うちのばさ
私には寝たきりの祖母がいます。小さい頃からおばあちゃんっ子で最悪な家庭環境の中で育ちましたが祖母だけは私の味方をしてくれ、祖母との思い出は私の宝です。
ある日、祖母は脳梗塞でたおれ、それを聞いた私は病院に駆けつけましたが祖母はいつもと変わらず元気そうで「死んでらんねわい!」と言って着替えも自分でしていました。祖母は強い人だったので安心してすぐ帰りました。そのすぐあと、容態が変わり、口も聞けず、寝たきりとなりました。不思議と悲しとかじゃなく、ただ信じられなかった。あんなに人一倍強かったばさが。介護は母、病気で働けなくなった父がやっており、一人っ子の私もやらなきゃいけないと思いつつ、祖母を見るたびに辛くなり、逃げてきました。
私は最悪なこの家から出たくてしょうがなかったので、祖母をおいて結婚を機に家を出ました。
あっても口はきけませんがどうやら私のことは分かっている様子。私の嫁を紹介し、ひ孫を身ごもったことも伝えました。
今世話をしようと思っても収入が多いとはいえない私には今の生活を守るのに精一杯で、残念ながらそんな余裕はない。こんな私を許してくれるのでしょうか。祖母がいよいよ本当に亡くなったとした時、私は祖母にどう声をかけたらよいか。
そうなる前にもっとおばあちゃん孝行したかったってことが一番後悔しています。後悔しても先に立たないことはわかっていますが。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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起きたことは悔やんでも悔やんでもどうにもならないのです。おばあちゃんの為にあなたに出来ることを出来る範囲でしてあげてくださいね。手を握って話しかけてあげてください。昨日はこんなことがあったよ、今日はこんなことがあったよ。おばあちゃんは聞いてくれると思いますよ。喜んでくれると思いますよ。
時間があればお母さんの代わりに介護して、お母さんを少し休ませてあげてくださいね。365日24時間休み無しではお母さんも倒れてしまいますからね。
仏教では、病人や老人を見たら将来の自分と思え、と言われています。
おばあちゃんの姿は将来のあなたの姿です。元気なうちに、若いうちに、やりたい事、やるべき事、悔いを残す事なく頑張ってやり尽くしてください。それも、おばあちゃんの望んでいる事だと思いますよ。
おばあちゃんの病が回復に向かいますように。
質問者からのお礼
ありがとうございました。
祖母に恥じぬよう祖母が教えてくれた優しさと強さをもち、生きて行こうと思います。