受験する子どもにかけてあげる言葉
子どもが中学入試を受けます。
事情があり、志望校1校しか受けられません。
一発勝負なので、本人なりに不安も出てきています。
本番まで、1か月ちょっとに迫った今、本人にどんな言葉を
かけてやればいいか、迷っています。
自分ならどんな言葉をかけてもらえば嬉しいのか、考えてみましたが、
子どもにはどんな言葉が響くのだろうかと悩みます。
アドバイスよろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
声をかけないという選択もありますよ
かけてあげたい言葉が見つからないのなら、無理に声を掛ける必要も無いのでは。
我が家も、上の2人の子供達が中学受験をしましたので、その大変さは存じております^^;
我が家の場合は、塾講師の妻が勉強に付き添って、常にケツを叩いていたので、自分はあえて静観していました。
努めて普通に日常生活感を保つようにしていたと思います。
特別に言葉が思い浮かばなければ、それでもいいんじゃないですか?
親はでんと構えて、わが子の頑張りをしっかり見ててあげましょう。
そして、結果はどうあれ、がんばった我が子を存分に褒めてあげましょう。
大切なのは結果ではなく過程ではないかと思います。
信じている、かな。
こんばんは。我が家も中学受験がありましたので、この季節からの諸々の心配は、よく分かります。じっとしていると手持ち無沙汰だったので、折り紙をたくさん折っていたことを思い出します。
「子どもに響く言葉を」とのことですが、敢えて言うなら「信じてるよ」でしょうか。「…だからがんばって」は不要というか邪魔です。それは自分で決心すること。
ですから、林師に近いですが「こちらが受け身でいる」ことの方が良いと思います。部屋が整理されていて勉強の環境があり、決まった範囲内の時間にしっかりご飯が出てくる。食べなかったり遅くなっても、また同じ時間に用意しておく。主導的にできるのはその程度であろうと思います。
おそらく受験塾へ通っているでしょうから、問題の指摘や課題は先生が出してくれます。お子さんがそれに直面して、そのあとに両親の出番はあります。子どもからのアクションがあれば応え、なければ「親の務め」上記の2つをこなしていく。
単に「合格する」だけではなく、「大人への一歩」を歩ませたいのでしょう?そのための「やり方」と思って下さい。
認める言葉を
こんばんは。
息子さん受験ですか。大変ですね。
参考になるかどうかわかりませんが、私の息子が保育園の頃、先生に「おとうさんおかあさんに言われてうれしかった言葉は何?」と聞かれ「がんばったね」と答えたそうです。なるほど。それ以来私は、息子に「がんばったね」と声をかけるようにしています。
人には「誰かに認めてもらいたい」という欲求があります。ですから「がんばったね」「がんばっているね」などの言葉は喜ばれると思いますよ。
尚「合格したらこれを買ってあげる」などの言葉は、励みにはなりますが、万が一合格出来なかった時には残酷な言葉になります。ご注意を。
人生は・・
ひまわり様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
中学入試・・拙生も専願一校で、不安な思いをしたことがあります。
もし、あの時の自分に声を掛けてあげられるとしたら・・
「人生は、何もこの入試の結果で決まる訳ではない。それよりも出逢う人々によって決まっていくもの。良い出逢いがあるかどうかも、この結果だけで決まるものではない。それよりも何よりも、真摯に、誠実に、人や物事と向き合えるような人間であってほしい。例え、この結果が宜しくなくても、真摯に、誠実に向き合っていければ、きっと挽回はできるだろうし、高校も大学、就職も大切だが、何よりも誠実さがあれば、良い出逢いにも恵まれて、人にも支えられ、助けられて、より良い人生が送れていけることになるだろう。」
と、少し大上段になってしまいましたかね・・
「これで人生の全てが決まるわけではないけれども、最後まで諦めずに頑張りなさい。」
サクラサクを祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
林先生、佐藤先生、光禪先生、川口先生、
その節は有難いお言葉をいただきありがとうございました。
先生方のお言葉が、私の心の支えになりました。
あまりにも素敵なお言葉で、私自身も感動し、子どもにも伝えてやることができました。
お礼が遅くなったことをお詫び申し上げます。
先生方も、お体ご自愛ください。