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オンとオフの切り替えが出来ない

回答数回答 1
有り難し有り難し 7

はじめまして。
私は以前アパレル業で働いており、
店長になる事が夢でした。
5年間かけて夢を叶え、店長になったものの
いろんなストレスで5キロ痩せ、
家に帰れば毎日泣いていました。
ですが皆の前では明るく振る舞い、
あなたって悩みがなさそうで、いつも楽しそう
と言われるのが、悩みでした。
ですが、努力が報われ夢が叶う快感は忘れられません。
店長になり1年、仕事をやめてから半年間
海外に留学して、帰ってきました。
海外の程よい適当さ、
ハッピーに生きる事の大切さを
痛感いたしました。
でも、私は日本人。
もう頑張りたくない。ラフに生きたい。
だけど頑張りたい。努力して成長したい。
今は、また新たな場所でアパレル業をしています。
頭の中では
仕事の日は全力で働き、
休みの日は全力で休む事が出来れば、、、
と、分かっていても、
どちらかの考えに偏ってしまいます。
全力なら、いつも全力で突っ走ってしまい、
ゆっくり生きようと思えば、全てがだらけてしまいます。
オンとオフの切り替えを、うまくする方法や心の持ち方があれば、ぜひ聞かせてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

がんばらなくていい

あなたはきっと「がんばろう」なんて思わなくても
がんばっちゃうのでしょう。ですから無理に頑張ろうとしないことです。

そして仕事とプライベートを分けようとするのではなく、今目の前のこと生きたらいいと思います。
仕事の時間は今、目の前のことをただ淡々とする。
休日に家にいるときは、風呂に入る。掃除をする。食事をする。運動をする。読書をする。テレビを見る。一つ一つの動作を大切にし、そこに生きるのです。
一生懸命やろうとか、集中してなんて考えなくていいです。ただやればいいのです。

大切なことは目の前の事実。考え想像の世界は、目の前には一切広がっていません。休みのときに仕事のことをもし思いだしたとしたら、その時は事実から離れているという証拠。
事実は「今」「目の前のここ」しかないです。
休日は休日で目の前のことをやればいいのです。

自然とメリハリがつくはずです。その時その時の様子で変化しながら生活を送ることができると思います。がんばろうとせず肩の力を抜いて、まずは自分を観察するところから始めて見てください。

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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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質問者からのお礼

目の前の事を、一つ一つ、丁寧に、大切に、、ですね!!たしかに、いつも色んなことを考えて勝手にパンクしてしまっていたかもしれません。気付かせていただけて嬉しいです。ありがとうございます。

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