hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

劣等感を持った方が良いのでしょうか?

回答数回答 2
有り難し有り難し 14

私は劣等感やコンプレックスが弱い人間だと思うのですが。
時折、どこかでその場で満足しているだけの
向上心のない人間なんだと感じる事が多いです。

劣等感がない人間は成長することのない人間。
という意見を聞いたこともありますし。

劣等感をバネにして、がんばっている人。
それを乗り越えて魅力的になった人。

そういう方々の意見を聞くと、自分の生き方はなんとも平凡というか、魅力のない人生を歩んでいるのではないか?と考える事があります。

劣等感……ハングリー精神に言い換えても良いかもしれませんが。
何か欲望や願望を持って、それを手にするためにがんばっているのも、本人からしたら楽しいんだろうな。とは考えたりして、羨ましく思うこともあります。

やはり劣等感、ハングリー精神を持った方が楽しいでしょうか?

※劣等感やコンプレックスが弱いというだけで。
人よりは劣っているなとは思ってはいます…。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

涅槃寂静

こんばんは。
自分を奮い立たせて頑張るには何か理由が必要です。
でも、劣等感ばかりが成長の肥やしだとは思いません。

確かにコンプレックスや劣等感を感じる環境から抜け出したい!変わりたい!
という願いが行動の源になる場合もあります。
だけど、そればかりで人が成長してきたとは思えないです。

私がそのように感じるのは、普段保育園で接する子どもたちの成長をみていると
赤ちゃんはどうやって言葉を覚え、オムツが外れ、成長してきたのだろう。
コンプレックスだけがその原因では無いように思えるからです。

コンプレックスや劣等感があれば人生が楽しいか?
コンプレックスや劣等感がある人生が嫌だから、そこから人は抜け出したいと願い頑張っています。
人の弱いところを責めることで依存的な関係に導いたり何かを信じ込ませる手法が世の中には確かにありますが、
無理して劣等感にフォーカスする必要は無いです。

劣等感やコンプレックスは他者との比較の域を超えないです。
人生に楽しさを見出すのであれば、他者と自分の間に満たすべきことや整えるべきことを考える方が、世界が広がると思います。

マイナスの感情の否定として見るのではなく、それに何が加わったり整えることができると、その場限りの満足でなく先の人生に反映される自信につながるのか。
そんな視点も世の中にはあるということ、心に留めていただけると有難いです。

{{count}}
有り難し
おきもち

hasunohaに出会えた私は幸せ者。地方の町の小さなお寺に居ます。カニとおろし蕎麦と水ようかんが美味しいですよ。街のイルミネーションはまぶしく、人混みは得意じゃないけれど、ここでの対話があるから孤独じゃない。ありがとう。
一人だけで抱えられるほど軽くないのがイノチ。僧侶となって40年経ちました。 社会福祉士、公認心理師として社会では働いてます。事業や組織を背負うと言えないこともあるけど、仏教を背負うと語る内容も変わります。悩みなくても話してみたいときは相談ください

貢献感を持とう!

つちや さん 相談ありがとうございます。

劣等感、それによるハングリー精神を発揮して・・・。
実力をつけたとして、他人より優越感に浸る!!

でもきっと、その優越感は、打ち砕かれる。
他人と比較し、競争するようなことをしても、
誰でも、勝ち続けることはできないからです。
また、何かで劣等感を感じることとなる。

そんな、競い合い、他人との比較は止めませんか?

人は、貢献感を持った時、幸せを感じるといいます。

自分の長所と短所すべてを受けいれて、
今の自分は、この世で、この地球で、この宇宙で
たった一人の存在だと、自分の存在価値を認めて
自分を好きと思い、
今、何ができる、何がしたいかを考える

そして、他人は信頼できると思い、笑顔で接していく
なぜなら、他人も、宇宙でただ一人の存在だから
相性が悪そうでも、掘り下げて、他人をよく観察してみたら
何か、共通で、出来そうなことが有るかもあるかもしれない、
と思って、いつも通り付き合ってみる。

そして、何か他人や社会に貢献できることはないか、と考えることです
大きな事でなくていいのです。
他人と笑顔で接する事を心がける。
混みあった車内で積極的に席を譲る。など!!
もちろん、仕事や学業に励むことも貢献感につながります。

自分が好き!他人が信頼できる!そして何かを貢献できてる!
このような貢献感を持てるように、考えていきましょう(^O^)/
参考までにm(__)m

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリング、コーチングなどで活動しています。 メールでの相談も受け付けています。hasunohaの回答後のフォローアップはメールで致しておりますので、メールでお問い合わせください。また面接でのカウンセリングセラピーをご希望の方もメールで連絡をお願いします。 honsyoji.sk@ddknet.ne.jp へどうぞ。
昼間は、ほとんど法務に出ておりますので、夜の応対になります。 できれば、事前にメールで相談内容を教えていただければ、スムーズなセッションになるように思います。 プライバシー、相談内容の守秘義務は遵守いたします。

質問者からのお礼

釋 孝修さま

ありがとうございます。
劣等感がない、ハングリー精神がないことは良くない。
と言う考えがあったのですが、貢献感という考え方は素敵ですよね。

自分はもともとマイペースというか、
競争で誰かより抜きん出たいという気持ちが弱いのですが。
とりあえず、それはそれで良いのかな?と思えるようになりました。

確かに誰かの役に立てた。
誰かに感謝された。

そういうときは一番私の中で強い喜びを感じれるものかもしれません。
ありがとうございます。

泰庵さま

ありがとうございます。
劣等感があるからこそ、がんばれる。
人は変われる。努力できる。

劣等感=向上心の現れ。
という言葉が多く。

むしろ劣等感がない自分って浅はかなのでは?
と思っていたのですが、劣等感ばかりが全てではないですよね。
泰庵さまのお言葉に背中を押してもらった想いです……。

│人生に楽しさを見出すのであれば
他者と自分の間に満たすべきことや
整えるべきことを考える方が
世界が広がると思います。

このお言葉を胸に前に進んで参りたいと思います。
ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ