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娘との関係

回答数回答 2
有り難し有り難し 15

お久しぶりです。
しばらく家族間は、それなりに平和でした。

最近、私の仕事先を利用される方が自ら命を絶ちました。
元々重度のうつ病で、苦しかったのでしょう。
同 僚皆で支援の後悔、手段の衝撃と大変な傷となっています。
その場に居合わせた人は眠れていないそうです。

私も、かなりの影響があっていました。
そんな中、娘が些細な事から息子に当たり散らし、息子が傷付いて泣いていました。
今までも良くある事で、お互いをなだめてきました。
その日は、我慢ができず苛立って、娘と口論となり、娘を叩いてしまいました。
初めての事でした。
その翌日、私の母つまり娘の祖母のところに逃げ込みました。
そのまた翌日帰宅しました。
が、私の対応が気に入らないようで、泣いて猛攻撃を受けました。
叩いたことは詫びたのですが。
母から私が職場であったことを聞いたそうですが、「仕事とこの事は関係ない!」「私が同じ事をすると考えないの?」と反撃されました。
そのくせ、うつ病持ちの娘が最近通院が出来てない事を心配すると「何でもかんでも病気のせいにして!」
そして、また出ていきました。
今度は友人宅だそうです。
成人しているので、一人暮らしをしたらいいと思いますが、実際は不安みたいです。
軽度知的障害の息子は、支援の必要があり、私が元気なうちは同居するつもりです。

私は、どうしたらいいのでしょう。

長文失礼しました。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

苦しいから当たり散らす

娘さんが弟やお母さんに当たり散らすのは、自分自身が苦しくてしかたがないからでしょう。
もちろん、ソラニンさんだって苦しいのにね。
自分のことで精一杯なのはうつのせいなのかもしれないけれど、みんなそれぞれ苦しさを抱えているってことはわかってほしいですよね。
けれど、あまり理論的に話してみても混乱させるだけ、ここはじっとこらえてあげましょう。
悪いのは娘さんではなく、病なのだから。

苦しい時こそ笑うべきだと私は思っています。
私自身も辛い、苦しい経験を何度かしてきました、けれど「なんとかなるさ」と、いつもへらへら笑ってやりすごしてきました。
それが良かったのか悪かったのかはわからないのですが、今ここに生きている自分は、それなりに幸福であると思えます。

ソラニンさんも、苦しいときもあるでしょうけれど、笑顔は忘れないで欲しいのです。
幸せは笑顔から産まれます、誰かを責めても誰も得をしませんが、笑顔は人を和ませます。
そうやって少しずつ、家庭の空気を変えていきませんか?

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様々なつらい別れや痛みを、私も経験しながら今日を生きています。 あなたの...
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まずは心を休めて

拝読させて頂きました。あなたも娘さんも息子さんもお互い共に傷つきつらい思いをなさっておられることでしょうね。そして不安を感じておられて心も身体も疲れ果てていらっしゃるのではないでしょうか。あなたのお気持ち、娘さんのお気持ち、息子さんのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
まずはあなたも娘さんも息子さんもお互いを思いやり、心も身体もできるだけ休めてください。そして心の疲れを癒してください。心に少しでも余裕がなければいっぱいいっぱいになってしまい自分も周りの人をも傷つけてしまいます。まずは心を休めてください。
そうした上であなたは娘さんを傷つけてしまったことを改めて心から反省なさり懺悔なさって頂き、娘さんにしっかりとお向き合いなさり心から謝罪なさってください。
同様に娘さんは息子さんを傷つけてしまったことを素直に反省なさり懺悔なさり、心から息子さんに謝罪なさって頂きたいと思います。
人間だれしも心がいっぱいいっぱいになり追い込まれてしまうと相手を思いやる心も失なってしまいます。そして自分の心も行いも振り返ることができなくなってしまいます。
どんな時であっても人は独りでは生きてはいけません。ましてや家族であり親子であり姉弟です。お互いが大切なかけがえのない存在であることに変わりはありません。
お互いをしっかりと尊重しあい、助け合い頂きます様に切に願います。

あなたの人生もお子様達の未来もこれからもそのご縁を繋いで続いていくのです。

生き方としてどの様な形が良いのかはその時期その時期によって移り変わることでしょう。それぞれ生きる道や目標もあるでしょう。そのことも踏まえお互いの存在や生き方を共に大切に思いあって頂きたいと思います。

疲れたならばまずは休む、そして心の余裕を作ってお互いを思いあうことです。

あなたも娘さんも息子さんもこれからの人生をお互いをしっかりと尊重なさりながら共に仲良く助け合い、心から健やかに毎日を生きて頂きます様にと切に仏様そして皆さんのご先祖様にご祈念申し上げます。必ずや仏様やご先祖様は皆さんを見守り正しくお導きなさってくださいます。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
普段はできるだけ動揺しないようにしているねですが、仕事先でのショックは、かなりな影響がありました。
私も人間ですので。
でも、わからないですよね。
娘は帰って来ましたが、臥せっています。
そっとしておきます。
いつも通りの日常を送ります。

私は自ら一人親になったので、全て自分に降りかかって来ますが、親であることは、一人で一緒に共有する人がいないという事は辛いですね。
これも人間界の修行なのですね。

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