ポジティブに考えるにはどうしたらいいですか
何か問題にぶつかった時に、
いつもネガティブに考えてしまいます。
周りもテンション下がるし、治したいです。
どうやったらポジティブに考えられますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
柔軟な心を
ポジティブに考えるにはどうしたらいいか・・・
ペットボトルにジュ-スが半分残っています。
これを「あと半分しか無い」とみるか、「まだ半分ある」と見るかは、結局は自分次第。
「こうすればいい」という方法はないんですよね。
自分なりのやり方を見つけ出すしかないのです。
一つ言えるのは
「全方位、色々な方向から物事を見る」
ことができるような人になれば、ポジティブもネガティブもなく、自由自在・臨機応変になるよということ。
「一見四水」という言葉があります。
「同じ水でも、天人はキラキラ光る宝と見て、人間は水と見る、餓鬼は膿血と見る、魚は住まいと見る。」
という意味で、その対象を見る主体によって、その存在は変化するのだという教えです。
同じ事柄でも、立場によって見え方が変わるのです、ゆきさんも、自在に立場を変えてものが見られるように、柔軟な心を育んでいきましょう。
かたよらない
こだわらない
とらわれない
ですよ^^
イイコト12コ 悪いこと12コ 本当は1コ
ダースというチョコレートがあります。
イイコト12個というキャッチフレーズがあります。
チョコは良いもの?悪いもの?
良いこと探しをすれば、チョコは甘い、オイシイ、ギャバでストレス軽減、
悪いこと探しをすれば、チョコは太る、虫歯になる、ニキビができるなどと、悪いモノにもなってしまいます。
つまり「(チョコに限らず)チョコ」という【そのもの自体】には本来良い悪いはないという事をまず知ってください。
私はかつてプラス思考講座を開いていました。
ぶっちゃけお勧めしません。
要点を申し上げますと、プラス思考やポジティブシンキング、陽転思考というものは、
まず「事実は一つ、思い方が無限にできる」ことを知ればいいのです。
ついうっかり悪いことと思ってしまう事の対極の明るい価値を考えて、良い方の評価を選択すればよいだけです。
例:自分は短気だ⇔でも結論をすぐに出せる 言葉が乱暴だ⇔勇ましい 暗い性格⇔慎重な性格
たとえば、今日は曇りという事実があります。
そこにはまだ評価はありません。
人間を一喜一憂させるのは評価の方であって事実の方ではありません。
事実思考「くもりだ」
マイナス思考「陰鬱だ」
プラス思考「過ごしやすい」
本当は誰でも最初は純粋にその事実を味わっています。
二次的に、想念を起こして生滅、生死、損得、美醜、善悪、ポジティブ⇔ネガティブという相対的なものの見方が生ずる。これは人間の観念によるものの見方、想念越しのモノの眺め方なのです。
仏法とはポジティブ・ネガティブ思考にわたらない、ありのままの事実をそのままに見ることです。
もっと言えば仏法とは物事を真実のさまとして眺める方法でもあります。
たった一つの事実という実物を観ずして、観念越しにものごとを眺めている世界を卒業して、勝ち負け、損得に一喜一憂しない最高のポジティブとすら言えましょう。
想念越しに見た優劣、良し悪しの評価世界は本当は嘘の世界とすら言えるのです。
見方によって角度や価値や意味が変わる。
それは想念、評価という心の行為する世界なのです。
故に心が良く評価するように、心がニコニコマークになるように努めてみましょう。
今日はある芸能人が離婚したけど再婚してお子さんを授かり、おめでた報道がありました。
どう転んでもよかったねで丸く収めるようにつとめましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
すぐには無理かもしれないですが、
そのお言葉を常に心にかけて過ごそうと思います!
ありがとうございます。
ダースの例えがとても分かりやすかったです!
心がニコニコマークになれるよう、
物事の良い面に目を向けていきたいと思います。