料理に緊張しないで集中するには?
結婚前は毎日料理を作っており、ひどく怒られる事はありませんでした。
それが、義母が主人に「ご飯は毎日(私が)作ってるの?」と聞いて、主人が「毎日作ってるよ」と言った時の義母のびっくりした顔が印象に残っており、それが私には料理に自信のある義母が仕事もしてて、料理も私がするとなったら自分の存在価値がなくなってしまうから困るというような顔に見えてしまい、料理を上手く作ると義母にマウント取られるから、作らないほうがいいんじゃないかという気持ちが湧き上がってきてしまいました。
でも本当は上手く作ったほうがいいのはわかっているのです。なのにその時の気持ちが料理をするときの気持ちを邪魔してしまい、主人にまずくて怒られるということが何度もあり、私の作った料理を捨て、主人のご飯のために真夜中義母のところに主人を連れて行き、義母に料理を作らせ、義母が私に「何やってるの?」と言ってバカにしてきたこともありました。
義母は「料理を捨てられて悔しくないの?」と言いますが、悔しいのは当たり前ですが、料理を捨てるというような行為をするような育て方をしたのは誰なのだと料理ができないことを棚に上げて文句を思ってしまう自分もいます。
義母も捨てられるような料理を作るのが悪いという態度なのです。
同じ料理でも日によって主人は「味が濃い」「ちょうどいい」と違うことを言ったりします。それはその時の体調によるものだと言う事はわかってます。
ですが味見をしててこの前はこう、その前はこうだったと考えてしまい、わからなくなってしまいます。
結婚後は主人が食費を負担してくれているので、お金を払っているのにおいしいものが出てこないと言うことで少しの味の偏りも許せないのだと思います。
それだけ味に厳しいと私においしいものが作れるのか?と緊張してしまい、集中できなくなってしまって悪循環なのです。
毎日義父母の面倒をみるため予定がわからず、買っても材料を無駄にするといけないと思い、買い物も満足に行けなかったりするので、残り物で作ろうとなってしまい、それだと主人の好きなものを毎日出すと言うわけにはいかず、食が唯一の楽しみだと言う主人には人のことを考えてないと言われてしまいます。
私のことを主人に相手のことを考えてないと言った人の言葉をそのまま主人が言います。私も嫌いな人だったから相手のことを考えてませんでした。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
料理は大切な命です
拝読させて頂きました。
あなたがお母様との関係で料理を作ることをためらってしまっていることを読ませて頂きました。詳細なあなたの心理状況やお母様も思いやあなたや旦那さんへの感情はわからないですけれども、あなたがその様に緊張してプレッシャーになっていることはとても伝わって参ります。あなたのその苦しい胸の内をお察しします。
ちょっとお母様のことはほおっておきましょう。あなたは旦那さんと美味しく召し上がって頂くために一生懸命に料理を作っておられるのです。ですからお母様のことは二の次三の次です。言い方がおかしいかもしれませんが、あなたはお母様の為に料理を作っているのではありません、お母様の立場や体面やメンツやプライドの為に毎日料理を作っているのではありません。
あなたはあなたや旦那さんが毎日を心から豊かに一緒に美味しくご飯を食べる為に料理を作っているのです。ですからお母様に気兼ねしながら作ることではありません。
しかもあなたがお作りなさっている料理のもとは何でしょうか?ゆっくりとお考えなさって下さい、本当にお考えなさって下さい。
あなたが買っていらした食材は何でしょうか?
あなたが料理しようとなさっている食材は「あまたの命」です。本当に一つ一つかけがえのない生命です。その貴重な命をその様なことの為に、その様な体面の為にムダになさっていいのでしょうか?その様な体裁の為にマズくしてしまってよろしいのでしょうか?
あなたがお作りなさってできた料理は、あなたと旦那さんが召し上がる為に頂いたかけがえのない「いのち」そのものです。
農家の方が手塩にかけて一生懸命に育てたお米や麦や野菜や果物・畜産農家の方々が我が子を育てる様な思いで育てた鳥や豚や牛・漁師の方々が自分の命を懸けて必死で捕ってきた魚・汗を流しながら一生懸命に塩田で作った塩・多くの生命に太陽の光を与えてあまたの生命は育ってきたのです。
そして沢山の方々が昼夜通して運搬なさってきて今あなたの目の前に食材として揃っているのです。そしてあなたは心を込めて旦那さんの為に美味しい料理をお作りなさっているのです。
いかがでしょうか?
どうかあなたの心を込めて美味しい料理をお作りなさって下さいね。あなたと旦那さんが心から楽しく豊かに料理を召し上がっていただきます様に切にあまたの命にお祈りさせて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
回答いただきましてありがとうございます。
私のいただきたかった言葉そのものです。誰のことも批判せず、何が大事か教えてくださり、ありがとうございます。
これから、私と主人のために、いただいた命を大事にごはんを作って、いただきたいと思います。
お礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。いただいた言葉を咀嚼して自分の中にいれており、お礼が遅くなりました。いただいたお言葉を大事に料理したい時思います。