お坊さんへの相談が殺到しており、質問受付数を制限中です。

回答が追いついておりません。今を生きる人のために仏教の智慧を伝えてくれる僧侶の方を募集中です。

どうしてお坊さまになったのですか?

相談ではなく、単純な質問ですみません。
しかしとても気になります。

私は現在職を探して3ヶ月になろうとしている20代です。
履歴書や面接の準備のときに必ず用意するものの中で、「志望動機」というものがありますが、
私はこの「志望動機」が苦手で、つまずいて応募も躊躇してしまうこともあります。
その為、この3ヶ月は道行く働いてる人へ

「ねえ、あなたはどうしてその会社に入ったの。なんて理由で応募したの。」

心の中でめちゃめちゃ問いかける毎日です。
半分くらいは知識欲なのですが…

そんな時、「お坊さん」という、あまり私の身近にはいない方々に質問相談ができるというこちらのサイトを見つけました。
しかも真摯に、丁寧に、おそらく正直に回答してくださっているご様子。
私、今、喜んで質問させていただきます。

「なぜ、『お坊さん』という道を選んだのですか?」

欲張りで申し訳ありませんが、もし差し支えなければ、
「お坊さんになる前はどんな事をしていましたか?」
という疑問にも答えていただけると嬉しいです。

まとまりのない文章で、他の誰かの為にもならなさそうな質問で大変申し訳ありませんが、どうかこの個人的な疑問にお答えください。
よろしくお願いします。

お坊さん
有り難し 193
回答 5

質問投稿日: 2016年9月9日 22:50

回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。
回答僧

大慈

いろいろありますけど、大きかったものとしては…

10歳の時に得度(とくど)しました。形だけで基本的には普通の小学生ですけどね。で、その時に数名のお婆さんが泣いて喜んでくださったのです。その涙の意味はまだ理解できませんでしたが、強烈な体験として心に残りました。

中学生の時は順風満帆でしたが、高校生の時に軽く病みました。世界中の人間を信じてはいけない気がして。

そして大学1年生の秋からバイトをしました。3年続けたのですが、それなりの立場になって後輩の指導にも当たりました。そして後輩のキャリアパスに関わって、一緒に泣いたり喜んだりして気付いたのです。あぁ、俺って、意外と人が好きだったんだな…って。その時に得度した時に泣いて喜んでくださったお婆さんの顔が頭に浮かんだのです。そしてこう思いました。そういえば、お坊さんって、人の喜怒哀楽の現場全てに深く深くたずさわらせていただける立場なんだな…それって、実はもの凄く光栄なことなんじゃないかな???

お坊さんになってから分かったことですが、出家しないと出来ないことがあります。あるお坊さんの研修会で、大震災でかなりディープな活動をなさった方に講師として来ていただきました。その方は演台で「本当は喋ってはいけないことなのですが、お坊さんだから信用してお話しします。いえ、誰にも言えなかったから、お坊さんに聞いて欲しいのです…」とおっしゃって、ボロボロ泣きながら抱え込んでいたものを聴かせて下さいました。

やっぱり、お坊さんには特殊な力があるのですよね。信頼できる知人としてではなく、不特定多数の人間として無条件に信頼してもらえる立場がどれだけあるでしょう。それはお釈迦さまや2500年間連綿と受け継がれてきたお祖師さまがたの力です。その力はお寺のお坊さんでないとお借りすることはできません。自分の範囲内で仏道を生きるなら仏教オタクでも十分かもしれません。でも、自分の枠を超えて仏道を生きるなら、仏教オタクではダメなのです。

ちなみにお釈迦さま直接のお弟子さんの志望動機で一番多いのは、他人(知人)の出家です。そして大半の人はロクな動機で仏弟子になっていません。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006997907
大切なのは最初の志望動機ではなく、その中で何を学び、どう成長するかなのかもしれませんね。入社させてもらえるかは別として、人生の充実のためという意味では。

2年8ヶ月前

結婚と人との出会いです

はじめまして、私は普通のサラリーマンの家庭の長男として育ちました。なのでお寺に生まれていないです。その事を在家出身と言います。
私も自分が坊さんになっている事にすごく驚いていて、古くからの友人も皆驚きを過ぎて笑っています。

お寺に生まれた方々は、小さな頃から周りの目があるので、いろいろな制限(寺の人間らしく)があるようですが、私はどちらかと言うと好き放題すごしてきました。勉強よりも遊ぶ事がメインでした(笑)

そんな私に転機が訪れたのは結婚でした、結婚相手が寺の長女だったのです。
結婚当初は坊さんになるつもりもなく、会社員を続けて行くつもりでしたが、お寺の行事などに参加する必要も出てきてしまい暫くして得度をしました。

そして得度をするために京都の本山に行ったのですが、そこで出会った人達は今まで出会う事の無い人達で一言で言うとみんないい人だったんです。もうびっくりしました。
競争社会の中で、いかに儲けるかばかり考えていた自分は他者を利用する事はあっても信頼とか無償で人のために働くとかそんな事はほとんどありませんでしたから衝撃を覚えましたね。

それから私は仏教を少しづつ学ぶようになり、坊さんとして生きて行こうと決めたんです。今はまだ、お経も下手、正座も長時間できないとか基本的な事もできておりませんが、将来は住職として寺を守り地域貢献できればいいなと思っています。

世間が思うようにお寺に入る前は、儲かると思っておりましたが、それはごく一部の寺だという事しった時は愕然としましたが、今ではどうでも良くなってきたのも心境の変化のひとつですね。

私も来月からアルバイトを探さないと生活できそうにありませんので、まどさんと同じく志望動機を考えなくてはなりません(笑)
私が仕事を探す時の志望動機は、自分が人よりも上手にその仕事が出来そうに思ったからです。
お互いそれぞれの場所でがんばりましょう。

2年8ヶ月前
回答僧

安国寺

佐保

かなりくだらなくて変わった理由です。

まどさん
初めまして。お坊さんで女子プロレスラーでカウンセラーの雫有希です。
もちろん親がお寺の住職だったからというのが大きな理由ですが、少々くだらない理由です(笑)
親や周りの大人が決めたお坊さんと結婚したくなくて、当時付き合っていた彼氏との結婚を許してもらうためです。
じゃあ自分がお坊さんになれば親や周りの大人が決めた人と結婚しなくていいし好きな人と結婚できるんだったら、お坊さんになろうと思いお坊さんになりました。
私がお坊さんになったら親や周囲の大人は私に何も文句を言わない、私にいろんな生き方を押し付けないと思って楽になると信じてました。

しかしお坊さんになってからが地獄でしたよ。
自分がお坊さんになったからと言って自由にはならなかった。
むしろ自由はどんどん奪われて、「お坊さんらしく」「跡継ぎらしく」という言葉とともに女子プロレスラーをやめるように説得される毎日。

OOをしなければ幸せになってはいけません。
あなたが幸せでもお寺に不利益だったら幸せになってはいけません。

という大人たちの態度から私は、お寺の親や大人たちの喜ぶこと、求めることを進んでやってきた結果、とうとう心が壊れてしまいました。
私が嫌だな、苦しいなと思うことをやればやるほど大人たちは私に優しくしてくれました。

しかし、とうとう私は精神が壊れて心療内科に行き、薬漬けになり薬物性パーキンソン病になりました。
そのなかで並行してカウンセリングもうけてましたので、自ら心理の勉強もしてみました。
そしてそうだ、私みたいに心が病んで体もむしばまれる人が一人でも多く楽になれるように私の経験を生かしたいと思いカウンセラーの資格を6月にとりました。

その結果、お坊さんで女子プロレスラーでカウンセラーという、中華街になる日本料理専門店名物はスパゲティみたいなぶっとんだ存在になったわけです(笑)

一個だけ。
好きなことや、得意なことを生かした仕事を探しがちですが、「自分の経験」を活かした仕事というのも一つ視野に入れてはいかがでしょうか?
そして仕事とは人の役に立つことをすることだと思います。役に立たない仕事なんかありません。
おいしい料理を作らないとお客さんが来ないように。

自利利他の精神でどうか就活頑張ってください!!

2年8ヶ月前

入口はフツーにw

なんでお坊さんになったか?

たぶん、1番多いのは「家がお寺やから」でしょうね。

最近の子らはそうでもないらしいけど、ボクの時代はみんな「なんとかして寺から逃げられへんやろか?」て1度や2度は真剣に悩みましたよ。

寺の子、言うたかてフツーの子ですよ。中高生、ましてや大学生時代の1番の関心事は「いかに女の子にモテるか?」ですよw そんな年頃に「坊さんになろう!」て思う不健全で若さのない男子は稀ですやろ?

しかーし! お坊さん! 嫌々でもなんでも、学んでみると、やってみると、これが意外とおもろいんですわ♪ 学べるんですわ。考えさせられるんですわ。

ただし、一般の方が思う「坊主まる儲け」なんて、ほ~んのひと握りのお寺やお坊さんだけの話ですし、ボクなんて子が私立大行ったら学費どないしよ? て真剣に悩むようなフツーの(?)生活です。

で? 坊さんの前? バブル期の大学生からフリーターっすねw

合掌

2年8ヶ月前
回答僧

鳳林寺

光禪

「好き」「志」「守りたいもの」

こんにちは。

志望動機がうまく書けないのですね。

 私はお寺の子供でしたので、お寺の後継者として育てられましたが、大桑師と同じで小さい頃から「何とかしてお寺の呪縛から逃れられないのか」といつも考えていました。

 実際私は、大学卒業後、東京でコンピュータのソフトウェアの会社に勤めていました。大学で専攻していた分野で、好きだったからです。そして「コンピュータで世の中をもっと便利にしたい」っていう志があったから。面接の時はそんな事をうまく伝えられなかったけど、その時の私はそうだったと思います。

 その後、いろいろあって、結局お寺に入ることになるんだけどね、
 東京で勤めていて、時々地元静岡に帰ると、親がどんどん老けていくように見えたんです。なんだか「これはそばにいなくては」って気持ちになりました。また、後継者の候補であるはずの私がお寺の事をしていない不安の様子も覗えました。
 多分私は、「親や檀家さんを自分が守らなくてはならない」って気持ちになったんだと思います。

 会社に就職した私は「好き」と「志」。お寺に入った私は「守りたいもの」のために入りました。

 でも今は、お寺に、「好き」も「志」も「守りたいもの」も全部あります。

 あなたも良い志望動機が言えて、良いお仕事に就けるといいですね。

2年8ヶ月前

質問者からの有り難し - お礼

大桑 啓さま
回答有難うございます!
「お家が寺だから」という一番大きい理由が全く思いついておりませんでした。(驚愕)
世間知らずがまたここで出てしまいました。

フツーにフリーターを経てお坊さんになったというのは少し驚きでした。
そしてお子さんの学費に悩むフツーのお父さんで、正直すごくフツーだと思い失礼ながら笑ってしまいました。
お坊さんというのはどこか、違う世界の人のように思っている部分があったからだと思います。

「嫌々でもなんでも学んでみるとやってみると、これが意外とおもろいんですわ」
これは人生の中での真髄だなと個人的に思っています。
知らない事を知る学ぶというのは結構面白い。
好奇心を持って、その仕事を会社を知りたい学びたいというアピールをして就活していきたいと思います。
お忙しい中回答有難うございました。

大慈さま
回答有難うございます!
私は中学の頃から最近まで人が好きじゃないと思い込んでいたのですが私のことで喜んでくれたり、にこやかに少しでも話す事が気持ちいいと気付き「なんだ、結構好きなんじゃん」と思っていたので、経緯は違いますが、あ、分かる。と思ってしまいました。

お坊さんだから出来ること。その仕事じゃないと体験出来なかったこと。
どんな仕事でもありますね。その仕事に歴史があるからこそ信頼する。
本当は、私にとってもっと重い相談をするつもりだったのですが、その相談をしようかなと言う気持ちになったのも、お坊さんなら真摯に聞いて答えてくれるだろうと思ったからです。
(その相談はまた近々するかもしれません)
私もどこかに入ることによってその歴史と信頼を重ねて行くことになるんだなぁと考えさせられました。

そしてお坊さんの志望動機、大半はロクな動機でなってませんというお話。
リンク先のPDFがスマホでは見れなかったのでパソコンから読ませていただきたいと思います。
私は前の会社には成り行きで入ったようなもので、初めての仕事や責任を嫌々抱えてやることもありました。
辞めてから気付いたのですが、その経験で自分の性格や考え方は少しずつ変わっていました。ほとんど良い方に変わりました。
今気付いたことでした。またそんな経験がしたいです。
学ばせていただきたいという気持ちを忘れないで怖がらず就活したいと思います。

だらだらと長いお礼になってしまいました。
お忙しい中回答有難うございました。

雫有希さま
回答有難うございます!
そして何よりもまず謝らせてください、私、プロレスが大好きなのにもかかわらず、そんな超個性を持った雫さまを存じませんでした…!
某動画サイトなどで勉強させていただきます…!
身一つで人の前にリング上に立ち、時間も忘れて夢中にさせるレスラーという尊敬するお仕事もされている方に回答をいただけるなんて光栄です。
本当に有難うございます。

お坊さんになるというのは、厳しいものなのですね…
苦しいことをしなければいけない、すれば周りは喜ぶ、とても苦しかったのだろうなと思います。

経験を活かす。私は今まで「経験」と言われれば「今までしてきた仕事の経験」と思い込み、それじゃあ選択肢にある仕事があまりしたいものではなく、やりたい事と持っている物との食い違いに苦しんでいました。
過去に自分にあったことから、それに関わる資格や仕事という選択肢もあるのだなと気付きました。

苦しい過去を書いてくださり有難うございました。
今働いてる人たちは苦しい過去や余計な気持ちを乗り越える力や勇気があるんだ。私には今そんな力はない、と子どものように拗ねていました。
しかし、そんな私では到底立ち上がれないような経緯を持ち、今お坊さんとレスラーとカウンセラーという肩書きを持ち活躍されていることに感動しました。
私の中にあるかもしれない勇気を出して就活に励みたいと思います。
お忙しい中回答有難うございました。

山崎 蓮志さま
回答有難うございます!
お寺生まれでないお坊さまからの回答までいただけて、いろんなお話が聞けてとても嬉しく思っています。
本当に有難うございます。
正直な話、私は完璧主義なところがありまして、知らない世界に入ることや、したことの無いこと、失敗へ強い恐怖心を抱きやすい性格で、志望動機云々の他にそんな理由から上手く就活が進められずにいました。
しかし、山崎さまが「基本的なこともできていない」と書いて下さったのを見て、大変失礼ながら、少し安心してしまいました。
私よりも社会経験のある方でも基本を積みながら習得していくんだなぁと思いました。

「一言で言うとみんな良い人だったんです。」
まさに今、hasunohaを利用していて私が感じていることです。
お坊さんという職業は優しく穏やかだなと感じながらも、同時に見えないところは大変なのだろうなと想像しております…。
優しい方=強い方というのが持論でして、お坊さんのみなさんは見えないところで苦労を重ねて、優しさを身に着けているのかしらと思い、尊敬するばかりです。

「自分が人よりも上手にその仕事が出来そうに思ったから」
具体的な例を有難うございます。
私は異業種を志望しているので、その仕事を他の人より出来る、とは堂々と言えないのですが、その仕事に付随するそれ以外の部分で自信をもってアピール出来るよう頭を捻りたいと思います。

アルバイトを探されるとのこと!
私から偉い仕事をされてるお坊さんに言うのは失礼かもしれませんが、頑張りましょう…!

光禪さま
回答有難うございます!
大学を卒業されてから会社に務められていたのですね。お坊さんというのは、大学卒業したらすぐにお坊さんとして務められるのかと思っていましたので、他の方のお話も含め知らないことばかりで「そうなんだ…」と口からこぼれてしまいます。

「コンピュータで、世の中を便利に」「好き」と「志」
「親や檀家さんを自分が守らなくてはならない」「守りたいもののため」
素直に感想を述べると、羨ましいなという気持ちが少しあります。
大学を卒業されてから就かれたということは新卒で(全ては望み通りではないかもしれませんが)望んでいた仕事に就けた、そして志しを持って働くことができた。
そして現在は、人に望まれ、「守らねば」と皆さんのためにお坊さんになられた。
芯の通った経歴で、羨ましいと思ってしまいました。
私は昔からのサボり癖がいつまでも抜けず、学歴もあまり良くなく、以前の働きぶりを思い出すと全然良くなかったと思います。(それでも一応仕事仲間に褒められることもあったのは自慢できる嬉しい部分です)
次は異業種に就こうとしているのですが、そんな過去を振り返り私には芯があるとは自信を持って言えず、就活の進みがあまり良くありません。
今は他に回答していただいたお坊さまの経歴や助言から頭を働かせ、そんな私でもアピールできる部分を見つめ直し、光禪さまのように仕事に対して大切な気持ちを持って働けるような場所を見つけ出したいと思っています。
なんだかまとまっていませんね、すみません。
私も「好き」で「志」を持ち「守りたい」と思えるような仕事、もしくは人生や環境を手に入れたいです。頑張ります。
お忙しい中有難うございました。

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