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仏壇ではない場所に位牌

回答数回答 3
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いつもこちらの疑問にわかりやすく、的確にご回答頂きありがとうございます。本当に助かっておりますm(_ _)m

今回は、位牌のみの供養の仕方についてお伺いしたく書き込みさせて頂きました。

先月最愛の母が亡くなりバタバタしておりましたが、どうにかひと段落をし、49日に向けて仏壇や本位牌の準備に取り掛かり始めた所です。母の遺骨は母の実家の墓に埋葬予定です。母の実家は関東になり、私は嫁いで東海に住んでおります。そこで、私の家の分も位牌を用意する事になりました。中々関東に行けない事と、自宅でも供養をしたいと思ったからです。49日法要で本仏壇用の位牌と、我が家の位牌に魂入れをして頂きます。

主人の実家には立派な仏壇があります。聞けば、仏壇は複数あるものではないとの事。仏壇なく、位牌と写真、線香などで母を想ってあげて、と母の両親に言われました。当初は小さな仏壇を購入しようか
と考えておりましたが、色々聞くうちに仏壇はやめ、高い位置に棚を作りそこに用意をしようかと考えました。

そこで、位牌とお線香などをあげる容器など小物にあわせ、ご本尊を必ず用意しなければならないのでしょうか?亡くなった方へ、ではなく 仏様のための線香 とも聞いたので、ご本尊がないと何の意味もないのか。そもそも位牌をおくならしっかり仏壇ではいけないのか、頭が混乱してきました・・。

無知でお恥ずかしい限りですが、母の葬儀が人生初めての葬儀参加となり、離婚をしていたため私が喪主となり、分からないなりに調べ、聞き、動いておりました。しかし、この件に関しては中々答えが見つからず困っております。

よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

思いが大事

みつままさん、こんにちは。

お位牌を作られたのですね。
お母様をちゃんとお祀りして差し上げようとする気持ち、有り難いことです。

仏壇については、宗派や地域によって答えはまちまちだと思いますので、私の思うところを書かせていただきます。

私なりの結論から言えば、仏壇は必要ない「とも」思います。

「とも」と括弧書きしたのは、あった方が「気持ちが傾けやすい」だろうということで、なくてもお位牌を大切に扱うのならば何ら不都合はないと思います。

仏壇が一般のご家庭に普及したのは江戸時代後期くらいからといわれています。
それまでは、武家や商家のお屋敷にしか持仏堂、仏間、仏壇といったものはありませんでした。

お位牌(白木)は、江戸初期には一般化していたといわれていますので、それまでは仏壇なしでお祀りしていたことになります。

お位牌が手元にあるだけで、そこにお母様がいてくれるという安心感もあるでしょう。

ですから、例え仏壇やご本尊がなくても、どこか粗末にならないところを探して、きれいな敷物でも敷いて、お母様の居場所として大切にお祀りしてあげたら良いと思います。

お線香も、無理ならなくてもかまいません。
お水でもお茶でも珈琲でも、ご飯がなければパンでもお菓子でも、気持ちでお供えすることが一番です。

要は、祀るあなたの気持ちの問題です。
あなたが、お母様やご先祖様を大切に思う気持ちは、そのままで十分届くはずです。

最近は、法事でも何でも業者に任せっきりで、お供えまで一揃え業者がしてしまう事も少なくありませんが、祀られる仏様があなたならどうでしょう?

スーパーにでもお供え物を買いに行って、「お母さんこれ好きだったな。」「これ旬だから美味しいだろうな。」「食べさせてあげたいな。」そう思って手に取った瞬間に、もうお供えはお母さんに届いているはずです。

形ではありません、気持ちですよ。

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家庭にみ仏の光を

仏壇がなくても、インターネットとかからプリントアウトしたものでもいいので、仏像の写真やイラストか、「南無◯◯仏」と好きな仏様のお名前を書いた紙やミニ掛け軸か、仏様を表す法輪のマークを、部屋のどこかに、できれば座ったときに見上げる程度の高さの位置に、貼っていただきたいと思います。
その前に位牌と、できれば三つ具足(線香、ろうそく、花)も置いてください。
花の管理が大変なら、花は普段は造花でもまぁよいでしょう。
私たちを導いてくれるのは、お釈迦様をはじめとする仏様であり、お釈迦様が遺してくださった教えなのです。
お母様も、戒名(法名)を授かり仏弟子(お釈迦様の弟子の弟子の弟子の…弟子の末裔)として輪廻の旅路に出られたのだとしたら、何らかの形で仏教的な供養をしていただきたいと、
私は個人的に思います。
お土産もののかわいいお地蔵様のマスコット、とかでもよいので。

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供養なさりたいと言う こころが一番大切ですよ。

小さい御仏壇で、おまつりなさる事が、一番良いと思われます。

良くききますが、『 御仏壇、お位牌が、いくつもあってはいけない、、、、、』
全くそんな事は、ありませんよ。
間違いでしか有りません。

御仏壇は、お寺や、お浄土とご縁の有る方々(仏様、お祖師様、ご先祖様)が、娑婆に起こしになる、出張所だと、お考えください。

お位牌だけでも、良いと思いますが、やはり粗雑に扱ってしまいます。これはだめです。

難しいことは、何ら必要ありませんよ。
大切に想い、ご供養なさる事は、素晴らしい事です。

『 願心清浄 』 お経にこんな一説が有ります。

大切方に、お花を手向けたい、ご供養したい その心か仏になると有ります。

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