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緊張せずにお祈りさせていただくには。

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有り難し有り難し 5

こんにちは。私は毎日信仰させていただいている、不動明王様にお祈りをさせて頂いています。また私なりお祈りの手順があります。
その際にすごく緊張してしまい、お祈りの手順を間違えてはいけないと思い、体に力が入りすぎてしまったり、しっかりと感謝の気持ちがお伝え出来ていないのではないかと思ってしまいます。
どうしたら緊張せずにお祈りできるでしょうか?またどういった心持ちでお祈りさせて頂くのが良いのでしょうか?
お教えいただければ幸いです。よろしくお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

純粋な祈りや想いは必ず届きます。

初めまして、お早う御座います。

お不動様のご真言・・

激しい怒りの姿をされ、暴挙なるほどのお力を持っておられる守護尊、不動明王よ。
私の迷いや障害を打ち砕いてください。そして私の願いを成就せしめたまえ・・

お不動様には、あなたの純粋な想いや祈りが必ず届いております。ご先祖様に対しても同じく、祈り方などではなく・・そこに心があるか、それが大切です。

私は、様々な困難や試練を乗り越えてサラリーマンからお坊さんになりました。お経を読み間違えないか・・お勤めの順番が間違えていないか・・もの凄く緊張しました。それも、いつからか迷いなどは消え去り・・不思議と心が落ち着いて来ました。

迷いや、何かを考えていると・・お経もお唱え間違えたり、手順を間違えてしまいます。心を落ち着かせて、無の心で・・お不動様、よろしくお願いいたします!と手を心で合わせて頂いてから、お経をお唱え致しております。

ご先祖様に対しても同じく、そこに心が無くては思いが届きません。そして、見返りのない心が大切です。自分自身の為に祈るのではなく、友人や地域の人などに対してお祈りをさせて頂くのです。仏さまは、見返りを求められるのが一番嫌いです。

誰かの為に祈ること、それが大きくなって帰ってきます。それは、誰かが同じくあなたに対してお祈りをしているからです。

純粋に強い心でお祈りをすると・・お不動様はしっかりと、成就の為に動き出して頂けます。

見返りのない、純粋な想いこそがとても大切です。あなたらしく、素晴らしいお祈りをお不動様にお授けなされてください。

あなたらしく人生と言う長い冒険旅行を仕合せに歩めますように、お祈り致しております。

合掌

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有り難し
おきもち

永寛
皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、...
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質問者からのお礼

初めまして。お返事頂きありがとうございます。お坊様の実体験に基づくお話をお聞かせいただけて、とても助かりました。ありがとうございました。自分に置き換えてイメージをしやすく、やはり心が一番大事なんだと再確認することができました。これからも見返りを求めることなく、素直な気持ちで感謝の念を不動明王様へお祈りを通じてお伝えできればと思います。いつか私も不安などがなくなり、落ち着いた気持ちでお祈りができるようになりたいと思います。そして、不安に思った時にはこの回答をまた読ませていただき、毎日のお祈りをさせていただきます。この度は、本当にありがとうございました。

「緊張してしまう」問答一覧

料理に緊張しないで集中するには?

結婚前は毎日料理を作っており、ひどく怒られる事はありませんでした。 それが、義母が主人に「ご飯は毎日(私が)作ってるの?」と聞いて、主人が「毎日作ってるよ」と言った時の義母のびっくりした顔が印象に残っており、それが私には料理に自信のある義母が仕事もしてて、料理も私がするとなったら自分の存在価値がなくなってしまうから困るというような顔に見えてしまい、料理を上手く作ると義母にマウント取られるから、作らないほうがいいんじゃないかという気持ちが湧き上がってきてしまいました。 でも本当は上手く作ったほうがいいのはわかっているのです。なのにその時の気持ちが料理をするときの気持ちを邪魔してしまい、主人にまずくて怒られるということが何度もあり、私の作った料理を捨て、主人のご飯のために真夜中義母のところに主人を連れて行き、義母に料理を作らせ、義母が私に「何やってるの?」と言ってバカにしてきたこともありました。 義母は「料理を捨てられて悔しくないの?」と言いますが、悔しいのは当たり前ですが、料理を捨てるというような行為をするような育て方をしたのは誰なのだと料理ができないことを棚に上げて文句を思ってしまう自分もいます。 義母も捨てられるような料理を作るのが悪いという態度なのです。 同じ料理でも日によって主人は「味が濃い」「ちょうどいい」と違うことを言ったりします。それはその時の体調によるものだと言う事はわかってます。 ですが味見をしててこの前はこう、その前はこうだったと考えてしまい、わからなくなってしまいます。 結婚後は主人が食費を負担してくれているので、お金を払っているのにおいしいものが出てこないと言うことで少しの味の偏りも許せないのだと思います。 それだけ味に厳しいと私においしいものが作れるのか?と緊張してしまい、集中できなくなってしまって悪循環なのです。 毎日義父母の面倒をみるため予定がわからず、買っても材料を無駄にするといけないと思い、買い物も満足に行けなかったりするので、残り物で作ろうとなってしまい、それだと主人の好きなものを毎日出すと言うわけにはいかず、食が唯一の楽しみだと言う主人には人のことを考えてないと言われてしまいます。 私のことを主人に相手のことを考えてないと言った人の言葉をそのまま主人が言います。私も嫌いな人だったから相手のことを考えてませんでした。

有り難し有り難し 6
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