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女性特有の嫉妬をしてしまいました。

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私は、メンタルを崩して二週間会社を休んでいました。明日から復帰なのですが、メンタルを崩したのが、嫉妬からくる人間関係なんです。

年明けから異動してきた一つ上の女性に嫉妬していました。彼女は私と同じ部署で接する機会も多かったのです。

ところが、彼女は産休育休明けで復帰して、ご主人もいらっしゃる。
ところが、私は未婚子なしかつ実家暮らし。結婚の経験もありません。
故に、敗北感を味わってしまいました。

更には、比較的穏やかな彼女と気性の激しい私。太らない体質の彼女と太りやすい私。ナチュラルな雰囲気の彼女とぶりっ子っぽい私。
何もかも彼女に嫉妬していました。

以前、私には1回り年上の既婚男性と不倫していた時期もあり、後ろめたさを感じる時もあります。

また、優劣はないかと思いますが、妊娠出産授乳で産婦人科行ってる彼女なのに、同世代の私は生理痛と生理不順で産婦人科に行ったことがあるのですが、そこで敗北感を感じそうになりました。

ただ、最近は私は私のままでいい、と思えるようになってきました。
女性特有のねちっこい嫉妬、女性の情念だったと思います。私は私でいいですよね?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自由

きららさんはきららさん

「そのままでいい」と仏様はおっしゃりますよ。

「勝ち負け」とか、「~すべき」とか、「~のほうがいい」とか、「~のほうが悪い」は自分ルールなのです。

本来は自由なのです。いつのまにか「~しなければいけない」と自分で自分に義務を課してしまう。周りからもそう求められているように思ってします。

でも本当は自分で決めたことなのです。だからそうならなくたっていいのです。

ルールのない自由の中で、「~したい」と思う事は希望であり、生きがいです。かなわなくたって義務ではなく、目標なのですから私は必要以上に苦しみません。苦しい時は自分にルールを課してしまっているのです。思い通りにならない世の中でルールに縛られることは苦しみを多く生むだけです。

みんなちがってみんないい

そのままでもいいし、変わりたかったら変わろうとしてもいい、変われなくてもいい

自由なのです。他人がどうこうでなく、きららさんが歩みたい人生を。もちろん他人の自由も認めながら。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

ありがとうございます。
ご回答を見て、そう思いました。
今までアラサーの女性なら、結婚を前提とした彼氏がいて当然と思っていた自分を恥じました。それは、いわゆる見事な自分ルール。
質問の彼女はたまたま結婚が早かっただけと思いますし。
プロ野球が好きなのですが、皆が皆、大谷翔平じゃ怖いですもんね。

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