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戒名について

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ずっと以前の話になりますが、ある日私は夢の中でお釈迦様に戒名をいただきました。
名前を忘れてしまいましたが最後に『大姉』がついていました。

「私は生きています。」と言うと、
「生きていても良い行いをしたものに与えられる。」とお答えになられました。

変わった夢だったなあと思います。

ところで、亡くなったかたには戒名がいただけますね。

戒名とは一体何のためのどういうものでしょうか。
名前にはどんな意味を持たせてつけるのでしょうか。

実際に生前に戒名を頂けることってありますか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

本来は生きている人が仏弟子になるときに授けられるもの

おはようございます。

 不思議な夢をご覧になりましたね。

 さて「お戒名」とは、仏弟子(お釈迦さまのお弟子さま)になるための戒を授けられ、仏弟子となった証として付けられるものです。本来は生きている人が出家する時に付けてもらうものです。

 夢では「生きていても良い行いをしたものに与えられる」と言われたそうですが、残念ながらそれは正しくありません。仏弟子に与えられるものなので、善い行いをしていても本人に仏弟子になるつもりがなければ与えられませんし、特に善い行いをしていなくても、また悪い行いをしてしまっていてもそれを懺悔して仏弟子になりたいと発心すれば、お戒名はいただけます。

 もしかしたら、あなたは善い行いをして仏弟子としてふさわしいということでお釈迦さまが夢に現れたしたのかもしれませんね。

 戒名については過去にも様々な質問が出ています(この下に「関連する問答」として表示されています) ので、併せてご覧下さい。

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。

夢を見たときは『私死んでないよ!』と思ってしまいましたが、本来は仏弟子に与えられるものなんですね。

とてもありがたい夢だったと思います。
今の心境では煩悩がひどいので仏門入りした方がいいような気がしています。

他の質問も参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

「戒名」問答一覧

戒名料と魂入れのお布施について

お世話になります。 お布施の相場感について教えて頂きたいです。 この度母が亡くなり、葬儀屋さんの紹介頂いたお寺さんに四十九日法要と新しい仏壇への魂入れをお願いすることになりました。葬儀屋さんから四十九日だけであれば、3万円と案内がありましたが、今回仏壇への魂入れもあるので、お布施の相場を葬儀屋さん経由で聞いたところ、5~10万円とのことでした。 そして、後日、お寺さんとのやり取りの中で、古いお仏壇の供養と、子供の頃に亡くなった父の位牌の件でどうするか?というご提案を頂きました。 古いお仏壇は仏具店にて魂抜きお焚き上げをお願いできますが、父は宗教上の理由から、亡くなった当時戒名をいただかず、位牌もない状態です。 お寺さんと相談し、古い仏壇は仏具店にお任せすることになりましたが、父の件は、夫婦位牌にして、父にも戒名を授けていただけるという流れになりました。 お寺さんには無知な私に色々と教えていただき、大変有難く、お布施でも礼を尽くしたいのですが、今回母の葬儀でまとまったお金が出ていき、経済的に厳しい状況です。 今回父の分の戒名と夫婦位牌へ母と合わせて魂入れとなると、もともとの5〜10万円に加えて、いくらほどお布施を追加したらよろしいでしょうか。 お寺さんに聞きましたが、冗談ぽく「たくさん笑」と言われました。気持ちの問題なのでそうとしかお答えできないかと思いますし、ご配慮をして頂いた上で、ユーモアあるご回答だったと思います。 ただやはり、失礼のない相場感を教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

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戒を授かることについて

お世話になります。 私の実家(祖父母)は、父方・母方ともに西本願寺派の檀家ですが、父母の代から別に家を構え、私自身も結婚して独立し、父母の家・私の家ともに仏壇はなく、檀那寺との付き合いもありません。 今後、父母逝去の際にどうするかという問題もあるのですが、今回ご相談したいのは、私自身の授戒についてです。 生前に戒を授かることはとても尊いことと聞き、死後授かるよりも素晴らしく、破戒があっても、輪廻の果てに必ずや解脱に導くと聞いたことがあります。 仏弟子となりたいという思いのほか、子どもをもうけるつもりがないため、死後の葬送が不明瞭ということもあり、生きているうちに戒を授かりたいと考えているのですが、どのように手続きしてよいか分かりません。 高野山、善光寺では授戒会をしているときがあるとか、本願寺ではお剃刀があるという断片的な情報しか知り得ないのですが、 1 授戒とお剃刀は仏弟子になるという意味で同様のものですか?(浄土真宗には戒がないのでお剃刀とは聞いています。) 2 授戒と戒名の授与は別なのでしょうか? 3 どのように授戒やお剃刀にアクセスすればよいでしょうか?(いきなり近隣の お寺に行って、「授戒してください。」でOKなのか?) 4 複数のお寺で、何回も授戒を受けてもよいのでしょうか?その場合戒名は複数持てることになるのでしょうか? 5 生前戒名を授かっていた場合、授戒したお寺さん以外で死後、葬儀や法要をしてくれない場合もあると聞いたのですが、肌感覚としていかがでしょうか? 6 また、祖父母の檀那寺を含め、もし授戒をしてくれるお寺様と巡り合えた場合、その授戒・戒名(又は法名)を持ちながら、他宗派の信仰や勤行をしても差し支えないものなのでしょうか?(例えば、檀那寺又は檀那寺経由で浄土真宗の法名をもらいながら、一方で、他宗派の信仰や勤行をする等) 以上、とりとめのない質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

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