大人になれない。
こんにちは。私は現在植物の生き方を研究している大学院生です。
ご相談させていただきたいことは、中学生から現在まで希死念慮が消えないことです。大学入学後3年ほどは、そこそこ落ち着いていました。しかし、いざ自分のやりたい研究を始めると、なかなかうまくいかない上に、研究室での人間関係にも悩むようになり、希死念慮が復活しました。
いつまでたっても大人になれず、友人に依存し続ける日はもういやです。かといって、今自殺してしまうと研究を途中で放り出すことになり無責任この上ないです。自殺未遂した翌日に友人に泣かれ、ナイフで他人の心をえぐるようなこともしたくないです。しかし、毎朝の起きたときの絶望感や死にたさは理屈で消えるものでもありません。
病院にいくべきなのでしょうが、保険の関係で親に心療内科に通っていることがばれると「家の恥になるのでやめてくれ」ということを言われます。
正直、生き方や価値観を変えるべきでしょうが、これ以外の生き方をしらないので困っています。
なにかいいアドバイスをいただけたらとおもいます。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
植物のように生き、他を生かす
植物の研究。素晴らしい学問ですね。
個人的には、植物というのは最も仏にちかい生き物だと思います。
欲もなく、自然に生き、根を張り動かず、ただ水と土の恵みによって育ち、そして酸素を生み出し、様々な虫や動物を生かしてくれます。
ただ大宇宙の自然のまま生きる姿は、ある意味では生命の根源であり局地かもしれません。人も、この植物のようにあれたら、どれだけ素晴らしいことでしょう。
植物を眺めていると、人間も、この地球という大いなる命のごく一部でしかないと感じます。まるで、暑いときに出てくる汗の一粒のような存在でしょうか。また、芽吹いては枯れ落ち、また土に還り大樹に栄養を与える葉っぱのようなものです。
いちど、この植物のように、じっと自分の内面を見つめてみてください。
瞑想もいいでしょう。僕が以前このサイトで、瞑想法について解説した問答もありますので、参考になさってください。