戒名について
ずっと以前の話になりますが、ある日私は夢の中でお釈迦様に戒名をいただきました。
名前を忘れてしまいましたが最後に『大姉』がついていました。
「私は生きています。」と言うと、
「生きていても良い行いをしたものに与えられる。」とお答えになられました。
変わった夢だったなあと思います。
ところで、亡くなったかたには戒名がいただけますね。
戒名とは一体何のためのどういうものでしょうか。
名前にはどんな意味を持たせてつけるのでしょうか。
実際に生前に戒名を頂けることってありますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
本来は生きている人が仏弟子になるときに授けられるもの
おはようございます。
不思議な夢をご覧になりましたね。
さて「お戒名」とは、仏弟子(お釈迦さまのお弟子さま)になるための戒を授けられ、仏弟子となった証として付けられるものです。本来は生きている人が出家する時に付けてもらうものです。
夢では「生きていても良い行いをしたものに与えられる」と言われたそうですが、残念ながらそれは正しくありません。仏弟子に与えられるものなので、善い行いをしていても本人に仏弟子になるつもりがなければ与えられませんし、特に善い行いをしていなくても、また悪い行いをしてしまっていてもそれを懺悔して仏弟子になりたいと発心すれば、お戒名はいただけます。
もしかしたら、あなたは善い行いをして仏弟子としてふさわしいということでお釈迦さまが夢に現れたしたのかもしれませんね。
戒名については過去にも様々な質問が出ています(この下に「関連する問答」として表示されています) ので、併せてご覧下さい。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
夢を見たときは『私死んでないよ!』と思ってしまいましたが、本来は仏弟子に与えられるものなんですね。
とてもありがたい夢だったと思います。
今の心境では煩悩がひどいので仏門入りした方がいいような気がしています。
他の質問も参考にさせていただきます。
ありがとうございました。