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気持ちに余裕と大らかさが欲しいです

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有り難し有り難し 4

この4月から年少、年長の男の子の母親です。
私は次男の妊娠時、長男を危ない目に合わせるところでした。妊婦の体、長男のアクティブさを甘く見ていた、完全に私のせいです。
以来、何事に対しても不安になる事が増え、自分の今までの行いにも、幸い何もなかったことにも、「あの時、ああしていたら…」等とにかく後悔したり、大好きだった運転までも怖くなり事故したらこの子たちの命、他の人の命を奪いかねない…。とにかくすっかり変わってしまいました。
出産後も気落ちする事が増えました。主人に話してもあまりピンとこないようで、たまらず実母に相談しました。
実母は「子供を持つと、色んなことに神経を使わなきゃいけない。気持ちが今まで通りいかないことは当然。ましてや、この子(長男)は本当にじっとしていられない子だし、1人で抱え込まないの。今までの事だって、何にもなく過ぎて行ったのだから、これからに活かさなきゃ。私だって今でも「あーっ…」って思う事、沢山あるよ。1人で抱え込んでいたら、あんたがダメになっちゃうよ。」と声をかけてくれました。
それから、少しずつ少しずつ、気持ちを落ち着けて行きました。もう1人、授かれたら…。とさえ思えるくらい…。
ですが、実際授かったら、体調は悪く、思うように動かなく、気持ちも不安定です。今度は勇気を出して、主人や両親、義両親を頼っていますが、自分が情けなく、不甲斐なく、またあの時のようになってしまったらどうしよう…。と思うと、何もできなくなってしまいます。
それでも毎日生きている事を、手を合わせ「ありがとうございます」と言うと、少し落ち着いたりしますが、気持ちが辛くなる事が多いです。
子供達のため、周りのため、自分のため、気持ちに落ち着きを取り戻したいです。
少しでも気持ちを大らかにするには、どう心構えしていけばいいでしょうか。
長くまとまりのない文章で申し訳ありません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お母様がりっばなお手本

みんみんさん

年少、年長の男の子の育児をしながら3人目の妊娠で、とても大変な日々だと思います。妊娠中で少しナーバスになっているのかもしれません。

そんなあなたがお母様にご相談したしたときのお母様の回答に私は感動しました。自分の子にはつい感情的になってしまうものです。あなたのお母様のような回答はなかなかできないものです。

わたしなら「あんた2人も子供いるんだから、しっかりしなさい!長男はジッとしていない子だってわかってんだから、ちゃんと見てなくてどうするの!」と喝いれてしまっただろうと思いました。あなたのお母様は立派です。

どんな心構えしていけばいいでしょうか・・・って質問ですが、あなたにはすばらしいお手本があるではないですか。お母様の言う通りです。hasunohaより名回答だと思いますよ。

一人で抱え込まないで いままでのことを活かしながらやっていけばいいでしょう。だれにだって「あーっ・・・」ってっことたくさんあるのです。

みんなに助けを求めて頼っている、いまのあなたのやり方で正解です。それでいいのです。ありがとうございます」って感謝しながら頼りながらやっていく。情けなく不甲斐なく思う気持ちを捨てて、いまのあなたでいいのだと思えば、それで気持ちは落ち着くでしょう。

お母様もご主人も義理のご両親もみんな、あなたを助けたいと思ってます。だってあなたはかわいい子供を3人もを産んでくれるんですから。そんなあなたはみんなの幸せに貢献しているんですよ。

堂々とみんなを頼りながらこれからの出産と子育てをみんなと一緒に楽しんでくださいね。身体に気をつけて。無事にお子さんが生まれますようお祈りさせていただきます。仙如

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お釈迦様の教えと瞑想法は苦悩の多いこの世を生きるための「船」のようなもので...
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質問者からのお礼

仙如さま
ありがとうございます。お礼が遅くなり、申し訳ありません。
おっしゃる通り、母はとても素晴らしい人だと思います。喝を入れられる。と思いながら相談した記憶がありますが、母は自分の子育て中の冷やっとした話や、失敗談を話してくれ、母も沢山悩み、苦しんで来たのだと思いました。

義両親も「何でも言ってね」と言ってくださり、助けてくれます。主人も主人なりに助けてくれます。子供達も私がぐったりしていると「大丈夫だよ」寄り添ってくれます。
子供達にはついイライラして感情的になってしまう事も多いのに、労ってくれ、涙が出ます。
本当に周りの家族に恵まれています。ふ

堂々と頼る。と言う気持ちにはまだなれないですが、支えてくれている皆への、そして今生きていっている事への感謝の気持ちを忘れず、周りに助けてもらいながら、元気な子を産めるよう、過ごしていきたいと思います。ありがとうございました。

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