焦らない、やらない自分が嫌い
最近あまりにもやるべきことをやらない自分に自己嫌悪しています。もうすぐ留学するのにもかかわらず勉強しなかったり、いつもいつもギリギリになってやり始めます。結局やらねばならないことなのだからすぐに行動に移すべきなのにできません。目標も、夢もあるのに、何故か行動に移せない。甘えかもしれませんが何度もこの状態に陥るのでなんとかして改善していきたいです。
みなさんはどうやって即行動に移していますか?ご意見お待ちしています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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私はそんな立派なお坊さんじゃありません
私はギリギリまでやりません。ギリギリになって胃が痛くなるようなヤベェ!という想いをエネルギーにして即やります。ひとたびやり始めたら食事もそこそこに、深夜までそれのみやります。
何故か?子供の頃や学生の頃にいっぱい失敗したから。「やらないのは愚か。今やる苦痛よりも、やらなくて後からくる苦痛の方がよっぽど重たい」と胃が痛くなるほど知覚しているから。だから「やろう!」とは思わず、「馬鹿なことは止めるんだ!(やらないという事を止めるんだ!)」と自分に言い聞かせながらやります。善・即・Doではなく、悪・即・斬です。
でも、最近は…いつまでも若くないのでしょうね。。。無茶がこたえるようになってきましてね、早め早めにやる方が楽だなと体感し始めています。良い傾向です。
もう1つの締め切りを
分かります。人間、生き延びるのに直接必要ないことは、むしろ後回しにして「締め切りに間に合う」ギリギリのタイミングで始める傾向があります。そして、即結果が出て、即人生に影響を及ぼさないものであれば、後回しにしがち。
正直言って、それでも人生は回っていくものなのですが、今回のご相談へはテクニック・ツールとして「もう1つの締め切りを作る」ことをご提案します。
それは、「いついつに始める」という決め方。お掃除と同じで、人間は「やり始めたこと」は結構継続できるのです。やり始めると「問題の全体像」も見えるものですし。
で、それを過ぎてしまったら、演技で構わないので「まずい、締め切りを過ぎちゃった」と口に出して、とにかく取り掛かることです。始めてみると案外「まだ大丈夫」が見つかることもあります。締め切り一回方式だと、1つのトラブルでおじゃんになったりますが、締め切り二つ体制は、そのリスクが低くなります。
なーんて、プレジデントウーマンとかの雑誌に書いてあったような覚えがあります。
上手く締め切りを使えるようになれば、あなたは時間を自由に使えるようになります。自由を手に入れるのは、(多分)仏教の目指す所に繋がっていると思いますよ。