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取説

回答数回答 2
有り難し有り難し 34

人間関係難しいです。色んな人がいます。1人1人の取扱説明書がほしいです。職場の中で嫌な思いをしている人がいることを知りました。つらいです。私がいたらだめなんだと思います。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

無ければ作るのもいい

いろんな人がいますよね。
十人十色です。
一人一人の事を手帳に書いてみてはどうでしょうか。
ただし、うっかり他人に見られても大丈夫なように、悪口は書いてはいけませんよ。
オリジナルの取説を作るのもいいと思いますよ。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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あなたの人生の主人公は?

昔の禅僧、瑞巌和尚は朝起きて顔を洗うときに、鏡に映った自分の顔に向かって
「おい主人公!目を覚ましてるか?」「ハイ!」
「人にダマされるなよ!」「ハイ!」
というやりとりを独りでやっていたそうです。

私たちは、本当の自分というものをとかく見失いがちです。
とくに今日、私たちをとりまく環境からくる刺戟はたいへんなもので、外のものに目を奪われている間に、自己を喪失しやすくなっています。
そこで、いつも主体的な自分というものを、はっきりと自覚していなければなりません。
だから瑞巌和尚は「おい、主人公、目を覚ましているか」とみずからを覚醒させていたのです。

人は、みんなそれぞれ自分の価値観、考え方を持っていますし、感じ方もそれぞれ。
ウマが合う人もいれば、どんなにがんばっても会わない人も、必ずと言っていいほどいます。
なので、すべての人とうまく付き合って行くということは、まず無理な話なのです。

大切なのは、あなた自身がしっかりと自分の主体性を見失うことなく在ること。
他人に合わせ、周囲の声に合わせ、空気感に神経をとがらせながら生活するのは、主人公を見失うことにつながります。

周りに振り回されることもなく、取り繕うこともなく、堂々と生きればいい。
自分が執着しているものの奴隷に成り下がっては、人生を棒に振りますよ。

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有り難し
おきもち

様々なつらい別れや痛みを、私も経験しながら今日を生きています。 あなたの...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。

無ければ作ればいいという考え方が新鮮でした。自分の芯はないので息をしていいか不安です。

お返事ありがとうございます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ