第二子を妊娠しましたが、旦那からは中絶をすすめられます
お忙しい中私の質問を読んでいただき、ありがとうございます。
この度、第二子を授かる事ができました。
しかし旦那からは中絶をすすめられています。
旦那が中絶をすすめる理由としては、第一子がまだ幼い事、私の精神的面で2人の子育てをしていくのは難しいのではないかと言う2点です。
私が第一子を出産した後、慣れない育児に戸惑い、数え切れない程何度も泣いてしまいました。
旦那は育児にとても協力的で私も沢山助けられましたが、それでも泣いてばかりいる私を見て第二子も育てるのは厳しいのではないかと判断したようです。
私自身は第二子を産みたいです。
せっかく私達のところに来てくれた命を、自分達の手によって空に帰すような事はしたくないです。
将来的には第一子の為にも兄弟をのこしてあげたいと夫婦で考えていたのに、【今は第一子の事でいっぱいだから】と中絶したくないのです。
今お腹の中にいる子はあきらめたのに、もし次に子どもができた場合は産んであげるというのは自分自身が納得できません。
子どもを育てるには綺麗事だけでは済まされないということは、第一子で学びました。
しかし第一子の笑顔や泣き顔、成長を日々見ているととても幸せな気持ちになり、母親としてこの子を守りたいと思います。
お腹にいる子も産まれてくれば同じように笑って泣いて成長していくんだと思うと、とても中絶する気にはなれませんし、この命を守りたいと思います。
幼い子どもを2人育てるのは大変ですが、それでも一生懸命育てていきたいと思うのです。
この様に旦那に私の気持ちを伝えるのですが、旦那はあまり良い顔や返事をしてくれません。
私の気持ちが旦那に伝わらないのをみると、私の考えは間違っているのでしょうか?
お坊さんもお忙しいのに、質問してしまい申し訳ありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お互いが想念ばかり観て「今」を見るチカラがないことが問題です
すでにその命を授かっている以上、僧侶の私どもがどうこう言えることではありません。
まず1人目の子育てで泣くほどに苦しんだ。そこが最大の問題点です。うちは3人いますが、同時にみんなが病気になれば同時多発テロ状態。正直発狂寸前になることだってあります。
もし、もう一人お子さんをお持ちになるならば、あなたが「泣くような女性にならなくなること」が大前提です。
子育てに限らず怒りや不安や苦しみを無くすことが仏教です。
悩み苦しみとは自己内の困惑です。いじめにあっても泣かない人は泣かない。負けない心を持つのです。
夫婦で物事を「想念越しに観る」性格を離れましょう。まず、あなたも。ご主人も。
ご主人も「どうせムリ」と想念越しにあなたを観ていることが問題でしょう。
あなたも子育て中に心労が多いのは「そこに無いものをそれ以上に観ている」癖があるから。
子育てが上手なママは子供が泣こうがわめこうが、自分がブレない。自分の思いに負けない、めげない、やるべきを淡々とやる。
「(・ω・)ハイハイ、オシメねー。」ピンポーン「宅急便デース」「ハーイ」キンコン♪(ママ友ラインラッシュ)無視ー♡。ただいまー(夫)おかえりー♡「ママ歯磨きー」「ハーイ」
行列レジのスタッフのようにサラッと流して停滞無きこと合気道の「転じ」の如し。
自分の不安や悲しみ、無力感、マイナス・ネガティブ思考に拘泥し、停滞する性格を離れるには子育てしながら仏道修行をすることです。想念を交えずに事を行を❝修❞ずる。(坐禅会おススメ)
すると独自の思考や想念を離れて、ありもしないことにおびえなくなる。
今もあなたはご主人との間に「負の思い」で揺らいでいるでしょう。
正直、御主人が一番反対しているのはあなたのその心の弱さだと思うのです。
ご主人としても仕事の都合上、何もしてあげられない苦しさもある。
本当に子育ては「今はできると思う」と思っても実際、誕生してから本当に大変です。
産みたい、だけでは無責任と言わざるを得ないものです。
一番よいのでお電話かお寺に来て頂き公平な第三者の意見を通して判断されることです。
家族間だとどうしても感情的になってしまう事もあると思います。
そして、今後をきちんと夫婦で話し合うのです。
どうするどうしないも、夫婦の仲が一番大切です。
最優先すべき事はなにか。
これをよーく、色んな角度で考えてください。
命は誰のものなのでしょう
拝
きっと旦那様は貴方を思いやる気持ちがお強いのでしょうね。
しかしながら授かった命を少々軽々しく考えておられるようです。なにせ二人が愛し合い、その二人を選んで宿った命
命は極楽往生するまで輪廻します
そして、全て原因と縁が幾重の時を重ね複雑に絡み合い今という時があるのです。
旦那様は男です。そして、中絶の苦しみは命を宿した女性が一生背負う事になりますが、男はただ寄り添う事しかできません。私としてもそうした水子さんの供養は何年供養しても大変心苦しくいたたまれないものです。
そもそも苦労を恐れる事は無いと思いますよ、人生はこの苦労を取り除いたとしても苦労ばかりなのですからね。
大体の試練は乗り越える価値のあるものです。
命はロウソクの火のように儚いものです。消そうと思えば簡単に消せますがおなじロウソクにもう一度火をつける事は叶わないのです。
何よりお二人で回答を読んで未来にシコリが残らぬようしっかり何度も話し合われます事
これが今何より求められているように感じます。
命は親のものでは無いのに当然の選択のように使われる堕胎
もう少し慎重に考えましょう
合掌