僧侶の方や神主の方々が出版している本の御札について
どのカテゴリーか分からなかったので、こちらに書きました。
TV、雑誌等で顔や名が知れて有名人と言われている僧侶や神主の方々がいくつか出版されている本があると思いますが、ある有名な神主の方の本に、それこそ一冊20以上の御札が書いてある本があるのですが、その本には、身を清め精神を落ち着かせ、一人の時にその方が直筆で書いた(コピーの直筆)御札の上から自分で筆ペン等でなぞり、自分の目的の気を入れて書き、その御札を切り取って常に身に付けると効果がある等と記されています。
もちろん、効果はそれぞれで、一番は自分の気持ちが一番大切と書いてはありますが、こんなに何十種類もの御札の文言を一般人が真似事のように使用することや、効果を期待させて、何千円もの金額を何億人から徴収させて、本当に世のため人のためと言えるのでしょうか?
御札の文言をそんなに簡単に扱っていいものなのでしょうか?皆様はどう思われますか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
いろいろ考えられることは考えられます。
写経はたくさんの人にお勧めされています。大脳生理学の研究によると、写経時の脳波は坐禅の時の脳波と同じようになるそうです。写経の功徳が〜と言われると胡散臭く感じますが、やはり意味があるから続けられています。平安時代にはすでに公家社会で流行してます。
しかし神道では写経をしません。神道には経典が無いからです。でも「神道でも写経のような修行をしたい!」という要望があったら、断るべきなのでしょうか?
一言にお札と言っても色々あります。おそらくそれっぽい雰囲気にデザインした短冊だったり、そんなに核心的ではないものなのでしょう。懐石料理風創作料理みたいな。その見分けは付きますか?
世のため人のためをメインにやっているとは限りません。勧進(かんじん)というお寺の造営や修理の費用集めかもしれません。曹洞宗に限定にした話ですが、曹洞宗宗勢調査によると平成17年の段階で、お坊さんの平均所得は日本国民の平均所得と1万8千円しか変わりません。しかも約半数が年収三百万円以下という注釈付きです。これは他宗派でも大差ないでしょうし、言いづらいですが神社はもっと厳しい状態です。建物だけでなく、裏山の土手が崩れても修繕と再発防止に何十万、何百万とかかります。できるだけお檀家さんの負担を軽くしたいと考えたらどうするか?やったことはありませんが、私も似たようなことを考えるだけは考えたことがありますよ。まぁ、印税なんてよほど大ヒットしない限り、専業で食っていくこともままならないレベルですから非現実的だと思っていますが。
想像で人を悪く言えるお坊さんになりたくないので「こういう視点もありますよ〜」という形で回答させていただきました。
字数制限のため一部削除して追記
あぁ、スピリアチュアルな人ですね。あれは昔は方術士と呼ばれていた類です。今風に言うと霊媒師や奇術師、霊感商法。ああいうのに興味を持ってはいけません。本屋さんでも仏教や神道とは別物扱いです。あの人も大学で資格を取ったのを売りにしているだけで神社の神主ではありません。仏教の大学で取れる資格を運転免許で例えると、仮免試験の『受験資格レベル』ですし。詐欺は騙す方が悪いですが、騙されないように正しい知識を持つことも大切です。
九字切り等は忍たま乱太郎に書いてある次元ですよ。ああいうのをさも崇高なもののように見せて儲けてるのですねぇ、なるほど…
質問者からのお礼
ご回答有り難うございました。
副業にオペラをやられ、
昔、何とかの泉とやらの番組を黄色い髪の方とやっていた神主の方ですよ。
確かに、載せてはまずいものなのかどうか私には分かりませんが、紙形代や九字切りやら、人の呪いを跳ね返すやら、印の結びとかが載っているものですから、何も知らない一般人が、こんな事をやって果たして平気なのかと少し疑問を持ちまして…。
神社仏閣も今や金が先という時代になってしまったのですね。世知辛い世の中ですね。
お忙しい中有り難う御座いました。
なるほど。方術士というのですね。
あのような方々のおかげで、神道祝詞等が秘術という言葉を用いて軽率に掲載されていたので、はっ?と不思議に思ったのです。
立ち読みで終わって良かったです。
何度も有り難う御座いました。