情けない…繰り返しです…
こんばんは。
Hasunohaのお坊様達に、日々お世話になっております。
その後、母との関係は、介護施設の相談員さんが、現状で考えられる方法をもって、母と私の距離を取れるようにしてくださり、助けて頂いております。
母も施設の方達に囲まれている方が、至れり尽くせりで、満足そうです。
ただ私は、母や施設の方達に会う度や、母の担当の先生や、主人の何気なく言った事で、母に対する後ろめたさで、一杯になってしまいます。
それと同時に、「何故、この人の為に、こんな気持ちにならなければならないのか。」「生んでもらったということは、こんなにも重いものなのか」と考えてしまいます。
だからといって、今以上に、母との距離を縮めれば、また精神状態が戻ってしまうことは想像でき、そして、いつまでも、この最善の状態を続けていくのは、経済的に難しいのです。
時々母が、家に戻ってくる時は、主人も憂鬱そうにしています。
考えても答えの出ないことで、頭を巡らせる事はしないようにと思っていますが、悪い方向に行きがちです。
申し訳ありません、お坊様。
こんなグチグチ、ネチネチした私に、ご教示ください。宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そのままでいいのでは。
これまでのご相談とあわせて拝読いたしました。
グチグチ、ネチネチでいいじゃありませんか。そのまま悩みながら、抱えながら生きていきましょう。
なんでもスッキリ、スパッとする人もそれはそれで危ういものです。
親からの愛情の問題、介護の問題、色々混じってお気持ちも複雑な事とお察しします。
私の想像ですが、お母様から一言でも「今までごめんね」「こんなにしてくれてありがとう」の言葉があれば、現状は変わらなくとも、心や関係は変わるのかもしれません。
介護の方は仕事ですから仕事として一生懸命してくださります。介護を受ける方も素直にお礼もいえるし、申し訳ないと謝罪もできます。
そんなお姿を見て、また介護職員とご自身の姿を比べてしまいお感じになるところもあるでしょう。
どんな関係であろうと、親子だから難しいこともあります。夫婦だから難しいこともあります。
割り切れないのです。ならばグチグチ、ネチネチ考え続けなければいけないのでしょう。
しかし、muri様にしていただきたいのは、その言葉をお母様からはもらえなかったとしても、muri様がありがとうの感謝と、ごめんねの謝罪をきちんと周りの方に伝えること。
介護の方に
ご主人に
お子様に
そしてお母様に
グチグチ、ネチネチしてごめんね。でもグチグチ、ネチネチさせてくれて、聞いてくれてありがとう。
思い通りの形ではなくとも、色んな形で支えあって今があります。この人には感謝できないなあ、これについては謝罪できないなあ、という思いもあるかもしれません。しかし事実は思いを超えて、「お互い様」「おかげ様」として支えあい、影響しあい、今生かされているのだと思います。
親子の関係はやはり重いです。どんなお母様でも、その重さをないものとせず、きちんと向き合ってグチグチ、ネチネチしておられるmuriさんは、その重さをしっかり受け止めようとしておられるのだと思います。
質問者からのお礼
吉武文法様
こんにちは。
お忙し中、お世話になります。
私の心情を察した上、寄り添うような御話、アドバイスを有り難うございます。
いつも、hasunohaのお坊様達の御話は、スーッと入ってきます。有難いです。
グチグチ、ネチネチしながら向き合い生きていく…。
今までも、そして、これからも「お互い様」「お陰様」を忘れずに。
有り難うございました。