していいこと、悪いこと
息子の仏壇に、義母がお地蔵様を買ってきました。さりげなく置きたいのに
私が見ていない間に、置場所がきにいらないのか移動させます。
大切の物なので、そんなに動かさなくてもとおもうのですが。
同居していないし、先祖代々の仏壇でもない。どうして、勝手にいじるのか私には理解できなくなりました。
今日は、私が部屋を一瞬開けた時でした。
移動させてありました。どうしても
一番手前におきたいようです。
息子の写真の隣におきたいようです。
お地蔵様の顔が息子に似てるから買ってきたようです。
こういう事で、私がこんな気持ちだと息子に怒られそうです。
本当なら、お地蔵様は、仏壇のどこ辺りに置けばいいですか。教えて下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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本当の成仏
私があなたならばお子さんを「わたしのこども」と思い続けたいと思うでしょう。
ですが、それでは本当はお互いの為にならない。お互いの成仏にならないのです。
たとえばあなたのお母さんは、あなたのお父さんにとっても奧様です。
あなたがあなただけで、自分だけの母親だ、と周りの関わってきた人間を排除したくても、あなたのお母さんが関わってきた人はあなただけではないわけですから、色んな方を照らす必要がある訳です。
今は義理のお母さまも、血のつながった孫を失って本当に悲しいのです。11年間、それなりに関わってきて本当に悲しいのでしょう。何とかしてあげたいという気持ちからお地蔵さんを見つけてこられたのです。
何故なら自分の息子の子供ですから、目に入れても居たくないほどかわいいのです。
あなたも比較にならないほど苦しかったでしょうし、悲しかったでしょう。
自分だけのわが子にしたい気持ちもありますでしょうが、同じように悲しんでいる人たちもいるというだけで、そんなにお地蔵さんを嫌う必要はありません。
月は誰のものでもありません。
みんなを照らしています。
亡くなった人は月です。月のようなものです。
誰のものでもなくなって、姿形こそは見えずとも精霊、仏様として一家を見守り、照らしてくれているのです。どうぞ、その光をお孫さまとお婆ちゃんとのご関係であった義理のお母さまにも、お互いの立場を捨てて照らしてあげてください。月の光は減るものはありません。
今もあなたにも照らしてくれています。
人の命は無くなりません。身体としての命が亡くなっても、今も語りかけてくれているという確かさが、ここに質問という形であなたにお子さんが働きかけてくださったのです。
お子さんからの問いかけを、み教え、導きとして、菩提心をもって今後もご自身の人生を豊かなものになさってください。みな様が心安らかなることを御祈念申し上げます。
大切なことは
拝読させて頂きました。あなたも、そしてお義母様も息子さんを心からご供養なさりたいお気持ちでいらっしゃるのでしょうね。
お仏壇の中でどこに置くことが望ましいのかは宗派によっても違いがあると思います。またご住職様のお考えによっても違いがあると思います。もし可能であるならば一度ご住職様にお伺いなさってみてくださいね。
大切なことはあなたもお義母様も心清らかに息子さんにお向き合いなさり、真心込めてご供養なさって頂くことです。目先のことではありません。
息子さんにお向き合いなさりじーっと耳をすませてくださいね。きっと息子さんの心の声が聞こえ参ります。
息子さんが望む思いが心に響いて参ります。
あなたがこれからも息子さんを思いご供養なさり、そして心も身体もお健やかにご生活なさって頂きますようにと心からお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
ありがとうございました。
気持ちが落ち着きました。
ありがとうございました。
私がこんな気持ちのだと、笑ってくれませんね。