婚約者の自死
婚約者が亡くなりました。
橋から落ちて亡くなりました。入籍予定日の前日です。
彼は、仕事で悩んでいました。仕事内容には問題がなかったのですが、職場での人間関係に悩んでいたように思えます。わたしも職場は違いますが、同じ職種の仕事をしていたので…。
彼はあまり愚痴をこぼさない人でした。が、キツそうなのは、そばにいてなんとなく分かっていました。
彼は、今の仕事に誇りを持っていたので、思い切って職場を変えて別の場所で、今の仕事をすることを以前から何度も薦めました。しかし、彼は辞めませんでした。
彼は、わたしとの結婚をとても楽しみにしていたように思います。今となっては憶測でしかないのですが。
しかし、彼が亡くなる前日にケンカをしました。
結婚の準備を進めていく中で、彼が仕事と結婚の両立していくのがキツそうな感じだったので、
「今の職場をやめよう?別のところでも仕事できるし」と言ったのですが、「辞めれない」と彼が言ったので、「なら結婚のばす?仕事が落ち着いてからにしよう」と言ったのですが、大きく首を横に振り、「それだけはやだ!」と強く拒否していました。
わたしも、これ以上辛そうな彼を見たくなかったので、「意地悪で言ってるんじゃなくて、あなたのために言ってるんだよ?」と強く言ってしまいました。言い訳になるのですが、わたしも自分の仕事で精一杯で、なかなか彼の気持ちに寄り添うことが出来ていなかったなぁと今になって反省しているところです。
その後、言いすぎたことを謝りました。彼からの最後のことばは「○○ちゃん(わたしの名前)がいなかったら、もっともっとキツかったよ」でした。それから、わたしが眠っている間に、橋に行き、亡くなりました。
あれから、二週間経ちますが、今のわたしにはこの出来事があまりに重く、どう受け止めていいか分かりません。仕事もできません。
彼が亡くなったことが悲しいし、側にいてあげることが出来ないことも悲しいです。後悔もたくさんあります。
あなたは人生これからなんだから!って色んな人に言われますが、よく分かりません。
死にたいと思ったこともあります。死んだ方が楽かなって初めて思いました。でもわたしは死ねません。
まだまだ未熟なわたしは、この出来事をどう受け止め、どういう風に納得していけばいいでしょうか?とてもしんどいです。助けてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
彼はあなたの中で生きています
よくぞここまで書いていただきました。
恐らく今までは、書くことも出来なかったと思います。
半歩前進です。
彼は、深くあなたを愛していたと思います。
前の日にケンカしたことは、彼の死とは関係ありません。
彼の中には死ぬことでしか解決出来ない何かがあったのです。
お釈迦様は、弟子が自死することを非難されませんでした。
残念ですが、彼を甦えらせることは出来ません。
彼とのことを思い出しながら、もう一度思い切り泣いて下さい。
そして彼の死を受け入れて下さい。
七日ごとのお勤めがあるようでしたら、参列させてもらって下さい。
彼はこれからもあなたに影響を与えながら、
あなたの中で生きています。合掌
自分の為に生きてください。
こはる 様 相談ありがとうございます。
最愛の人を、傍にいて欲しい人を亡くされたこと
大変悲しみの中で、慰めやお悔やみの言葉も心に響くかわかりません
そっと側で寄り添える、ご家族の方や友達の方がいらっしゃれば一番良いと思っています。
言葉よりそっと暖かく寄り添える方が。
そして、自分の為に精一杯生きてください。
それが、彼の人生を輝かすことになりますから。
あなたの好きな、彼の笑顔を輝かせるのは、
あなたの心に在る、彼との思い出なのです。
思い出の中にある、彼の人生や楽しい出来事や笑顔を輝かせるのは
あなたしか居ません。
あなたが精一杯生きることで、それらが輝くのです。
おそらく傷心の中で、心が揺れていると思います
どうか、家族や友達の暖かい心に触れて
自分が精一杯生きていくことで、彼の人生が輝くと思って
これから歩んでみて下さい。
一助となれば幸いです。
真心込めてご供養なさいましょう
拝読させて頂きました。彼を自死によってなくされてあなたのお悲しみそして後悔のお気持ちやさびしさは本当に筆跡に尽くしがたい思いを抱えていらっしゃることと思います。本当にはあなたでなければそのお気持ちはわからないかとは存じますが、あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
そしてお亡くなりなさった彼を心よりお悔やみ申し上げると共に、彼が必ずや仏様のお導きをしっかりとお受けなさり仏様のもとに生まれ心から安らかになられます様にと真心込めてお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏
必ず彼は仏様のもとに生まれ変わり心から安心なさってくださいます。そして親しい方々や彼のご先祖様にお会いなさって清らかな心となり、仏様から教えを受けて安らかにご成仏なさってくださいます。
あなたの心の中には今様々な思いが渦を巻く様に交錯なさっておられることとは思います。
が、しかし彼が仏様のもとに生まれて心穏やかにご成仏なさいます様にと手を合わせてお念仏おとなえなさってくださいね。
あなたの彼への思いは必ずや仏様に届いて参ります。
どうかこれから毎日或いは彼を思い出した時には処選ばずに彼に手を合わせて心よりご供養なさってくださいね。
必ずや彼は仏様のもとにて安心してあなたや皆さんをこれから見守ってくださいます。
彼とのご縁はこれからも永遠に続くのです。あなたをいつも身近に感じながらお見守りなさってくださいます。
つらく悲しい時には彼を思い返して頂き、彼に手を合わせて供養なさりながらあなたの胸のうちを心で彼に語りかけてくださいね。
あなたのその声を心を思いを必ず彼は受け止めてくださいますからね。
まだ遠い先のことですが、あなたがその生命を全うなさる時には、仏様のお導きをお受けなさり、仏様のもとに生まれて彼に再会なさいます。そしてその再会を喜びあいます。そして様々な思いや出来事をきっと語り合うことでしょう。
あなたには今与えられた役目や目標があるでしょう。
どうかご自分の人生や生活を大切になさって頂き、これからの毎日を心を落ち着けながらできる範囲にて努力なさって生きてくださいね。
彼も私もあなたがこれからしっかりと健やかに生きて頂きますことを心からお見守りしております。
もしもあなたがお気持ちをお話しなさりたい時はいつでもお聞かせくださいね。
質問者からのお礼
釋 孝修様
ご回答ありがとうございます。
今回のことを経て、自分の未熟さ、そして周りの人の優しさを改めて感じることが出来ました。
彼との楽しい思い出、大好きだった笑顔を思い出しながら、少しずつ前を向いて行きたいです。また、周りで支えてくれている人たちのために精一杯生きたいと思いました。
ありがとうございました。
あずま様
ご回答ありがとうございます。
早速彼に手を合わせてみました。
遠い先のことですが、また彼と会えるのが楽しみです。会ったら何を話そうかなぁ、と考えてました。
わたしは子どもと関わる仕事をしており、職場で待っていてくれている子ども達がいます。とても幸せなことだと感じます。その子達のためにも、前を向いて生きていきたいです。
ありがとうございました。
りゅうよう様
ご回答ありがとうございます。
前の日の喧嘩のことを思い出し、自分を責める毎日でした。
りゅうよう様からのご回答を読み、彼が、苦しみから解放され、楽になれていたらいいなぁと思えるようになりました。
時間はかかるかもしれませんが、彼の死を受け入れ、彼から教えてもらったことを無駄にしないように、彼の分まで生きていきます。
ありがとうございました。