良くない情報ばかり気になり、次から次へと出る不安感
いつも温かいお言葉で回答頂いて解決でき勇気づけられています。
私は、思い返したらちょうど12年前に大好きだった人に失恋をしたのが引き金になり不安神経症、強迫性障害のような症状になりました。(病院へ行ったわけではなく自己判断ですが…)最初は失恋でかなりダメージを受けていたのですが、だんだん不安感や強迫観念にとりつかれとても辛く何度も病院へ行こうと思いましたが、周りの沢山の方々のお陰で色々な方法を試してみて、回復しました。もちろん時には不安感もありますが多少の不安感は皆あるかなと思っています。でも、また最近おかしいなと思います。産後2ヶ月ですが、一つ不安が解決したらまた次の不安が出てきたり、漠然とした不安感に襲われて、胸が締め付けられたり手に力が入らなかったり、説明しにくいのですが、身体がふわふわした感じになります。良くない情報ばかりが気になり頭にまとわりつく感じもあります。
今は可愛い子ども二人に恵まれて、昔夢見ていた状態そのものでとても幸せなのに、なんでこんなに不安に襲われるのか、子育てに影響するんじゃないか…
この、漠然とした不安感、良くない情報が頭にまとわりつき、なかなか振り払えない。どうしたらよいでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
身体の声を聞き、ケアをする
しかちゃんさん
ご出産おめでとうございます。そして子育ておつかれさまです。
お悩みの件ですが、出産と子育てによって溜まった身体の疲れが心にも出てきている、また逆に心の疲れが身体の負担になっているそんな状況なのだと思います。
お忙しい時期とは思いますが、ご家族に限らずとも、周囲の方々の力を借りて心身の負担を軽減したり、ご自身の身体の声に耳を傾け、ケアをしてあげることが必要だと思います。
こちらは仏教系のサイトなのでやや脱線してしまい恐縮なのですが…
インドの伝統医療であるアーユルヴェーダを試してみたことはおありでしょうか?
アーユルヴェーダは自分の体質を3つの性質(ドーシャ)に当てはめて考え、
それに基づいて体調を崩す原因や対処法を、多方面からアプローチしていきます。
例えば…
出産後にはヴァータ(空・風の質)が乱れがちになるそうです。
(なんじゃそれは?と思われるかもしれませんが、それはひとまず横へ…)
ヴァータが乱れると、神経系の症状が悪化したり、情緒が不安定になります。
それを改善するには、身体を冷やさない、目を閉じてゆっくりと深い呼吸を繰り返す。
テレビ、パソコンなどの神経刺激や情報過多を避ける…
こんな感じです。
一度に色々と実践するのは難しいかも知れませんが、ぜひ何かしら取り入れてみて下さい。
冷えとり靴下と腹巻き、温かい飲み物で、少しは気持ちが落ちついてくると思います。
吐く息と一緒に不安も出してしまう様なイメージで深呼吸を5分程繰り返すのも効果的です。
ちなみに、このアーユルヴェーダは仏教とは全くの無関係に見えるかもしれませんが、実はそうではありません…!
特に禅宗では「調身・調息・調心」という言葉があり、身体の調子を整えることが心の調子にも直結すると考えています。
禅宗は自然の流れに則った修行を一から十まで厳しく実践し、生活パターンを一気に変えることよって身体を調え、心を調えます。
それに対して、アーユルヴェーダは一人一人の体質にあった処方によって徐々に心身が調えられてゆき、結果的に自然の流れに則った生活パターンになってゆきます。
アプローチ方法はまるっきり逆ですが不思議なことに、目指している状態・本質は同じなのです。
以上、少しでも参考になりましたら、幸いです。
ご家族のためにも、どうぞご自愛なさってくださいね。
質問者からのお礼
妙香様
回答ありがとうございます!
アーユルヴェーダ、初めて聞きました。
この暑い夏、ずっとエアコンのきいた部屋にいて、アイス食べたり身体が冷えきっていたかもしれません。温かい飲み物を飲んでみて呼吸も試してみると、不思議と少し落ち着きました!
これから、教えていただいた事を取り入れていき、バランスを調えていきたいです。ありがとうございました!