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不安や緊張と向き合うには

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友達や恋人も含め、人と会って話していると緊張したり不安になります。

仲良くなりたいと思えば思うほど、自分の発言が誤解されて相手を傷つけていないだろうか?と不安になり、会話をするのが怖くなります。

婚約をしていましたが、家探しで婚約者と意見が分かれた時、急に不安になり、涙が出て、息苦しくなり、喋れなくなりました。(病院ではパニック障害の典型的な症状と診断され、物事がうまく進めば治ると言われました)

婚約者からは、私がパニック障害になった事に加えて、私が無口で何を考えているか分からなかった、いつも表情が楽しそうではなかったという理由で婚約を解消したいと言われています。
また、不安は誰もが持っていて感じるものだから、いい歳した大人が自分でコントロール出来ないようでは困る、とも言われました。

一緒にいる人がいつも不安そうな顔をしていたら、相手は対応に困り疲れて、離れていってしまいますよね。

私は会うのが楽しみだったり、一緒にいられると嬉しいという事を言葉では伝えるのですが、表情が楽しそうではないようです。

本当はいろんな人と楽しく話したいのに、必ず緊張と不安がやってきて、作りかけた関係を壊していきます。

自分の不安や緊張を周りに感じさせないように振る舞うための心がけやアドバイスを頂けないでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

適度なバランス

拝読させて頂きました。あなたの心はいつも他人との関係に不安を抱えておられるのですね。
人の言動が気になり、自分がどのように思われているかに神経を使っておられるのですね。
できうるならばそのような過度の緊張や意識を取り除いて頂きたいです。
実際に街にでれば自分を気にしてみている人はいません。余程でなければね。(目立つ存在でなければです。)
人間ですから人に良く思われたい或は愛されたい、認められたいという潜在的な願望や欲求はあるでしょう。がしかし願望と現実は違います。どんなに良く見せようとしても限度がありますし、そう見せようとすることで自分に大変負担がかかってしまいます。

適度なところがいいのです。自分も大切にしてもらいたいし、相手の方も大切にしたい、そういう思いのバランスが必要なのではないでしょうか。なかなか難しいところですけれどね。
そしてあまり飾らない素の自分も出して頂くべきかと思います。でなければあなたも回りも本当のあなたがわからなくなってしまいますからね。

不安はあるでしょうが、大丈夫です。あなたは多くの御先祖様や親しい方々に見守られて生きていらっしゃるのです。どうぞ安心してあなた自身を出してご生活なさってくださいね。

これからの人生であなたに大切な出会いが訪れて素直に交際を深められて、安心してご生活なさって頂きます様にと心よりお祈り申し上げます。どうぞ心を穏やかにあなた自身を出して頑張ってくださいね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

自分を避ける人にばかり意識がいってしまい、見守られて生きているという事に気付けていませんでした。
自分も相手も大切にするという思いの適度なバランスもいつも難しいと感じていました。
これからは恐れずに素の自分を出していこうと思います。ありがとうございました。

「緊張してしまう」問答一覧

料理に緊張しないで集中するには?

結婚前は毎日料理を作っており、ひどく怒られる事はありませんでした。 それが、義母が主人に「ご飯は毎日(私が)作ってるの?」と聞いて、主人が「毎日作ってるよ」と言った時の義母のびっくりした顔が印象に残っており、それが私には料理に自信のある義母が仕事もしてて、料理も私がするとなったら自分の存在価値がなくなってしまうから困るというような顔に見えてしまい、料理を上手く作ると義母にマウント取られるから、作らないほうがいいんじゃないかという気持ちが湧き上がってきてしまいました。 でも本当は上手く作ったほうがいいのはわかっているのです。なのにその時の気持ちが料理をするときの気持ちを邪魔してしまい、主人にまずくて怒られるということが何度もあり、私の作った料理を捨て、主人のご飯のために真夜中義母のところに主人を連れて行き、義母に料理を作らせ、義母が私に「何やってるの?」と言ってバカにしてきたこともありました。 義母は「料理を捨てられて悔しくないの?」と言いますが、悔しいのは当たり前ですが、料理を捨てるというような行為をするような育て方をしたのは誰なのだと料理ができないことを棚に上げて文句を思ってしまう自分もいます。 義母も捨てられるような料理を作るのが悪いという態度なのです。 同じ料理でも日によって主人は「味が濃い」「ちょうどいい」と違うことを言ったりします。それはその時の体調によるものだと言う事はわかってます。 ですが味見をしててこの前はこう、その前はこうだったと考えてしまい、わからなくなってしまいます。 結婚後は主人が食費を負担してくれているので、お金を払っているのにおいしいものが出てこないと言うことで少しの味の偏りも許せないのだと思います。 それだけ味に厳しいと私においしいものが作れるのか?と緊張してしまい、集中できなくなってしまって悪循環なのです。 毎日義父母の面倒をみるため予定がわからず、買っても材料を無駄にするといけないと思い、買い物も満足に行けなかったりするので、残り物で作ろうとなってしまい、それだと主人の好きなものを毎日出すと言うわけにはいかず、食が唯一の楽しみだと言う主人には人のことを考えてないと言われてしまいます。 私のことを主人に相手のことを考えてないと言った人の言葉をそのまま主人が言います。私も嫌いな人だったから相手のことを考えてませんでした。

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