感話・法話の心がけ回答受付中
いつもありがとうございます。
先日ふいに、「茗荷さんは、僧侶にあっていると思いますよ」と仏教系大学院卒の僧侶さまにお言葉をいただき、「僧衣にこだわらず、流れに身を任せて」と上の方とお話が結着した次第です。
本日は、皆さまがお寺や各地で感話・法話などを担当なさるときに、心がけていらっしゃることをお聞かせいただけますか。
仏さまとのご縁
お寺との絆の深まりかた
自分の生い立ち
家族や仕事にまつわる話
最近のできごと
私は心のなかで書いては消し、浮かんでは浮かび続け、結局どこに辿り着くのか、話があちらこちらに飛んでしまいそうで、たくさんあってまとまりません。
紙に書き上げても、本番にアドリブがでてくると思います。
また、嘘偽りのなき人となりがあらわれるのが「感話」だと認識しています。
初回以降、周りの方との御縁が深まったのが実感として湧いています。
予定の日付が13日の金曜日のお朝事なので、妙法蓮華経観世音菩薩普門品第一五の、念彼観音力が13というキーワードを頭にお話ししようかななどと、構想しています。
宗派にこだわらず、お時間のあるときに簡単にでもかまいません。
お知らせいただけましたら、この上なく有り難く励みとなります。
よろしくお願いいたします。
合掌
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
法話とは、仏様の教えの話。信仰の深い味わいがあるから届く。
仏法は、仏様の説かれた法(教え)です。つまり法話とは、仏様の教えの話です。僧侶が法話をする時は、自分の考えを話す場ではなく、仏様の教えやお救いを話す(伝えていく)ことを大切に。
感話は、感じたこと、とくに心動かされたことを話すものですから、作り話であってはいけませんよね。
茗荷さんは話し方だけでなく、人生経験からくるものではないでしょうか。そこに信仰の深い味わいがあるからこそ、相手に届くのでしょう。
僧侶に合っているというのも、言葉に深みがあるからなんじゃないかな、頷けるというか。私の印象です(*´꒳`*)
僧侶って、悩める人でありたいと思っています。自分自身も悩むから、道を求める生き方(仏道)を歩んでいける。完璧な人なら、必要があるのかなって。
悩める人だから、目の前の人の悩みにも耳を傾けられたり、一緒に歩いていけるんじゃないかな。
法話をする時には、私もまとめていきます。そのように教わってきました。きちんと頭の中で整理がされるので、大事ですよね。
茗荷さんの優しさ、嬉しいな〜。
マインドマップ、書きます。
ご縁があり、皆様にお話しされるのですね。ご法話は、仏様の教えのお伝えですから、そこはゴッチャにしないのが大切と思います。
おすすめは「マインドマップ」、使ったことありますか?構成を考えやすいし、場合によってはバッサリとセクションを飛ばしたり組み替えたりがしやすくなりますよ。今はmapifyというAIが、長い文章をマップ化してくれるサービスもありますから、今までのものをマップにかけてみると、塊が意識しやすくなって良いかも知れません。
マインドマップは、何でも「人間の脳の記憶に沿った形での整理ができる」ことから名前がついたそうです。目次を書いていくようなものですね。おためしあれ。
「お礼」欄の書き込み、ありがとうございます。また、私の回答も読んでくださり、感謝します。
一点補足なのですが、紹介したAIは、生成系ですが本質は「要約するもの」です。なので、「過去のどなたかの法話とか、hasunoha 回答をマップにしてみては」というのが私の提案でした。どんな順に、法話と感話が入っていて、総体として伝えるようになっているのか。伏線をどう張っているのか。そういった全体構成を見て学ぶことは、きっと役に立つと思ったのです。という訳で、改めてお試しを。
質問者からのお礼
中田 三恵さま
早速のご返信ありがとうございます!
「感じたこと、とくに心動かされたことを話すもの」
明快にしていただき、本当に頭がすっきりしました。
自分自身と向き合うことができて、有難い機会です。
お寺から拝借したグリーフケアの本の表紙を見る度、三恵さん方の世界に憧れの心を馳せながら、母と共に枕元で読んでいます。
終活講座の際も、音楽療法などのレクリエーションで深い・ずしんとくる・大人だ、と有難きお声をいただけました。
全く狙っておらず、ただただ楽しんで今までの仕事で経験してきたことをそのまま活かせただけでした。何も考えず自然体のままにいただけでしたが、ご参加の方の表情が豊かになっていくこと、ポジティブで喜びに溢れた言葉が出てくるのが何より嬉しいものでした。
まだまだ初心で、とがった凸を磨いていく時期だと思いますが、都度教えてくださる善友の先輩方にも感謝しながら、尊い毎日を生かさせていただく思いです。
佐藤 良文さま
いつもご回答拝読しております。
この度は具体的な方法をご提示くださり、ありがとうございます。
まだ、感話の2回目なので、身の丈に合った話になるよう推敲します。
マインドマップ、夫にも聞いてトライしてみます。
アプリはハイテクでした。
夫からは「自分で考えて、試行錯誤することに意味がある」と…最初はうまく書けなくても、溢れ出る想いをマッピングできるようになったら、レベルアップできそうです。
憧れの本坊長のように話せるよう、自分なりに取り組んでみます。
佐藤 良文さま
ありがとうございます。
hasunohaの問答は、人生だけでなく今の仕事上におきましてもたいへん勉強になりますので、お書きの回答を中ほどまで読み進めれば、どの方からのご回答かほぼわかるほど毎日拝読しておりました。
AIのお力をたのみ、要点を整理して見える化した上で、さらに熟読させていただくことはとても頭の中がクリアになりそうでとても興味津々です。
とはいえ、梅雨の晴れ間とあり、仕事の他にも洗濯物や掃除・料理や家族の健康維持も私の手にかかっておる今日この頃です。耳からお経やオンライン講義などを流しつつ…マッピングまでの余裕をつくって是非実践してみたいと思います。
末筆となりましたが、今後とも佐藤様のつぶやきのイラスト、ご回答を楽しみに日々のことに励みます。
ありがとうございます。
合掌
案ずるより産むが易し、ですね。
勇気を出して、扉を開いてみました。
最初の一歩は、いただいた佐藤様のご回答でした。
画面に綴られた解説は、まるで講義のホワイトボードのようでした。
まるで阿弥陀如来さまのような先生をご紹介くださり、本当に深謝の限りです。
13という特別な数に私の感じたこと、因んで最近遭遇したことについて、誤解のなきように整理しながらお伝えできそうな予感が生まれてきました。
慎重に、そして常に精進しながら前へ進んでいけるよう拝んでやみません。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
合掌