正しい供養とは?
幼い頃、母と離婚した父が、数年前に他界していたと人伝に聞きました。
働かず、タバコと酒とパチンコに溺れ、気に入らないことがあると、母や私達兄弟に暴力を振るう父で、記憶にあるのは恐怖の対象でしかありませんでした。
ですが先日、ある人から、「両親あってのあなたなのだから、きちんと供養してあげなさい」と言われました。父は上記のような人でしたから、寒い日に野外で凍死し、兄弟親族からも見放され、市の無縁仏の墓地に納められたと聞きました。父の大好きだったお酒とお線香をあげ、お盆、お彼岸とお参りに行きましたが、これが正しい供養なのかわかりません。お葬式をあげてあげるお金もありません。
正しい供養とはどのようなものなのでしょうか?どうしたら父は安らかに眠れるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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貴女が迷ってはいけませんよ
ご質問拝見いたしました。
りく様のその姿勢・気持ちが一番大切です。お線香をお供えする。お盆お彼岸にお参りする。
それだけでも十分かと思います。
ご両親あってのりく様です。たとえどんな生き様をしようとも、どんな人生の終わり方をしようとも、お父様がいて、お母様がいて、りく様がいます。
今、貴女の命があることに感謝して、お父様に手を合わせましょう。
貴女が悩んではダメです。迷ってはダメです。
感謝の気持ちを持って、「ありがとう」の気持ちを伝えてください。
貴女のご宗旨がわかりませんが、浄土真宗では「ありがとう」の感謝の気持ちは「南無阿弥陀仏」と申します。
合掌
質問者からのお礼
お忙しい中、ご回答ありがとうございました。お彼岸、お盆と、南無阿弥陀仏とお参りをしたいと思います。本当にありがとうございました。
柳原様も、お時間を割いてご回答くださり、ありがとうございました。供養にも種類があるのですね。今できること、父が望むことを考えながら、行ないたいと思います。本当にありがとうございました。