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彼の態度

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何度か質問をさせていただいております。
今回もぜひお言葉を頂きたく、質問をさせていただいております。

私にはお付き合いして3ヶ月程の彼氏がいます。
付き合う前や付き合った最初の頃は連絡を取っている時や会うととても楽しく大切にしてくれているなと思っていました。
しかし、最近はラインの連絡も一言くらいしかなく、ひどい時はスタンプのみです。
正直、返信に困ります。
会っている時もどことなく冷たいようか気がしてしまい、私といても楽しくないのかなぁと不安になります。

正直に思っていることを話せばいいのかなとも思っているのですがなかなか勇気が出ません。

男性とはこのような感じなのでしょうか?
それとも、これは近々くる別れのサインなのでしょうか?

何かお言葉を頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

深読みしない 裏読みしない

私は指がごん太で指紋も皮がむけてほとんどなくスマホが小さいので、ラインというものが苦手で苦手でなりません。あー、反応しなーい。
先日秋葉原でスマホに接続できるキーボードが安かったので購入したのですが、キーボードのボタンが固くて、押したら戻りません。安物買いの銭失いでした。あー、よく見たら中国製アルヨー。
男性に女性のライン仲間と同じような感覚を求めてはいけません。
確かに男性でも人によってはライン好きな方も居ますが、ワタシなんぞは時代遅れで、そんな暇があったら電話しろとすら思ってしまいます。ラインをバンバン送ってくる人も男性友人でいますが、電話で一撃で済ませてくれとすら思います。あー、まどろっこしー。
しかも、文字というものは相手を誤解させます。
絵文字付けないと、テンションやニュアンスを誤解されたり、誤解したりなんてよくあることです。
メッセージによっては二重三重に意味がとれるものがあります。
それにそもそも人が作ったスタンプで心の微細な心情を著すことになれてしまうと、人間性もショボくなりますし、こちらがよかれと思って使った絵文字が逆効果だったなんてことはあるあるです。
やはりコミュニケーションとは目で耳で、表情や態度、イントネーション、温かみのある形で行うのが一番です。
彼に対して疑問を持つよりも、現代人のコミュニケーションの方法こそ「おかしい」と疑ってみることです。
彼を疑ったりする以前に、私どもの便利世代のコミュニケーション方法自体がおかしなものであると疑ってみる必要があると感じます。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

いつまでもドキドキはしないでしょう

お付き合いしたてのころや、お付き合いする前のドキドキは、相手を思う気持ちにドキドキしているだけです。
付き合い始めると、冷静に相手を見ることができるようになります。
ここで相手を大切に思う気持ちがあるか無いかかが大切になります。好きとかなんとかより相手を尊重し、相手のために何かしてあげようと思えるか。損得抜きで接することができるか。そうしたことがご自分で気持ちを確認するポイントになるでしょう。

お相手が冷たい?のか、予想通り、期待通りの反応がないこともが不満なのか。わかりませんが、相手の気持ちは相手にしかわかりません。気になることがあれば聞いたらいいです。別れることもあるかもしれないけれど、それを心配していても意味がないので、正直に素直に接してみてください。
縁があれば良いお付き合いができるのではないでしょうか。

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おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

「このような感じ」に一票。

タイトルを見て思いましたか?「ヒドイ、そんな遊びみたいな言い方!」って。
貴女のあげた選択肢=「男は全員そんなもの」or「もう別れたがっている」のどちらかで選べ、と言われたら前者に賭けたいです。
付き合いだした頃、を基準状態とするならば、その後は多分、それを超える事はないと思います。だって「お付き合いするかどうかの山場」に対して、今は「もう彼氏彼女だから」という関係の変化が起きているからです。ラインの返信にしても、そもそもどのくらいの頻度で貴女が送っているのか?それを前提にしなければ評価判断はできませんよ。10分と経たずに送られてきたら、彼氏だと思っていても、そりゃスタンプで済ませても文句は言えないでしょうよ。
どのみちいずれは、今感じていることを話すことになるんでしょうけれど、「なんか最近冷たくない?」よりも「私といても楽しくない?」の方が良いと思います。
そこで注意点!彼が「いや、楽しいよ。どうしたの?」と聞いてきたら、多分彼にとっては十分楽しいのです。そこへ「でも私は冷たくされてると思う」というセリフが浮かぶかも知れませんが、それは貴女の中の感覚。それを彼に押し付けるような事は控えるがよいと思います。「良かった。嬉しいわ。変な事聞いてごめんなさい」で締めてよいでしょう。
当たり前のことですが、一つの同じ状況について、片方は「楽しい」と感じ、もう一人は「楽しくない」と感じる事はあり得るのです。そこで「私と同じ事を感じていない。サビシー」という感情が生まれるかも知れません。けれどそれは貴女ひとりのの問題。その寂しさに耐えかねるなら、貴女から別れを切り出す流れだってあり得ます。
という事で、お書きになった事からだけでは判断しかねます。何より「将来」は未だ起きていないのです。貴女と彼の行動如何で、未来は決まります。繰り返しますが、未来は未だ決まっていません。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ