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父親の自覚を持ってもらうにはどうしたらいいですか

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現在4ヶ月の子供がいます。
子供に対してなんで泣いてるのかわからず苛々したりする事もありますが、表情豊かになったり寝返りしたり成長を感じつつ可愛さが増すばかりです。
そんな中、毎日のように悩んでいるのは旦那の事です。
現在、義実家で同居していますが、お義父さんお義母さんは私の事もよくしてくれますし子供もとても可愛がってくれます。
ただ、旦那はあまり協力的でなく、子供を優先してくれません。
旦那の給料は少なく、車のローンや奨学金などの自分の支払いすら給料だけで足りず、お義父さんに助けてもらっている状況です。
それなのにジムに行き出したりタバコをやめなかったりで出費を抑えようとしてくれません。
タバコは私が妊娠中からやめると言っていたのに全くやめる気がありません。
ジムも全然行かないのでやめてほしいと言ったら苛々しだし、物にあたって話を聞こうとしません。
正直、喧嘩して言いたい事言いたいのですが旦那は少しでも気に入らない事を言われると荒れだし話も聞かず、私もお義父さん達がいる前では言い合いなどしたくないのでタイミングを見計らってると次の日には旦那がケロッとしていてそのまま終わるの繰り返しです。
私は結婚前、結婚するのが不安。旦那が何も考えてなさそう。と旦那自身に言いました。
その時は、俺が本当に何も考えてないと思った?俺が頑張るから。と言っていたのですがそれも結局口だけでした。
普通なら旦那が私と子供を養ってくれるはずですが、養われている気がしません。
多分、旦那自身、「自分が二人を養わなきゃいけない」という思いが無いんだと思います。
本当に子供の事を考えてくれているのならタバコもやめているはずだし、ジムなんて行かず仕事に専念してくれるはずです。
もうお義父さん達に甘えている旦那を見るのは嫌です。
期待するのも。
どう伝えたらわかってくれるのか、出費を抑えて、子供のために尽くそうと思ってくれるのかわかりません。
子供を産めた事はとても幸せですが、人生を共にする相手を間違えたのか、と思うほどです。
毎日そればかり考えるのはとても憂鬱で旦那が帰ってくれば幻滅するばかり。
このままではいずれ離婚しそうだと自分で思います。
そうならないために、旦那に対して私がどう行動するべきでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

育児に関わらせる状態にする

男性は職場という戦場に行ってヘロヘロで帰ってきた状態での妻からの「育児して頂戴」は地獄です。
ですが子供が「お父さんに歯を磨いてほしいんだって」とか「お父ちゃんとお風呂入りたいだって」とか「パパとお出かけしたいんだって」という形で「第三者(こども)が言っていたよ」という形で進めることが効果的です。
ワイフから頼まれるNGでも子供から頼まれると断れないというパパは多いです。子供から頼られているというスタイルで勧めていってください。
いずれ、あなたがどうしてもやむを得ない事情ができたという事を理由に、ある程度手がかからなくなったら旦那さんに子供を預けて半日くらい離れてみてください。
そうしないと男性側は育児は女性がやるものだという頭が変わることはありません。
ちなみに結論から先に申しあげますと、イクメン・イケ旦は女性の願望ではあっても、実際は「ムリ」です。
うちにも子供が3人いますが、私は乳幼児の育児は正直無理だと思っています。多分それが男性の正直な本音だと思います。ですが、乳幼児状態からある程度成長すれば男性にもできることはあります。
今うちは3才ですが、遊びに連れていくのも全然へっちゃらになります。3年シンボーを強く念じてください。イクメン、イケ旦ということばが一時期流行りましたが、男性の真実を知らない人が流行らせたものだと思ってしまいます。うちもイクメンにチャレンジしましたが現実的には当時は母親にしか懐かないなど、難しいものがありました。
男性が直接主体的に子育てにかかわらなければ自覚、実感はわきません。
知人のママ友さんは旦那さんを信じていないので子供を預けられません。
そういう状態が続くと旦那さんに対する不満が募るだけです。
要は「男性を子供と関わらせればいいだけ」ですから、その為に一番効果的な方法を選択するだけです。
最初はめんどくさがるでしょうが、やがて当たり前という状態になっていきます。
何より大切なのは、コミュニケーションです。
責めないコミュニケーションを心がけてください。
男性にとっては女性の不機嫌な表情や、厳しい方は人によっては大きなダメージを与えます。
男性は男性なりに仕事を頑張っているつもりなのです。
夫婦円満を応援します。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
今まで誰にも言えず我慢していましたが、ここで質問して回答をいただけてよかったです。
少しスッキリしました。
これからも頑張ろうと思います^_^
ありがとうございました。

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