人を殺したくなります
衝動的に人を刺したくなります。小さいころから時々あって、ここ最近まで忘れていましたが、何度か問題も起こしています。
幼少期から不満や憎しみや悲しみや絶望を心に溜め込んでいて、それを外に出すには、物を壊したり、人を虐めたり、相手を苦しめたり殺したりするしかないと、心のどこかで感じてしまっています。
そうでなければ、その感情から逃げるために、自堕落に遊び続ける日々です。しかしそれももう疲れました。自ら自分を苦しめていることにおかげさまで気がつけました。
でも、もしこれから家の外に出る機会があって、今までと同じように大量のストレスを感じたり溜めてしまったら(人よりずいぶん感じ・溜めやすい性格です)、今度は自覚しているぶん明確に悪事を働いてしまうと思います。
何度も幼少期が原因の悩みばかり質問して申し訳ありません。現在の私には乗り越えるのに時間がかかり、また相談することもできず凄く辛いので、ここで吐露させて頂いた次第です。
日々の事もなかなか踏み出せない私ですが、やはりそれが原因なのでしょうか?どうか言葉を下さい。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
いらない皿を割ろう
おはようございます。わかります。それ。私もそうですので。
人や動物を傷つけるのは法律にも違反しますので、やめておいた方が良いでしょう。オススメできません。
一方で「ものに当たる」のは、精神的にも良いということで、医学的にも証明されている(と、私のかかりつけのお医者さんがいっていました)そうです。
「医学的に証明された」(と私のかかりつけの先生が言っていた)「ものに当たる方法」としては、だれもいなくてだれも聞こえないような場所で、電話帳などを絶叫しながら棒などでバンバン破壊する方法を紹介していました。実は私も時々やります。いらない雑誌などを千枚通し(キリのようなもの)でガンガン穴を開け「蜂の巣」にしてやります。結構スッキリします(笑)。自分でやっていて、この方法は自分の左手を刺してしまいそうで危ないなぁと思います。
その他には、いらないセトモノなどを地面にたたきつけて割るというのも効果的でしょう。これも破片が危ないですし、後片付けが大変なので、あらかじめ対象物を袋に入れるなどしてやると良いでしょう。
ストレスを感じたら、ものを破壊することにはあまり罪悪感を持たずに(もちろん他人のものや公共物はダメだよ)、バンバン破壊して(いらないものだよ)ストレスを発散させよう!くれぐれも怪我に注意してね。
慈悲心の滋養
いも様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
それはいけませんね・・
悪い感情は、できれば、慈悲の感情で退治していきたいところとなります。
慈悲の感情を滋養していく一つとして「慈悲の瞑想」がございます。日本テーラワーダ仏教協会さんの「慈悲の瞑想」や「慈経」が有名ですので、下記にご紹介させて頂いておきます。
宜しければ一日一回でも、「慈悲の瞑想」をお勧め致したいと存じます。
いも様のお幸せを祈念申し上げます。
「慈悲の冥想 Metta Bhavana」
http://www.j-theravada.net/3-jihi.html
「慈経 Metta Suttam/※注意・パーリ語読み自動再生あり」
http://www.j-theravada.net/sutta/Metta_Suttam.html
「慈悲(四無量心) 」
http://www.j-theravada.net/pali/key-catu-appamanna-citta.html
川口英俊 合掌
一歩先までイメージトレーニングを
誰でも、むしゃくしゃすることはあり、破壊的な衝動にかられることもあります。
しかし、心は無常です。
感情は過ぎ去ります。
とりかえしがつかない行動をしてしまった後に、殺意が過ぎ去り、必ず後悔します。
それをふまえた上で、殺人の妄想をどうしてもしてしまう場合は、いっそのこと、殺害してしまったあとに逮捕されるところまでセットで妄想するようにしてください。
あるいは、殺害しようと思ったけどギリギリで思いとどまる、というところまでセットで妄想するようにしてください。
「ぶっころしたる!…と思ったけどやっぱりやーめた。舌ペロ、テヘヘ。」
と頭の中で言葉を付け加えましょう。
質問者からのお礼
遅くなって申し訳ありません。
少し気持ちを整理してきました。
光禪さま
何度も回答してくださりありがとうございます。そして毎回始めに共感してくれてありがとうございます。
いっそ破壊という行動で吐き出してしまうのもひとつの手なんですね。びっくりしました。周りを気にせずに、罪悪感を持たずにというのがネックですが、そこは頑張って自分を許し、むしゃくしゃが抑えられないときに実行しようと思います。
川口英俊さま
回答とリンクをありがとうございます。リンク先を読んだのですが、私には難しくまだ理解が及びませんでした。
また、正直に言うと、内容にかなり抵抗がありました。その理由もわからず、読み進めるだけでも時間がかかりました。そんな状態の今の私には、瞑想を日常的に続けるのが難しいと感じました。
しかし興味はあるので、こういったことを教えて頂けてありがたいです。抵抗感がもう少し落ち着いたらチャレンジしてみようと思います。
願誉浄史さま
回答ありがとうございます。「てへへ」のイメージトレーニングは実は小さいころから既にしていたのですが、それだとどうも殺人したいという欲求自体がいつまでたっても消えてくれず四苦八苦しています。
しかし、願誉浄史さまの回答を客観的に見て、「てへへ」でやめさせるのはもちろん、逮捕される、後悔する等の「殺人した後のデメリット」「殺人しないことのメリット」等をきちんと考えて受け入れていなかったことに気がつきました。同様になぜそこまで衝動が沸くのかも、欲求を持っていることも受け入れていくよう努力したら、少しですが落ち着きました。
これからは目先のことだけでなくそれ以外のことも冷静に見るように努めてみます。ありがとうございます。