堂々とした態度がとれない
先日、学校の先生に「君はナヨナヨし過ぎている。もっと堂々としろ。」と言われました。これから就職をして、いずれは後輩もできます。そこで後輩に舐められて馬鹿にされるような日々などまっぴらごめんです。
僕は昔から臆病な性格でした。小学生の頃から人目を気にしたり顔色を伺ったりしていて人に嫌われる事を異常に怖がっていました。その頃からもう臆病な性格になってしまっていたんだと思います。
ですが、幼い頃から今まで臆病な自分として生きてきて突然「堂々としろ」などと言われても到底無理な話です。しかし将来の事を考えるとナヨナヨしているより堂々たる振る舞いをした方が良いという事はとても分かります。でも出来ないんです。堂々としてみようにも臆病な性格がこびり付いていて色々な事を考えてしまい自分からは喋れません。臆病な思考が頭から剥がれ落ちません。でも僕は堂々とした振る舞いが出来る人になりたいです。どうしたらいいでしょうか。
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恐れを知る人は生き残るのです
高い所が恐い人は、高い所に行きませんから、高い所から落ちて死ぬことがありません。
どうしても行かなければならない時は、
命綱などの対策を準備して行くから、
落ちて死ぬことがありません。
あなたが臆病なのは恐れを知っているからです。その為に長生きできるでしょう。
時には恐くてもやらなければならない時があります。そんな時はしっかり対策を準備するといいのです。
そして、対策を準備してあれば、ビクビクしなくなります。堂々とした態度で居られるのです。
大切なのは恐れを知り、その対策を準備すること。後輩に舐められてもいい、周りに笑われてもいい、しかし、準備はしっかりしましょう。
そうすれば何かをきっかけに周りはあなたを見直すと思いますよ。
なお、堂々とすることと、威張ることは違います。知恵のある人というのは低姿勢なものなのですよ。