本態性振戦という治らない病気
私は本態性振戦、という病気です。
本態性とは「原因がわからない」振戦とは「ふるえ」です。
何をしていても日常的に手や頭、声などが震え、緊張や怒り悲しみ、反対に喜びなど、感情が高ぶると震えが強くなる特徴があります。
主な症状は「震え」のみです。命に関わる事もありません。
私は手のみに震えがあります。手先を使うことがとても苦手です。特に人前での書き物に強い苦手意識があります。
苦手意識やトラウマから、社会不安障害を持っています。
たかが震え、と何度も何度も何度も、家族に言われ、医者に言われ、自分でもそう言い聞かせ続け、騙し騙し、ごまかして目を背けて生きてきました。
出来ない事を避け、出来ない事をやらなくてはならない場面がありそうな場所には近寄らず、消去法でこそこそと生きてきました。
きちんとした職についたこともありません。「家から出たくない」という理由で、適齢期にお付き合いしていた男性と早々結婚しました。
診断を受けて二十年になります。
しかし、突然、このままで良いのか?と思い始めてしまったのです。昨年の夏のことです。
したい事をしてこられませんでした。
字を書きたかった、絵を描きたかった、思い切り勉強をしたかった、大学に行きたかった、留学をして見たかった文通がしたかった、漫画を描いて見たかった、楽器を弾きたかった、バンドを組んで見たかった、年齢にふさわしい恋愛を楽しみたかった、おしゃれなレストランでデートをして見たかった、素敵な人とお付き合いがして見たかった…
何より、バリバリ仕事をしたかった。
病気に振り回されて、沢山のことを諦めてきました。悔しくて悲しくて、何千回も泣きました。できない自分を許せませんでした。
両親の理解を得られず、1番輝ける年齢を苦しい孤独の中で過ごしてしまいました。
誰も救けてくれなかった。
私は、このまま死ぬことが怖いのです。やり残しばかりの人生がつらいのです。このまま歳をとってゆくことに絶望を感じます。
諦めてきたことを今からできるならやってみたい。
でも、ちゃんと動いてくれない手。
自分の欲望を満たしたいだけなのでしょうか。
自分で答えが出せません。
どうかお知恵を貸してください。
静かに暮らしたい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
楽健法に取り組んでみましょう
原因が分からないとされている病気は多いですが、どんな病気でも循環が悪くて起きているということは間違いありません。循環を良くするための方法として、楽健法やヨーガやアーユルヴェーダのアビヤンガというオイルマッサージなどに取り組んで実行すれば改善は必ずみられます。楽健法は私が半世紀にわたって普及に努めて来た健康法ですが、難病の方も家族で継続して行うことで良くなっている方も多いです。病気を治すのには人任せではお金もかかりますが、家族に理解があって取り組むなら楽健法はお金はかかりません。
現代医学はオールマイティではありません。
そこで不治の病いと言われてるなら、自分で気付いて出来ることをやってみることが大事です。若いあなたの人生はこれから始まるのです。きっと光が差してきます。取り組んでみましょう。
質問者からのお礼
山内さま
ご回答ありがとうございます。
原因がわからないものだからこそ、医学の領域以外で治癒を目指す事もできるかもしれない、と考えてみます。