母との付き合いについて
元旦に入籍いたしました。
私の希望で式も結納もせず入籍だけすませました。
入籍前から母は旦那のことが苦手なようで、事あるごとに私に言っています。
「ださい」「馴れ馴れしい」「笑いどころがおかしい」
そういう母が情けなくて、ほとんど旦那には会わせないようにしていました。
逆に旦那は会ってなくても「お母さん元気?」と気遣ってくれます。
お母さんと食べて、とお菓子を買ってきてくれたり、
できるだけ私が母と過ごす時間をつくってくれたり、優しいです。
あまりに悲しくて、昨日も母と話をしました。
「結納もない。新居も建てない。家電も揃えない。
そんな馬鹿にした結婚はない。私(母)の思っていた結婚とは全然違う。
普通は男がすべて準備をして嫁を迎え入れるものだ。
旦那は我が家のことを見下げているに違いない」と言われました。
今後一切旦那と関わりたくないとまで言われました。
私は貯金ゼロで、すべて旦那にだしてもらうこと自体が申し訳なくありがたく思っていたので驚きました。
結納の話も、家の話も、家電の話もすべてふたりで相談して、
どちらかといえば私主導で決めていった話でした。
それも伝えましたが、「男が主導で決めないのがおかしい」とさらに言われました。
母の理想は、お金が潤沢にあって、優しくて、だれかも好かれて、爽やかで、決断力があり、しきたりを重んじる相手・・・なのかもしれませんが、
私は私のことを大切にしてくれるだけで十分です。
母の理想の結婚はできず、親不孝なのかとも思います。
去年倒産した両親の会社のために借金を重ねた私は、贅沢より貯金できることを望んでいます。
母は自分が私にできない部分をすべて旦那がしてくれたらいいと思っていたのかもしれませんが、私は望んでいません。
母の理想の結婚ができなかったけれど、私は日々楽しいです。
でも一番理解してほしい母にわかってもらえません。
そのことだけが悲しく泣けてきます。
どうしたら母は私のことをふっきってくれるでしょう?
相性はあるとは思うので、苦手なのは仕方ないとは思いますが、上辺だけでいいのでちゃんとおつきあいしてほしいのですが、それは無理でしょうか?
結婚すべきではなかった・・・と今更考えるのは無駄なので、
現状でどうしたらいいのか、前向きに考えれるようなお言葉をいただけたら嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お母さんの深層心理は、ズバリ「女の嫉妬」。同性としてのあなたに嫉妬していると言わざるを得ません。したがって、お母さんに理解を求めても無駄です。嫉妬の無意識を分析してみましょう。それは、「この幸福がOOさんに来ませんように」というネガティブなもの。さて、一番の親孝行は、あなたが幸福になることですよ。くれぐれもお優しいご主人を大切にし、外野のヤジは気にせず幸せな結婚生活を送って下さいね。お母さんがあなたをふっ切ってくれることはありません。あなたの方から、ふっきるしかないのです。「私は断固として、旦那との幸福な結婚生活を守る」と。
時間が解決かも。怒り返さず穏便に。
お母様を気遣ってくれるダンナさんは、すばらしいです。
ダンナさんの態度がベターだと思います。
いきなりお母様に好かれる一発逆転は難しい。
とりあえず、さらに嫌われたり、ケンカしたりすることは避けて、あなた方ご夫婦の側からは、「仲良くしたいんだ」光線をお母様に出し続けましょう。
それでダメでも後悔はしないでしょう。
逆に、こちら側もぶちキレて決別しちゃうと、後で悔やむ可能性がありますしね。
他人様と結婚した以上、親より夫を大事にする責任があります。でも、2番目に親も大事。ちなみに、子供ができたら1位は子供ですね。
心は無常です。お母様の心も、日々変化しています。待ちましょう。
お母様にも、ダンナさんにもあなたにも、欲・怒り・怠け・プライドの煩悩があります。気をつけて、でも大目に見ましょう。
おかあさん ごめんなさい
親御さんは期待していたのでしょう。
自分の時代の結婚に比べてあまりに30年来共に過ごしてきた娘が不憫でならんので歯がゆいのでしょう。今の日本は経済力がないと本当に大変です。心配させ過ぎて怒りになっているだけです。
意地張ってふっきるというより、感謝をすることです。安心をさせてゆくことです。
親にとってのケコン式の意味合いというものを考えてみましょう。通常であれば、式を挙げ、新郎新婦が親に形式的とはいえ、感謝の手紙を読み上げるなどで、他人や親族たちに祝福され。オフィシャルの場での儀式として、子離れ式、親離れ式です。まさか、ウチの娘がそんな形での結婚。アワワ。このページにもお寺で結婚式という写真がありますからご覧いただきたいのですが、結婚式と言うのは夫婦だけのものではないのですね。
親にとっても親族へのお披露目、子離れの式、夫婦で育ててきた娘の晴れの舞台。
それが日本の伝統です。そういう所をお母さんはきっちりしてほしかった、されたかったのではないでしょうか。
私にも娘がいますが、男・夫だったらもっと甲斐性もて、うちの娘を何だと思ってるんだ…、不義理そう思って当然です。
簡単に言うと、お母さんの夢をダブル、トリプルで壊しちゃったからでしょう。そこを娘のあなたが責めたりせず、汲んでさしあげて、じかんをかけて詫びていくことですよ。結婚式を挙げてあげられなかったんですから、まず、お詫びの言葉でしょう。
あなた達夫婦が全部自分たち目線で物事を考えていて、母親だけ何とかしようと思う事も問題点であると、私は思います。その考えは今後夫婦間でも影響が出てくると思いますから、お互いの自我をひっこめ合うためにも、慎みの心を持って詫びるべきです。心情を汲み取って、心情を理解して差し上げることです。
個人主義は楽です。最近の結婚は「〇〇家と〇〇家の結婚式」から「〇〇さんと△△さんの結婚式」スタイルになってきています。
質問者からのお礼
未熟な私に、優しく、力強い回答ありがとうございます。
「自分が幸せになることが一番の親孝行」という言葉
「時間が解決してくれる」という言葉に心が穏やかになるのを感じました。
そのうえで母の気持ちを代弁してくださった丹下様の長い文章を読むと、
ほんとうになんと母は私を愛してくれているのだろうと泣けてきました。
私自身は自分に自信がなく、結婚の際になにかをしてもらう価値もそんなにないと思っていました。
が、そんな情けない私のことを大切に思ってくれている母に心から申し訳なく思っています。
なるほど煩悩まみれだなあ・・・と、自省しながら家族に、まわりのひとに感謝の気持ちをもって過ごしていこうと思います。
これからどう幸せになっていったらいいのか、まだまだ悩みます。
またご相談させてもらうかもしれません。
どうぞよろしくお願いします。