子供についつい言ってしまう
実は今日子供に言ってしまいました。
子供は聞きたくないと言っていたのに。(多分本人の自覚はあるから)
子供は小学生でスポーツのクラブに入っています。
その運動は一生懸命やっていますがまだ他のメンバーには追い付いていないです、それで他の子はもっと頑張っているのにとあなたはやっていないと言ってしまいました。「時間がない」と子供は言っていますがテレビを見たりのんびり家ではしています。そう言うと子供はママは分かっていない、自分は一生懸命だ。
と言ったのですが、もっと頑張らないといけないと言ってしまいました。
試合に出れず(来年が小学生最後の年です)悔するのが目に見えているのにそうなったら落ち込んでしまうことも分かってしまうのに、出来るだけ子供が傷つかないようにと思うのに結局は自分のエゴで子供を傷つけてしまいました。
どうしたら私はよかったのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
10歳過ぎたら自分で考えよ
私たちは、子どもが赤ちゃんの時から彼らに関わっています。それこそ「寝返りさえ、うてない」頃から。ですから思いました。「この子の為だったら、何でもしてあげよう」と。
しかし子どもは育ち、できることが増え、いずれ独り立ちしなければなりません。「世の中には、苦しみ(=思い通りにならないこと)がある」と知らせ、なおその中に出て行かねばならないのです。
ですから、学校や「外の社会」で壁にぶつかるのは、親にとって美味しい話です。一方的に「応援する」側に立てるのですから。けどね、それには前提があります。「本人がやりたい・得たいと思っている事」でなければ応援にならない。
子どもは世間知らずですから、「できれば文武両道かつ女子からも人気者でいたい!」と、漠然と思ったりします。しかし社会が「世の中、そう甘いもんじゃない」という現実を突きつけてくる。当然傷つきます。そして帰宅。その時こそ、親の出番です。「頑張ってるよ、信じているよ」というメッセージを伝えるのにうってつけの状況ができているのです。
「せっかく始めたのに」とか「これだけお金をつぎ込んだのに」というのは親の事情。そういう思いを子どもに育てたいならば、自身が趣味に打ち込む姿を見せる、「真似したい」と思える大人でいる他ありません。また、貴女が恐らく陥っている「苦しんでいる姿を見たくない」のもお母さんの都合、同じことです。
10歳を過ぎると子どもは「親が喜ぶから」では余り動きません。何かの拍子にせよ、自分で決心した事でしか。急かさず押しつけず、自分で選択するのを待ってあげて下さい。これからの「受験どうする?」「会社どうする?」の時も、同じ様な状況になりかねません。
質問者からのお礼
ありがとうございました。