娘の思い
娘はこの春、大学を無事卒業し就職先も無事見つかり安心していました。ここまで育てあげるには、精神的に傷つきやすい上、自己評価がかなり低く道のりが長かったです。生きにくさを感じながら本人は挫折と希望のくりかえしでなんとか、ここまできました。卒業式終わるまでは、このまま前に何事もなく進むものだと思っていました。ところが、卒業式後、急に遠方にいる娘から、本当は行く予定の会社には行きたくない、自分は勉強に納得いかず、まだ勉強したい、そして本当にやりたい事は勉強以外でお芝居の勉強だと。はじめて聞いた言葉でした。勇気を出して言ってくれた事に、ありがとうと言いました。
ただ、うちは前から本人にも言ってましたが、大学卒業し社会人になったら仕送りも援助もできない。自立して生活してもらうと。私達夫婦も経済的に厳しく大学終わるまではと、なんとかやっていて、これからは教育にかけたお金の返済をしやっていく事になってます。
自立してもらい生きる厳しさも知ってもらいたい為、娘に卒業後は援助はできない。自分がやりたい事や夢はこれから叶えていくのは自由だけど、アルバイトでもなんでもして自分の力で叶えていってほしいと伝えました。すると、死んだり破産したりしても知らん!管理する時にだけ口はさみ、自分の夢を伝えたら自分でやれ!とは勝手だと。もう縁を切る、除籍する、一生帰らない、ブロックする、さよならと連絡がきました。学生じゃなくなった今、都会で生きていくと決めた娘にどうやったら、生きていく意味や夢を自分で叶える事の意味を伝えられるのかわからない。それとも親の勝手なエゴでしょうか?
娘は今まで何度も死ぬと言い放ち、持ちこたえやってきました。死ぬという言葉を簡単に言うことも違う事を伝え、分かってもらいたい。娘であるのは変わりないので娘への愛は変わりません。
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その気持ちのまま、待ってあげる
娘さんを思う親心、とてもよく分かります。
ここは、いつ帰ってきてもいいよ。という気持ちは伝えつつ、娘さんの頑張りどころだと、暖かく見守りましょう。
娘さんの自立のチャンスです。親のせいにしたり、周りの人の責任だと押し付けず、ご自分の決断した道に、しっかり生きる力が必要です。
もう娘さんは立派な大人です。
どっしりと構えて、娘さんが自立したら、迎え入れてあげたらいい。どうしてもうまくいかないときは、お金ではなく、心の面で支えてあげたらいい。お腹いっぱいご飯食べさせてまた、頑張ってこいと、背中を押してあげてください。
親はいつまでもいません。今のうちに、自分で生きる力をつけさせてあげてください。
せっかく内定を貰ったのですから、そこで働きながらお芝居の勉強をするように勧めるのがいいと思います。
お芝居だけで食べていける人はほんのほんの一握りです。みんな何か仕事はしなければいけないのですから。
先ずはちゃんと働いて生活基盤を確保してからの方が、お芝居の勉強にも集中できるのではないでしょうか。
もっとも、土日の出勤や平日の残業が多いと、お芝居の勉強や公演に支障があるでしょうから、お芝居のし易い職場に変える必要もあるでしょう。
それでも、内定を出した会社の都合もありますから、2〜3年はとりあえず働いて、働きながら他の適した職場を探すのがいいと思います。
お子さんにはそのようにお伝えしてはどうでしょうか。
質問者からのお礼
ご丁寧なご連絡ありがとうございます。愛しさ故に自立のチャンスを与えるのも奪うのも親なんですね。しかと心に受け止め、親自身も生きとし生けるものに感謝と愛を忘れず精進してまいります。