2年前に夫がこの世を去りました
間もなく命日です
命日が近づくとなんとも言えない気持ちになります
今まで私は1度も夫の墓参りに行っていません
夫は実家のお墓に入っています
夫の家族より、「墓参りには来るな」といわれました
小学生の娘がいるので、
「娘にお父さんのお墓を教えてあげたい」といっても
「あの子は私たちの孫でもなんでもない。関係ない」
といわれました
生前より夫家族との関係はよくなかったですが、
初めて両親が病院に来た時の言動に夫がとても傷つき、面会拒否を
し、その後一度も会うことはありませんでした
両親は息子に会えなかったのはすべて嫁が仕組んだことと思っていて、
全ての非難が私へと向かいましたので、私は今でも夫の地元の言葉を
聞くだけで当時のことがフラッシュバックして、頭が真っ白になり具合が悪くなります
ちなみに分骨はしていません
むこうより分骨の申し出がありましたが、
私は当然墓参りにいけるものと思っていたのと、私の家族が私と娘の
将来を心配して反対したため断りました
分骨をしなかったことは後悔していません
ただ、葬儀1か月後に遺骨を取りにきた父親がキャリーバックに入れて
持って帰ったので、こんなことをする人のもとでちゃんと供養してもらっているのか心配です
夫も心のどこかではこういう状況になることがわかっていたのではないかと思います
私の周りは、「墓参りに行かなくても、自分の心の中で供養していればいいんだよ」という人と、
「奥さんと子供が来ないことが何よりも寂しいことだから行ったほうがいい」という人がいます。
どんな事情があれ墓参りに行かないということは罪深きことでしょうか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そういう事情は、亡くなられたご主人も重々ご理解されていたでしょうし、愛する妻子に災いをなすことなど決してありません。
仏様になられたご主人はNana様に常に寄り添っていただいています。それをイメージしながら合掌念仏いただければ、もう充分です。
Nana様
最愛の旦那様と別れ。ご親族との関係・・相当悩まれているようですね。
結論からお伝えします。「罰などありません。貴方が亡き旦那様に出来る最大限のご供養を行ってください」
お仏壇・旦那様のご位牌があるなら毎日お線香をさし、手を合わせるのがよいでしょう。
年回忌のご供養を行い、お塔婆をつくってもらい、お墓にお供え出来ないならお仏壇・ご位牌に留め置き、後日お寺さんに塔婆をお炊き上げしてもらってもよいと思います。
無理の無い範囲でご自身が旦那様の為に出来る精一杯のご供養を行ってください。旦那様は御仏様の世界で、nana様、お子さん、ご家族を温かい目で見守っておられます。
そのような事情ならぱ、お位牌か卒塔婆を拝めばよいと思います。
位牌や卒塔婆では遺骨が入っていませんが、要は、亡くなった方に思いを馳せる媒体があればよいと思います。
仏教では、お釈迦様の遺骨などは宝物扱いされますが、一般的には肉体や物に執着するのは悩みの種になるので、仏教的にはさほと遺骨にはこだわりません。
ただし、尊敬すべきりっぱな方(仏や大王や聖者)が亡くなった場合は、遺骨を埋めたところにストゥーパ(卒塔婆ルーツとなった塔)を建てて拝むと、拝んだ人の心が清くなると言われています。
ご主人の場合、遺骨は手元にありませんが、ご主人の分身である娘さんがいるのですから、遺骨よりも娘さんを宝物にされてはどうでしょうか。
なお、ご主人はいつか仏様・菩薩様に生まれ変わって人々を導く存在になるかもしれませんので、そう思ってご主人の位牌や卒塔婆、お墓を拝む場合は、拝んだ人の心も清くなる(悟りに一歩近づく)と思います。