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両親の供養について 続編

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有り難し有り難し 16

先日は大変お世話になりました。
その後 母の位牌も手配し 49日に向けて香典返しの準備など進めているところです。
私は先日ご相談した通り 8割がた菩提寺様のほうでお世話になると思っていました。2割はご縁があれば家のそばであればな…と淡い期待を抱いていたりもしました。
すると 夫が突然「俺の実家の墓にご両親を入れたらどうだ」と言い出しました。(夫の実家の墓は都内です)
詳しく聞くと 義母が 私の両親のお墓がないのであれば うちのお墓(といってもまだ義母の兄にあたる人しか入っておりません)に入れてはどうかというのです。
そのお墓は 義母の母が建てたもので 義祖母は現在老人ホームにはいるものの お元気です。ですので 私たちの名のる名字のお墓ではありませんが 諸事情で私たち夫婦がこの墓を守っていくことになっています。義両親は義父の名字を名乗っておりますが 事実上義母側の養子のような位置づけになっていると思います。
義母は そうしたら お墓もご供養も一か所で済むし 何しろ私(くま)の負担(金銭的にも精神的にも)が少ないのではないのかと。でもたぶん くまちゃんが遠慮して 絶対にその申し出は受けないだろうからねぇ・・遠慮しなくてもいいのにね。とおっしゃられていたそうです。
私は義母がそのようなことをお考えていらしたとは夢にも思わず そのやさしさにありがたくうれしくなりました。
とはいえ 宗派は違いますし 色々あるとは思いますが…
私は正直どうしたらいいのかわかりません。決して義家がどうとかいうわけではなく…
勿論これからも、義家と実親の両方のご先祖様を大事にしていくつもりです。
両家を一緒にするなんて このようなお話は普通にあることなのですか?
私はどうしたらいいのでしょうか?
もし義家の墓に入れたりしたら 私の両親は肩身の狭い思いをしたり苦しくなったりはしませんか?

義母は結婚して20年以上 ずっとずっとかわいがってくださっています(私は嫁姑関係は良好だと思っております)。嘘や冗談でこのような話をする人ではありません。
何が言いたいのかわからなくなってしまいましたが あまりに突然の話で お坊様にご相談したく書き込んでしまいました。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご先祖様は見守ってます

拝読させて頂きました。有り難きお申し出ですね。有り難きご縁を感じます。

ちなみに私の家は浄土宗ですが、以前は真言宗のお墓もあり、曹洞宗のお墓もありました。
ですからご先祖様は皆仏様になられておりますから浄土宗のウチのお寺にお墓をまとめました。
同じ仏教徒ですから問題ありません。
しっかりとご家族の皆さんとご相談なさってご判断なさってくださいね。そしてお寺様にもご相談なさってくださいね。
最近ではウチのお寺ではあまり何何家と入れませんね、南無阿弥陀仏や倶会一処や皆さんで決めた文字等をお墓に刻んでいますね。
どうかあわてずにじっくりとご判断なさってくださいね。
ご先祖様は皆さんをお見守りなさってくださっていますから。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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一回答者としても、お義母様のやさしさをうれしく思います

 ありがたい申し出ですね。ずうっと遠方のお寺に通ったり、新たに永代供養の墓所を探したりすることを考えると、金銭的にも労力的にもくまさんの負担は軽減されると思います。くまさんとして、そうしてあげたいと思うなら、そうなさって宜しいかと思います。

 但し、くまさんとしても気になっている点があると思います。今後検討すべき点もあると思います。下記の3点に整理してみました。

1、仮に、嫁ぎ先の墓所に、両親を埋葬するとしても、どういうタイミングが良いのか?
2、父の御骨を安置しているお寺さんの了承が得られるか?
3、嫁ぎ先のお墓に埋葬することが菩提寺の了承を得られるか?宗派の違いの問題はないか?

順番が変ですが、まず2から
 実家の菩提寺さんは、御両親の子供がくまさんしかいないことは知ってますよね。あなたが「いずれは他所に遺骨を移す。」という申し出することは覚悟しているでしょうし、理解してくれると思います。家の近くに同じ宗派の墓所を取るなら、菩提寺の住職は「やむを得ない」と感じるでしょうが、「嫁ぎ先の他宗派のお墓に」と聞くと嫌味を言う方もいるかもしれません。前の質問の回答と関連つけてしましますが、お母さまの7回忌か13回忌ぐらいまでは菩提寺で供養した方が良いのではないかと私は思います。

1、お母さまの7回忌か13回忌を終えてから、嫁ぎ先のお墓に埋葬するようにしたらいかがでしょうか。(状況によっては、早まったり、延びることもあると思います。)

3、「他宗派のお寺で葬儀を行った遺骨を当家(嫁ぎ先)の墓に埋葬したい。」と檀家から申し出を受けた場合、葬儀してすぐの場合ですと、お寺によっては「当宗派の戒名を当寺から受けなさい。」という場合もあります。宗派に拘らず「いいですよ。」と言ってくれるお寺さんもあるかもしれません。個々のお寺さんによって、微妙に対応が違ってくることもあります。

 将来的なこととして、相談することです。
 嫁ぎ先の菩提寺さんに「実家の両親が亡くなり、遠方ですが、自分が出来る限りは実家の菩提寺で供養していきたいと思っています。ただ義母がうちのお墓に入れてあげたら、と言ってくださってます。将来的には、お言葉に甘えさせていただこうかと思いますが、両親は他宗派の戒名をいただいていますが、大丈夫でしょうか?」と相談してみましょう。
 

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 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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質問者からのお礼

早々のご回答ありがとうございました。
あまりの想定外の義母からの提案に 驚き慌ててしまいました。
勿論義母は くまちゃんの好きにしていいのよ というスタンスは変わらないです。
ただ 墓を建てた義祖母もまだ健在で(とはいえ痴呆はあります)。
私はもちろん 母も面識のない義母の兄が眠るところに入れてしまっていいのだろうかという思いもあります。(その方は夫が小学生のころなくなっております)。
今のところ 49日以降はやはり父の眠る納骨堂に 今のまま母も一緒に継続して安置させていただこうとは思っています(月極です)
お寺様にしてみれば もう墓を買えるほどに長いこと月極で払い続けてきてるのだから この辺で納めてはどうだろうと思われてるとは思いますが 母が私のことを考えて墓を購入することを決めかねていたのだろうと思うと 私がしっかりしなければならないと思います。
このたびの義母の申し出はありがたいこととともに 私の中では想定外でこちらでお話を聞いていただけて良かったです。簡単に入れてしまえば?というものでもないことも理解できました(今のお寺様や義家のお寺様のことも)。
慌てず 父と母には娘が結論を出すまで 今のお寺様でまっていてね とお願いして いいお導きを受けれるようにしたいと思います。
こちらで相談できて心が軽くなりました。本当にありがとうございました。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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