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友達の死について

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有り難し有り難し 17

とても仲の良い友達が3年前に交通事故で亡くなりました。仕事中に運転を過ってしまい、大型トラックの下敷きになるような形でその後ICUへ行って意識も戻らないまま7日目に亡くなりました。高校時代からの友達ですが、その彼女含む7人グループで社会人になってもご飯へ行ったりしていたし、個人的にもとても仲が良かったので、事故の知らせから死に至るまで信じられない気持ちでいっぱいでした。
彼女のお母さんは辛い気持ちを持ちながらもお通夜、お葬式、贈る会と気丈に振舞っていて、このような会を通してお母さんとも仲良くなれて私達とお母さんの繋がりを持てたのは不思議だと思いながらも、お母さんは私達にも良くしてくれています。
彼女が亡くなって3年、私達にはいろんなことがありました。
結婚や出産。彼女にはできなかったことでした。
お母さんはいつも「いつでも家に遊びにきてね!」と言ってくださり、グループメンバーでも何回か仏壇の彼女とお母さんに会いに家に行っています。そしてもてなしてもらっています。
メンバーは結婚で住まいが他県に散らばってしまい、彼女の為にも年に1回くらいは会いに行けたら!となってます。
彼女とお母さんには毎年花とお菓子を持っていくことしかできず。でもそれもみんなグループそれぞれ複雑な思いではあります。
家に行くごとに増えて行く家族。
子どもが5人いて、大きく増えゆく子どもに老いていく私達。
それを見てお母さんは複雑な心境じゃないかなと。いつも笑顔で、いつもまたおいでと言ってくださりますが…
たまにメールでは今も寂しい、彼女がいてくれたら!と本音を出されています。私達も今でも寂しいけれど、子どもを持つ親になった私にも子どもを亡くすほど辛いことはないと断言できます。。
だから、お母さんはずっとこの気持ちを背負うのだとも思います。
お母さんに私達はどのようなことができますか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

忘れない

ではないかと思います。
大変辛い思いをされたのですね。私事ながら、友達を交通事故で失って10年近くになります。年に一度彼の家の近くへ行くことがあるので、その度にお参りさせてもらっています。私も「その後」家族が増えたりしましたので、「そう、そんなに大きくなったの」などのお言葉を頂きます。私たちは、「人生何があるか分からない、思い通りになる訳ではない」と学んだはずです。だから…お参りに行けなくなる日も、いつか来るのです。今はお参りに行ける。お話もできる。その尊さを忘れないことが、私には大切に思えます。
いつかこの文章を、私の息子が読むかも知れません。「ああ、親父はこんな事を考えていたのか」、その時通じてくれれば、満足です。

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