夫の不貞が許せず苦しいです。
夫が仕事と偽り、とても若い女性に性的サービスを受ける店に行っていることに気が付きました。
子供にとってはいい父ですので、私さえ辛抱すればと毎日苦しみながら暮らしています。
夫が失業し、収入が無かったときにも誠心誠意励まし、私の仕事も0歳、3歳児を抱えつつフルタイムにするなど、苦労いたしました。
食事も健康を気遣い毎日おいしくつくるよう努力し、夫の両親も、できる限り親孝行をしていました。
夫が働く意欲を取り戻し、仕事も見つかりましたので、収入はかなり下がりましたが、みじめにさせてはならないとお金も余裕をもって使えるように気配りしました。
よりにもよって性病を移されたことで夫の不貞に気が付き、探ったところ証拠が出てきました。
とにかく今は共に苦労して支えてきたことも一切忘れて不貞を繰り返す夫が気持ち悪いと感じたり、怒りがこみ上げ、苦しい毎日です。
子供のために離別しない選択は正しいのでしょうか。
このような父親はいないほうがましなようにも思います。
経済的には私のほうが上ですので、慎ましく暮らせば困窮はしないと思います。
心穏やかに暮らしたいですが、夫がそばにいると怒りや苦しみに支配されてしまいます。
どうすればいいでしょうか。
お坊さんからの回答 3件
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許してあげるなら
いちさま
旦那様に対する怒りの思いで苦しんでおられるのですね。
まず、旦那様はこのまま、結婚生活を続けたいと願っているのでしょうか。そして、過ちを許してほしいと願っているのでしょうか。
もし、願っているのではれば、いちさまが、どうしていきたいかということになるのだと思いますが、このまま結婚生活を続けるのであれば、旦那ざまの過ちは、過去のものであることに気付かなければなりません。
いま、あなたを裏切るようなことをしているわけではないのですから。今目の前の旦那様のみを見て認めることができなければならないと思います。
怒りが出てきたら、そっとしておき、過去のことを思い出したりさらにそれを追求する考えをやめることです。目の前の「今」の現実、のみを見るようにしてください。
子供をかわいがってくれる優しい旦那様。奥様を大事にしようとするすがた。などいいところを認めてあげてください。
過去のことを謝り、もうしないと誓ってくれるのであれば、その言葉を信じ、愛情を表現し続けてもらうしかないでしょう。それを約束したらどうでしょうか。
しばらくは、怒りが出てくるかもしれませんが、出てきたら放っておく。そんなことを気にして、自分を見つめてみてください。そうした心の動きに気付くことができれば、許して幸せな結婚生活が送れるようになるのではないでしょうか。
チャンスは手の中に
0歳、3歳児を抱え、フルタイムで働き、夫にみじめな思いをさせたくないと、お小遣いを多めに渡したら、風俗に通っていた、、、これは、頭に来て当然です。日本じゃなければチョン切られてます。本当にチョン切っちゃダメですが、いちさんは、怒りをどうやって堪えておられるのでしょう。旦那さんのご両親には相談されましたか?普通の家ならたぶん、お小遣いはしばらくナシですよ?
もし旦那さんのご両親が「浮気は男の甲斐性」などと言ったら、そういう考え方の家なのですし、そうでなければ、謝罪を受けて溜飲を下げることができるでしょう。お小遣いナシに文句をいうようなら、そういう考え方の人なのですし、実際にナシになれば、毎日早く帰ってきて今まで以上に子どもさんと遊んでくれるはずです。
いま全てのキャスティングボードはいちさんが握っています。決して裏切られたのではなく、一家を取り仕切るチャンスをその手につかんだのです。やがて迎える大転換のタイミングと方向性はいちさんが決めることができるのです。
そのことを思えば、少しは気持ちが落ち着いてくると思います。大丈夫、どっしりと構えて!
一方、旦那さんはきっと毎日戦々恐々としているはずですよ。
双方の主張
奥様が妊娠出産、育児に追われている時に多いご相談ですね。
そんなご夫婦の双方にお話を伺うと、みな口を揃えて下のようなことを仰います。
奥さん側は
私が大変な思いをしているのに理解がない。
妊娠・育児中は精神的にも体調的にも疲れている。
子育てで大変なのに主人の相手までしていられない。
スキンシップが煩わしい。
ご主人側は
子供や生活の事ばかりで相手をしてくれない。
スキンシップを断られる、面倒くさがられる。
奥さんがイライラしていて家に落ち着く場所がない。
性的欲求のはけ口がない。
奥さんからすれば、妊娠すれば体調も変わり、出産までに様々なストレスを感じます。出産時には大変な痛みを伴いますし、出産後も定時に母乳を与え、乳房が張って痛み、睡眠も不規則で、妊娠中以上のストレスを感じてしまいます。
それだけの思いをしながら産む我が子ですから、男性よりも「自分の子」という意識も強いはずです。
奥さんからすれば「妊娠している、子育てをしている」のだから、主人は「当然」理解してくれるだろうという思いが伴います。共働きなら尚更です。
ご主人はそれを理解し、助けるべきが当然かと思います。
しかし、男性に話を聞くと必ずしもそうではありません。
一番の原因は、
女性は懐妊すれば体調も環境も著しく変わっていきますが、男性は、女性が懐妊しても体調は一切変わりません。
日によって違う奥さんの体調や感情も頭で想像するしかなく、なかなか実感として飲み込めない中、奥さんのの態度や生活環境だけが刻々と変わり、出産後も、奥さんには実感として目の前にある苦労が、日中いないご主人には実感として伝わって来ない。
そんなところに逆にストレスを感じて行動を間違えることが多いようです。
もっと簡単に言うなら、
奥さんは「子供の相手をして欲しい」
ご主人は「俺の相手をして欲しい」
ということかもしれません。
これを解決するには、当然こうあるべきを一度横に置いて、お互いに冷静に穏やかに話をする必要があると思います。
お話では、ご主人のお相手は特定の女性ということではないようです。
腹の虫は収まらないかもしれませんが、そのようなお店に行かないことを約束してもらって、上に書いたような事をお互いに話し合ってみられては如何でしょう?
それでダメなら考えなければですね。