのでしょう。
つんけんした態度や、憎しみ、悲しみの気持ちを敢えて伏せてにこやかに接してみてください。選ぶのは旦那です。

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おきもち

大切なことはお子様のこと

拝読させて頂きました。大変な状況の中に身をおいていらっしゃることですね。お心休まるときもないのではないでしょうか。
そのご関係は愛欲の炎の中に皆さんが身をおいていらっしゃることの様に思います。心傷つけあい決して休まることはありません。
ご主人様にもお考えあると思います。様々な事情があるとは思います。
が、しかしそれは、かりそめのことです。
情の中で己れの欲望が優先している姿です。
あなた自身にもそれは飛び火して愛欲の恨みや怒りがどうしてものしかかることです。
ご主人様がどう思われるかはわからないですが、やはり本当に自分に大切なことに目をそらさない様にとお伝えなさってくださいね。
これからも大変な状況が続いていくと思います。
あなたもその怒りの炎に任せるのではなく、お子様にとって大切なことを優先して考えて頂きたいと思います。
あなたの心が少しでも安らかに落ち着かれることを心よりお祈り申し上げます。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

早々にご回答頂きましてありがとうございます。
正直、もう彼との今後を諦めている自分がいます。この1ヶ月間、毎日のように主人と話し、私の気持ちを正直に伝え、わかってもらえたものの煮え切らない状態に、落胆し、何故こんなに 苦しまなければならないのかと彼らを憎む気持ちもあり、四六時中頭から離れることなく振り回される感じです。
この状況では子供たちの事も、疎かになり
私が私でなくなる気がしてなりません。

主人の前では、なるべくよい妻でありたいと思います。安らげる場所を作りたいと思います
。まだまだ出口の見えないトンネルが続きますが、気持ちをしっかりと持ちたいと思います。
ありがとうございました。

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