死んだ母に謝りたいです。
いつも温かいお言葉をいただき、本当にありがとうございます。
昨年7月に母を亡くしました。
その悲しみから未だ立ち直れず、思い出しては後悔と自責の念で涙が溢れます。
母が亡くなる前に「自分がもうすぐ死ぬ」という事を知ってしまったのは、私のせいだと思っています。
姉と、母の前で延命治療の話をしたのです。
母は寝ていると思っていたのですが、今考えれば本当に愚かな事をしたと思います。
三年前に父が他界した際は、最後まで父の病気や余命は本人に知らせず、父も医療の介入を拒否したのでそのまま何も知らずに他界しました。
母は延命治療の話をした日以降も眠ったり起きたりを繰り返しましたが、起きた時には泣き叫ぶようになっていました。ほどなくして母は常に眠ったようになり、2ヶ月ほどで他界しました。
私があの時そんな事を話さなければ…母は眠ったまま安らかに死ねたのでは無いか。私の不注意が母に絶望と恐怖を与えてしまったのでは無いか。
今でもそう思い、母に謝りたい気持ちで苦しくなります。
生きていても苦しいのです。次々と辛い事ばかりが起こります。
友人には「自分が耐えられる試練しか、人生には起こらないんだよ。だからあなたが今経験している事は、修行だと思って暮らすのが良いんだよ」と言われました。
でも私が耐えられるから、耐えてきたからと言って、傷付かない訳では無いのです。傷ばかりついてもう割れてしまいそうです。
どうしたらこの辛さが少しは軽くなりますか?
私はもう母や父を追って死に、そして二人に謝りたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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安心してあなたを見守ってます
拝読させて頂きました。あなたの後悔の念を読ませて頂きました。本当に申し訳ない悔しく悲しい思いをなさっておられることとお察し申し上げます。
人はその生命を全うする時が参ります。それは早いか遅いか誰もわかりませんが、死は1分1秒と休みなく近づいて参ります。ですから誰しもが平等に受け入れなければならないことです。
お母様はもうすでに仏様のもとでお父様に巡り会っていらっしゃるでしょう。
お母様が必ず仏様のもとに往生なさって頂きます様にと心からお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏
必ずお母様は仏様のもとでお父様に再会なさって喜びを分かち合いながら心から安心なさっていらっしゃいます、そしてお父様と共にあなたがたをお見守りなさってくださっていらっしゃいます。
どうかこれからもお父様お母様そしてご先祖様を思い感謝のお気持ちでご供養なさってくださいね。
あなたがたとお父様お母様とのご縁は切れることはないのですから。
あなたがこれからもお父様お母様をご供養なさりながら毎日の生活をお健やかにお過ごし頂きます様にと心からお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
kousyo Kuuyo Azuma様
優しいお言葉・お念仏ありがとうございました。
母が仏様のもとで父と再会し、心から安心していることを私も願っております。
母が穏やかに過ごせているとすれば、私も少しは落ち着いて過ごせるような気がいたします。そして見守って貰っていることを意識に置いて、私自身が健やかに穏やかに過ごす様を見ていただきたいと思います。