働くというイメージをプラスに変える事は可能でしょうか
私はこれから就職活動を行う大学生です。ですが、バイトも今までろくにしていなければ働く意欲もあまりなく、自分が働ける場所なんてどこにもないと感じています。
バイトは未経験ではないのですが、既に働いてる人の目が気になったり、輪の中にうまく入れずすぐにやめてしまったりして長続きしたことがありません。
このままではいけないと思いつつも、バイトを探すことや会社を調べることなどしておらず、行動に移せてません。
今まで自分の好きなことをやってこれているのは親のおかげだと分かっています。
ですが、大学を卒業してもこのままというわけにはいかないので今考えを変えなければ一生変われないと感じたので、アドバイスをいただきたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お子さん時代の終了
こんばんは。
>「今まで自分の好きなことをやってこれているのは親のおかげだ」
それが分かっているなら、もうあと一歩だと思いますよ。
親御さんは、どうしてそんな事ができたのでしょうか・「娘が大事だから」。そうですね、そして親御さんが「働いてきた」からですね。「自分の娘に、好きなことをさせてあげる」ことが可能なのは、親御さんが働いてこられたからです。
働くというのは、そういうことです。まだマイナスのイメージですか?
大きく見て、あなたが「子ども」を卒業するという時期にさしかかり、まさに大人になろうとしているのだと感じます。今までより大きな自由と責任を持つに至るわけです。
もはや自分の中の「イメージが良い・悪い」とか言っている場合ではないのです。「私、お魚嫌い」と言っているのと大差なく見えますよ。
「端(はた)楽(らく)」
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
「働く」のもともとの語源は、「端(はた)楽(らく)」らしいです。
つまり、周りを楽しく、幸せにするということです。
働くことで、誰かを楽しく、幸せにしていると思えると、少しはイメージをプラスにできるのではないでしょうか。。
自分が周りを楽しく、幸せにできることが何か、それを考えて、就職活動に取り組まれてみて下さいませ。
川口英俊 合掌
仕事は楽しいもの
仕事は、辛いことばかりではありませんよ。
仕事を通して新しい発見もあるし、今まで出会えなかった人達との出会いもあります。
また、どんな仕事を選ぶかにもよりますが、同じ会社や同じ業界に就職する人達って、けっこう自分と価値観が似ている人達ではないでしょうか?
だとしたら、職場で「運命の出会い」がある可能性もあります。
仕事をすれば、当然お金も稼げます。
もし就職してお給料が入ったら、学生の小遣いでは買えなかったようなものを買ったり、行けなかった場所に行ったりしてみてください。
まぁいずれにせよ、社会人になったらいずれは働かないといけません。
どうせ職探ししないといけないなら、「いつやるの?今でしょ!」ではないでしょうか。
どんな仕事にでもやりがいはあるものです。
あまり理想を追い求めないで、自分の能力に見合った仕事をする方が、長続きするし、社会の役にも立てます。