無償の活動が厳しすぎるときのお知恵を貸していただきたいです
今、世論では、PTA不要論や、不参加表明をするべきだという意見が多くみられます。
私は、今の住所で歳をとっていく中で、周りのお母さんたちが学校に協力してきた程度に自分もやろう、ちゃっかり逃げてしまって後で後ろめたい気持ちにならない程度に参加しようと思い、「これを○年引き受けた人はあとは仕事は免除です」という上限通り役員をやることにしました。
残り1年やれば任期満了で、二度と候補者に名前があがることもなくなるのでいいのですが、最近、お寺とPTAをよく比較して考えてしまうのです。
なぜかというと、今のPTAが、女子の部活のようで、仕事を減らそうと提案してもトップがそれを許さないタイプで、息苦しいのです。
これが仕事で雇用関係があったり、自分を鍛錬したくて入った部活だったり、希望して入信とか出家をした身だったら、仕事を減らす=怠けている、と思われても仕方がないかもしれません。
でも、クラスの数が少子化で減って、役員数も減っているときに、ボランティア同士の身なのに、前例通りやれとか、一人が2倍働けばいいなどと言われ、最近まで「PTAいらない」とは思っていなかった私の心も、正直曇り始めてきました。
私の組織の場合、女子(母親)しかいないというのも部活化の一因なのかもしれません。もし男性が混じっていたら、お互いに、「この方に配偶者がいることを考えると、あまり活動が過熱して学校に来させてはご家庭で迷惑だろう」と思いあえるのではと思うのですが、今は女子が女子に厳しいばかりで優しくないと感じます。
仏教界でも、「厳しい修行を実践する」と「一般大衆誰でも実践できるようにする」との二つのベクトルがあって(複雑なことなのに素人がこんなに乱暴に対比させてごめんなさい、質問のためです)、そこがうまくいってきたから、一般の日本人はこれまで「仏教やめたい」なんて思わないでこれたと思うのです。
負担できる分でいいですよと言って下さるとか、半分目をつぶる、水に流す、見ざる聞かざる言わざるなどと表現したり、お寺には、人間関係が緊密すぎて立ち行かなくなる前の緩やかな知恵がつまっているなあと思います。
人間関係がちょっと厳しすぎるな、今私は蛙で(狸ってつけたけど)、だんだん熱くなっているお湯の中にいるのではと思うとき、逃げ出す以外に、自分から集団を和らげていくいいお知恵がないものでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
PTA担当の先生に、相談なさって下さいね。
ん〜 PTA担当の先生がいますから、相談してみませんか?
PTAは本来、父兄と先生が協力しながら、子ども達の教育環境をより良いものする組織ですから。無理なく関わっていけるのが理想ですよね。
私も、現在PTAの役員です。もぅ何年も関わっています。部会もあり、女性だけの場合もあります。様々な意見を言い合えるのが理想ですから、言えない雰囲気も問題ですものね。
任期を終え 抜けるのがラクでしょうが、それでは、あなたの気持ちが許さないでしょ。
それならば、PTA担当の先生、教頭先生かなと思いますが、相談なさったらいかがでしょうか。
それが一番ですよ◎
(私も仕事で関われないときがありますが、ちゃんと配慮してくださいます。ですから、一言 先生の耳に入れましょう。)
質問者からのお礼
質問に回答していただくご縁があって、大変ありがたく思っております。
中田 三恵 様
私の心が、例えば檻に囚われている(悩んでいる)として、檻の外に、2つの旗(解決方法)があります。
私は自分の意志さえあれば、さっさと檻から出て、どちらかのフラグをぱっと取って挙げることができます。
1.自分が会長職になって改革する
2.教頭先生などに相談する
実は、回答をいただくまで、1のフラグしか私は見ていなくて、それをつかむのは怖いなあ、負担だなあ、そればかりはご勘弁をと思っていました。この「やらないための理論武装」が檻です。すでに1の旗は、自分が無理して取る必要はないと自分で結論を出しています。
でも、回答をいただいてみたら、私は2の旗を取ることもできるのだとわかり、それをするにも、檻から出る勇気がなければいけないのだとわかりました。
教頭に相談したことが、組織のトップの耳に入ったら。相談内容から、どの担当者の不満なのか推測され、私と特定されたら。狭い学区の中で、歩いていて顔も合わせられないほどの敵対関係を作ってしまったら。…怖い!
中田様がニコニコと檻の外で「この旗をとるといいよ」と率直な解を見せて下さったのに、私の心は自分の恐怖で作った(実際起こるかはわからない)理論の檻の中。私はこんなに怖がりだったんだと気が付きました。
今すぐ克服できることではないし、先生方の人事異動もあるし、今行動を起こすわけじゃないけれど、幻の檻のイメージができて私はすっとしました。
檻がどんどんちゃっちく見えてくるような状況の変化(次の教頭先生や新メンバーがすごくめんどくさがりでPTAの負担を減らしたくて仕方がないとか、組織のトップも私と同じように評価を怖がりながら活動していると気づくとか)があるかもしれない。
まずは自分の心と周囲の雰囲気を、じっくり観察するところから始めてみようと思いました。
ありがとうございます。